xxx (エイジィ) 株式会社 | ワードプレステーマTCD

xxx (エイジィ) 株式会社|大稔 裕久さん

社会問題に向き合い新たな時代づくりに挑戦する

こんにちは、TCDインタビュー編集部です。
今回は、M&A仲介から宿泊SaaSやリノベーション、LGBT婚活まで幅広い事業を展開されている
xxx (エイジィ) 株式会社の大稔さんにTCDテーマをご採用いただいた理由や使用した感想などをお伺いしました。

前例にとらわれず業界を変えていく

– まず、xxx (エイジィ) 株式会社さまの社名の由来を教えてください。

xは未知なものの象徴として、常識や前例にとらわれず、常にチャレンジしていくという姿勢を表しています。私たちは様々な事業に領域を問わず参入しており、業界の変数のような存在になりたいと思っています。

様々な社会問題をきっかけにした事業を創造しており、特定の領域のみを突き詰めていくのではなく、私たちが解決できる課題であればAからZまで積極的に参入していきたいという意味を込めています。読み方は当て字ですが、AとZを合わせてエイジィと読みます。

– 愛称制度など面白い社内制度がありますね。

入社するときの命名式が恒例行事となっています。名前はその人を語るうえで大事なアイデンティティですが、その人のこういう所に期待していて、このように成長していってほしいという願いを込めて当社代表が一人ひとりの愛称を決めています。

ちなみに私の愛称は「わんちゃん」です。私は新卒第一号だったので一人目ということにかけて「わん」。また、入社時はまだ何も事業が決まっておらず、事業を一から作っていってもらいたいという意味の「わん」から「わんちゃん」になりました。

– 大稔さんはどのような経緯で入社されたのですか?

ちょうど、就職活動のタイミングと創業のタイミングが一緒で、エージェントから「3日くらい前に会社を作った面白い社長がいるから会ってみないか」というお話をいただいていました。その後、創業から一ヶ月後くらいのタイミングで初めて代表の高田に会ったのですが、その時点ではオフィスも事業も決まってはいませんでした。これからどう事業を拡大していくか等の話を聞き、魅力を感じ入社しました。

入社からは、不動産事業や記事などのコンテンツ作成、顧客対応など様々なことに取り組みました。創業から3年目くらいまではメンバー皆が全ての事業に携わるような形でしたが、事業が拡大するにつれ、専任の事業部が必要ということになり、各メンバーが各事業部に割り振られるような形になりました。現在、私はITに特化したM&A仲介サービスの事業リーダーを務めております。

リーダーとして数字だけを追い求めるのではなく、私たちが携わることでどう良くしていけるのか、しっかりとお客様の状況を把握し抱えている課題を解決することに注力しています。

領域を問わず未来を創る

– M&Aをはじめ、宿泊SaaSやリノベーション、婚活と幅広い領域に参入されていますね。

はい、現在4つの領域で事業を展開しています。どれもほとんどが未経験から事業を創って拡大させているのが当社の特徴です。新たに事業を創れるという所が強みだと思います。新規事業を創り続けるとともに既存の事業を伸ばしきる。この両方に注力しております。時代の変化を加速させるサービスを作っていくということが一貫する考えです。

一つずつご紹介させていただきます。

まず、宿泊SaaS領域
SaaSとはSoftware as a Serviceの略でクラウドにあるソフトウェアを利用できるサービスです。非対面のチェックインシステムやPMSというホテルマネージメントシステム等を提供しております。

宿泊業界はITが浸透していない業界で、昔の業務システムを使っているところもまだまだ多いです。直感的に操作ができるなど、UI(ユーザーインターフェイス)やUX(ユーザーエクスペリエンス)にあったビジネスのデザインを進めております。

また、昨今のコロナの影響で宿泊業界では感染対策が必須となっております。非対面でのチェックイン/アウトや決済ができるサービスや、非接触でスムーズなご案内ができるサービスをご提供しておりますので、多くのお問い合わせをいただいています。現在、全国展開されているホテルや地場の旅館などで既存システムからの乗り換えや新規導入を進めている状況です。

次に、IT専門のM&A仲介領域

M&A業界全体が対象ではなく、IT業界に特化したM&A仲介を行っております。M&Aは全業界全業種で行われていますが、ITのM&Aは歴史が浅くM&AのノウハウがまだIT業界では未整備の状態です。IT専門で仲介できる会社が日本ではまだまだ少ないので、その専門性を追求したのがこの事業です。

事業の承継は社会課題となっており、今までは創業者が引退するときに引き継ぐようなマラソン型が一般的でした。これからは駅伝型。例えば、創業から立ち上げまでが得意な会社は1区間のみ走って、2区で事業の拡大が得意な会社にバトンを渡していくというように、事業や会社の流動性を高める流れがIT業界を中心に活発になっていきます。その時のエコシステムも一緒に作っていければと思います。

IT業界にITの専門知識を持ったM&Aのコンサルタントが少ないので、その会社の事業環境や技術を理解したうえで、一番適切なところにおつなぎできるのが当社の強みです。

続いて、不動産リノベーション領域

今の日本では人口が減少しているにもかかわらず、新築物件が増えており、中古物件はどんどん競争力が下がっているのが現状です。そのような物件のリノベーションを行うことにより競争力が戻り、再流通の市場にのることで購入者や入居者につながっていきます。

