株式会社アクティブブレインズ | ワードプレステーマTCD

株式会社アクティブブレインズ|平山 喬恵さん・平山 理理さん

革新的なアイデアを子供たちの輝く未来のために

こんにちは、TCDインタビュー編集部です。今回は初の親子インタビュー!
株式会社アクティブブレインズが産み出す「子供たちを夢中にさせるコンテンツ」の開発について、
代表の平山 喬恵(たかえ)さんと事業開発担当の理理(りり)さんにお話をお伺いしました。

「やわらか頭」で子供たちの好奇心を
刺激するコンテンツを創り出す

アクティブブレインズはどのような会社ですか?

ICTを活用した教育事業を展開しています。「楽しく働く」「アクティブに挑戦する」ことが企業風土になっています。変わっていかないと生き残れない時代だと思っているんですね。昔よりプロダクトライフサイクルが短くなっているため、新たなスキルや発想が常に必要です。社員のみんなには「新しいことへ挑戦しよう」「受け身ではなく常に前に進もう」と伝えています。私自身がアクティブで新しいこともどんどん始めちゃうので、周りを置いてきぼりにしがちです(笑)。例えば、既存の事業にビッグデータを取り入れたらどうなるんだろうと、好奇心旺盛に色んなことに触れていくことを会社のポリシーとしてみんなに伝えています。

– 常に楽しくチャレンジする姿勢がブログを見ていても伝わってきます。

教育事業は真面目というか、型にはめないといけない側面もあります。ただ、それ以外の部分では「やわらか頭」にして今までにないものを作り上げていく創造力が大事です。ラテンのような働き方だろうが、本人が心地良ければそれでよく、型にはまることをしない社風です。

– 型にはまらないからこそ、新しいアイデアが生まれるのですね。

そうだと思います。教育はどうしても堅いイメージになりますが、子供たちに「楽しさ」や「好奇心」を芽生えさせることを意識してコンテンツを開発しています。AIAIモンキーデジタル生活ノートといったコンテンツも独自のデザインやキャラクターを使用して、子供たちが楽しめるように工夫をしました。

– 実際に教育現場ではどのような反応がありますか?

デザインを見るなり「これやってみたい!」と勉強の時間なのに楽しそうな子供たちが印象的です。例えば、ロード画面に表示されるキャラクターをクリックすると「ビヨンビヨン」と動くアニメーションを入れていますが、みんな夢中でクリックしていました。このように、子供たちの好奇心を刺激する遊び心を取り入れることを、サービスを提供するうえで大切にしています。

また、キャラクターを使用してコメントを送信できる機能について、「子供たちと密にコミュニケーションが取れるので重宝している」という声をいただいています。

アクティブに人生を楽しみながら
困っている人を助けたい

– 喬恵さんのポジティブなマインドはどのように培われたのでしょうか。

昔から、何事もどうせやるなら楽しい方がいいという考え方です。私自身そこまで意識はしていませんが、「継続は力なり」「何事も楽しむ」がモットーなので、アクティブに楽しくチャレンジを続けているだけです。作る側が楽しければ、使う側にも楽しさが伝わると思っています。

– 理理さんから見て喬恵さんはどのような方ですか?

常にアクティブでポジティブですね。人一倍行動力があり、トラブル時には一人で何週間も現地に留まり、問題を解決したこともありました。また、繁忙期は社員がストレスを抱えがちですが、社長の「大丈夫大丈夫!」というポジティブな一声に何度も救われました。社長として経営をしつつ、トップ営業マンとして誰よりも行動していた姿は、社員の鑑となっています。

プライベートでは、ロックバンドのベースやサーフィンなどアクティブに行動することが好きな母です。今から新しい言語を覚えて、謎の世界遺産巡りをしたいそうです(笑)

– ご自身が率先して動くことで周りを引っ張っているんですね。理理さんは今のように「人の役に立つ仕事」をしようと思ったきっかけはありますか?

人助けが私の人生のテーマなのですが、ハワイ留学時に、インターネット接続にまる1日かかったり、虫だらけのボロボロの物件で高額の家賃を請求されたりと苦労したことが大きいかもしれません。同じ苦労を後輩がしないように、改善点を考え、サポートすることが生きがいになっていました。また、以前、厚生労働省の委託を受けて、「地域若者サポートステーション」という引きこもりやニートといった心に悩みを抱える若者の就労支援を行っていた経験も今に活きています。現在販売しているアプリの提供が軌道に乗ったら、大好きなハワイの留学支援を将来的に行う予定です。ICT教育での経験を活かして、留学分野での教育に携わっていきたいです。

– ハワイ留学が理理さんの人生のターニングポイントなんですね。

そうですね。ハワイ留学での経験により、私の進む道が決まりました。「困っている人を助けたい」という想いで、今は子供たちに向き合っています。会社として最初はパソコン教室、今はアプリ開発というように形は変わっていますが、「新しい知識を知ってほしい」「楽しく学んでほしい」という気持ちは一貫して変わっていません。

ICTで教育現場の問題を解決し
子供たちを笑顔にしたい

– ICT教育にはどのようなメリットがありますか?