リノベーションには高額な費用がかかるため、手を出しにくいというイメージがあると思いますが、いかにリーズナブルでクオリティが高いオシャレな物件を施工できるかを追求しております。日本では金太郎飴のような似たような物件が多く、どの物件に住んでも同じという印象を受けますが、実はそのような物件を作るのもオシャレな物件を作るのも施工費はそれほど変わらないのです。それであれば、オリジナルのオシャレな物件を施工したほうが、お客様に喜んでいただけると考えております。家を購入するのは一生に一度だったりするので、ご満足いただける物件をご提供していきたいです。

最後に、LGBT婚活領域

現在、先進国を中心に30カ国くらいで同性婚が可能ですが、日本ではまだ同性婚は認められていません。ただ、同性婚訴訟などもあり、変化のタイミングを迎えています。メディアではセクシャルマイノリティの方が取り上げられる機会が増えたものの、それに関する理解が進んでいない状況です。

異性愛者の出会いの場はマッチングアプリや結婚相談所、合コンなど様々ありますが、セクシャルマイノリティ向けの出会いの場が全然なく、足りていないのが現状です。異性愛者と同じように生涯のパートナーを見つけたいLGBTの方も多いので、しっかりと最適な機会をご提供できるように場を作りたいというところから始まった事業です。

当社ではオンラインマッチングアプリやオフラインの結婚相談所を運営しており、事業やサービスで国や行政を動かしていきたいという気持ちが根本にあります。創業から思い入れのあるサービスとして現在も取り組んでおります。

– 新規に事業を計画されるときに重視していることはどのようなことですか?

当社での事業選定のポイント3つあります。

まず、社会性。世の中の社会問題をいかに解決できるのか。私たちが参入するからこそ変えられる業界で、社会課題となっていることを解決するビジネスに取り組みたいと思っております。 

次に、新規性。既に誰かがやっている領域を2番手3番手としてやりに行くというよりは、誰もやっていない私たちが全く新しい取り組みとしてやっていけるような事業や業界に対して事業を作っていく。新しい行動様式を創れるのかを重視しています。

最後に、成長性。今はニッチだけれども今後3年5年の中で大きく市場が伸びて行くか。大きい市場の中の小さいシェアを取っていくのではなく、今は小さいけれども今後大きくなりそうなマーケットに対してニッチな段階でシェアを拡大し、マーケットが大きくなればシェアの分私たちも大きくなっていけるよねという事業戦略です。

全ての事業で攻守のバランスの取れた運営を心掛けており、競合他社がいても新しい切り口で攻めていけるか、差別化を図っていけるかを意識しています。

TCDテーマで事業のスピードを上げ、
時代を変えるチャレンジを続けていきたい

– 多数の事業のウェブサイトにTCDテーマをご活用いただいていますね。

TCDテーマは業界内では有名で、当社のデザイナーがもともとTCDテーマが好きで使っていたこともあり、活用させていただいています。コーポレートサイトでは「SOLARIS」を使用しています。

私たちはIT事業をやっているIT企業という認識なのですが、様々な事業をやっているのでIT企業というイメージを持たれないこともありました。デモサイトを見てイメージにピッタリでしたし、IT感を伝えられるかなと思い採用いたしました。事業内容ページなどで私たちのサービスをしっかりとお客様に伝えられるのが気に入っているポイントです。

その他、
「ホテルスマート」「ANTHEM」
「りのふる」「りのふるポートフォリオ」「MONOLITH」
「ABCチェックイン」「GARAGE(ガレージ)」「ブリッジラウンジ」「Switch」
「ブリッジラウンジのブログ」「Bloom」
というように多数の事業でTCDテーマを活用させていただいています。

– 各サイトは事業担当者の方が管理しているのでしょうか。

サイト制作はデザイナーやエンジニアなどの制作チームで行っていますが、リリース後の更新やコンテンツ作成などは現場の担当者が行っています。投稿フォームが直感的で分かりやすく、ちょっとここの文言を変えたいとなった時に営業担当や窓口担当など専門的な知識がないメンバーでも更新ができることが一番のポイントです。簡単に作業ができるので助かっています。

テーマによってはトップページの配置の並び替えも簡単にできるので、ちょっとした変更であればエンジニアに依頼する必要もありません。TCDテーマのいいところは既に洗練されているので、適切なテキストと画像をうまく組み合わせることでオシャレなサイトが出来上がることです。最初から特にカスタマイズをしなくてもリリースできるくらいのクオリティなので。

また、1からサービスサイトを作ると時間もコストもかかりますが、TCDテーマを使うことでサイト制作の時短ができ、より早く事業がスタートできます。私たちのようなベンチャー企業にとって、事業のスピード感はとても大事です。圧倒的に早くサイト制作ができることは大きなメリットです。私たちの事業とマッチするところがありますね。

– 最後に、今後の目標を教えてください。

複数の事業をやっていますが、全部の事業でしっかりと業界No.1を達成していくことを目指しています。サービスのクオリティを上げ、顧客を増やし、私たち自身が提供できることをどんどん増やしていきたいです。

私たちのサービスで「業界を変えた、時代を変えた」と言っていただけるように、ベンチャーだからこそのチャレンジ精神を忘れずに全ての事業に全力で取り組んでいきたいです。

編集後記

社会問題の解決という強い信念とチャレンジ精神をもとに、様々な事業を展開されているエイジィ株式会社さまにお話をお伺いしました。全ての領域で増収を達成されており、新卒採用も積極的に行われているなど、今まさに規模が拡大しているという勢いを感じることができました。今後もぜひTCDテーマを活用いただき、事業を拡大して時代を変えていってください!

xxx (エイジィ) 株式会社

https://xxxaz.jp/

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