ICT教育では、「学習の効率化」「教員の負担軽減」といった様々なメリットがあります。タブレットを授業に活用することで、これまでの板書中心の授業とは違い、画像・動画といった視覚的に理解しやすいコンテンツで、楽しく効率的に学習ができます。教員は電子データを活用することにより、紙媒体での準備と比べると効率的に作業が行えます。

また、従来は積極的に発言をする生徒の意見のみがピックアップされる傾向にありましたが、AIAIモンキーを活用することで一人ひとりが自分の考えを共有できます。これにより、幼少期から多様な意見に触れることで、他の意見を尊重する大切さを学べます。幼少期からタブレット等を扱うことにより、ITリテラシーが身に付くというメリットもあります。

– ICTを活用することで教育が大きく変わりそうですね。

従来の教育とは大きく変わりますね。ただ、私たちは完全にすべてをデジタル化したいわけではなく、従来型教育の良さは残しつつ、ICTを教育の中の一つのツールとして効率よく活用して欲しいと思っています。また、忙しい先生方が直感的に簡単に使えるツールを提供したいと日々研究を重ねています。まだまだ始まったばかりなので、教員間のITリテラシー格差という問題もあり、ICT活用例などの情報共有ができる環境作りが企業に求められています。今後の話になりますが、教員間で情報共有できるコミュニティサイトをTCDテーマで作る予定です。

– それは楽しみですね!コンテンツ制作で大変だったことはありますか?

AIAIモンキーを開発した段階では、まだ数人のグループにタブレット一台という時代でした。今のように現場の環境が変わり、一人一台になった状況に合わせて仕様変更をしなければならないことが苦労した点ですね。弊社コンテンツは現場に合わせて常に改良を重ねて進化しています。

また、収益化に時間が必要という面もあります。問題点のヒアリング→設計→アプリ開発→実証授業→改善というプロセスになるため、収益化に3年程必要になります。大外れで収益化できないこともありますからね。何度も試行錯誤を重ねて、ブラッシュアップしてやっと完成するので、産み出す苦しみはあります。TCDテーマも同じではないでしょうか。ただ、その苦労があるからこそ「楽しさ」や「喜び」があるのだと思います。子供たちが楽しそうに勉強している時の笑顔を見ると、苦労も吹っ飛びますね。

新たなアイデア × TCDテーマ

CUREをご活用いただきありがとうございます!感想をお聞かせください。

CUREデザイン性が高く、レスポンシブ対応やPC・スマホそれぞれの設定が細かく可能なところが非常に魅力的だと思い採用しました。(※1)また、サービス内容を分かりやすく伝えるために、画像・動画が多数表示可能なところも気に入っています。スクロール時の動的な仕組みや、マウスオーバー時のホバー効果など、閲覧者を飽きさせない工夫がされていることも決め手になりました。

その他、EVERYもプログラミング学習教材で活用しています。スクラッチで一から作成した場合、ログイン回りやユーザー管理に手間や費用が掛かるので、デフォルトで会員登録機能があり、セキュリティ面も安心なのは魅力的ですね。

– TCDテーマはどのように役立っていますか?

今まではアイデアを形にするために、スクラッチからサイトを作ったり、デザイナーに依頼したりと手間も費用も掛かっていました。弊社はオフィスのみで店舗が無いため、ホームページが「会社の顔」「入り口」になると思っています。会社の信頼性や認知度向上のために定期的に情報を更新していく中で、外部委託すると保守管理料金がかかりますが、TCDテーマなら直感的に初心者の私でも更新・管理ができるため、とても助かっています。

また、TCDテーマだとキーカラーの変更もワンタッチで、細部の変更も簡単ですよね。スクラッチから作ったサイトの場合、色を変えるのも一苦労でした。今までの苦労がなくなるのは夢のようです。TCDテーマを使い始めてからは、ずっとTCDテーマ一択のヘビーユーザーですよ(笑)。

– たくさんご活用いただけて嬉しいです!最後に今後の目標を教えてください。

これまでの経験から、本人の「好奇心」や「やる気」を引き出し、自分から積極的に取り組めるコンテンツが必要だと思っています。そこで学んだことが将来に結びつくような「きっかけ作り」ができたら良いですね。「やわらか頭」で創り出した新しい発想をTCDテーマで具現化する。TCDテーマを活用して、新たなサービスをどんどん創っていきたいですね。

(※1)現在は、SOLARISをご利用いただいています。

編集後記

明るくアクティブな喬恵さんとしっかり者の理理さんという名コンビのお二人にお話をお伺いしました。お二人とも、困っている人を放っておけないという優しさと明確なビジョンを持っており、お互いにリスペクトしあっていることが伝わってきました。教育という難しいテーマに挑むチャレンジ精神でこれからも新たなコンテンツをたくさん創り出してください!

株式会社アクティブブレインズ

https://active-brains.co.jp/

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