スリームデザイン 小笠原広記 | ワードプレステーマTCD

スリームデザイン|小笠原広記さん

私が惚れたのはマーケティングに裏打ちされたデザイン

こんにちは!TCDインタビュー編集部です。今回は、第2回目のインタビュー訪問です!
ブログを使って情報を発信しながら、デザインやコンサルティングなど精力的に活動されているスリームデザインの小笠原広記さんに突撃インタビューです。「好きなことをやって生きていく」をブログによって実現されている小笠原さんにその秘訣を伺いました。

– 自己紹介をお願いします。

スリームデザインというブログを運営している小笠原広記と申します。現在私は、通販サイトのコンテンツマーケティングをしたり、JVでコピーライティングやランディングページのデザインをしたり、起業家や個人の方にブログの有効的な使い方を教える活動をしています。

– 小笠原さんはどういう経緯でスリームデザインを始めたんですか?

ブログを始める前にアフィリエイトをやっていたのですが、アフィリエイトを始めてからすぐに成果を出すことができて「インターネットビジネスって思ってたより簡単なんだな」と思った矢先に、ほとんど報酬がゼロになってしまったんです。たぶん調子づいてしまったんでしょうね。
ただ、アフィリエイトを経験したことで自然とWEBデザインのスキルやSEOの知識も身についていたので、儲けるためだけにサイトを量産するのではなく、”自分の得意なこと”や”自分が好きなこと”を記事にしたほうが楽しいだろうし、どんどんブログで情報発信していけばアクセスは集められると確信できていたのでスリームデザインを始めました。

– 「報酬ゼロ」がきっかけで、好きなことをやって生きていくスタイルになっていったわけですね。

はい、そうですね。アフィリエイト報酬が無くなってしまったときは正直厳しかったですが、好きでもない商品を売っていることに違和感を感じていたので、ある意味「報酬ゼロ」になって吹っ切れました。やっぱり自分の好きなことであれば情熱を注ぎ込めるので、ブログを始めたばかりでなかなかアクセスが集まらない状態のときでも、ずっと継続することができました。

– ブログを初めてよかったことはありますか?

たくさんありますが、やっぱり1番は想像もしていなかったような”新しい出会い”があったことです。日々情報発信していくことで、スリームデザインを多くの人に知ってもらえて、出版社の方や業界トップの起業家の方に出会うことができたり、全国にブロガー仲間ができたりですね。もしブログを始めていなかったら今何をやっていたのか想像することもできません。

ブログは自分を知ってもらうために欠かせない
最強のブランディングツール

– ブログによって、出会いがあり環境がガラリと変わった。名刺以上に名刺ですね。

そうなんです。ブログって「名刺以上に名刺」ですよね。「履歴書以上に履歴書」っていうか、表面的な経歴だけではなくて、ブログの記事を読めばそれを書いている人の知識レベルや技術だけではなくて、どんな想いで書いているのか?とか、どんな価値観を持っているのか?とか、その人の仕事に対する姿勢、人に対する接し方とか?良い意味でも悪い意味でもテキストや雰囲気から伝わってしまうので、嘘が通用しないですよね。
もちろん、嘘が通用しないってことは考え方や価値観の合わない人は離れていきますが、共感してくれる人は集まってきてくれるので、単純に広告収益を増やすだけではなくて、個性的な人と出会うことができたり、名刺や履歴書だけでは繋がることができないような新しい仕事仲間ができたりして、ビジネスチャンスが大きく広がります。なので、私にとってブログは自分のことを知ってもらうために欠かせない最強のブランディングツールだと思っています。

– 収益よりブランディングを優先してブログを活用されているんですね。

はい、ブランディングというとなんだか大げさな表現ですが、自分の活動や能力を多くの人に知ってもらうためのツールとしてブログを活用しています。
というのも、私がフリーランスのデザイナーをやっていた頃は、仕事を取るためにマッチングサイトとか使っていて、1つのヘッダーをデザインして3000円とか、1つのバナーを作って500円とか超低単価の仕事でも受けていたのですが・・
ブログを通して自分のことを知ってもらうことができるようになると、条件のよい高単価の仕事だけを選ぶことができたり、魅力的なプロジェクトの提案を受けるようになったりするので、デザイナーとかプログラマーとか、作家、動画編集者とか個人で活動している人にとってブログはブランディングツールとして最強だと思っています。

– セルフブランディングのコツがあれば教えてください

やっぱり1番は、自分がその時に持っている知識やスキルを惜しみなく出していって、それを読む人に役立つようなコンテンツを増やしていくことだと思います。それがブログのアクセスアップに繋がります。それと、ブログは運営している人の中身がそのまま映し出されるものだと思っているので、他人からどう思われるか?をあまり気にしすぎずに、自分の考え方や想い、センスを思いっきり表現していきたいですね。個性的なブログはシェアされやすかったりファンも増えていくので、私はコンテンツと同じくらい”デザイン”も重要だと感じています。
なので、ブログをブランディングツールとして使うためには、コンテンツを充実させることはもちろん、”自分の個性を表現できるようなデザインのテーマを選ぶこと”がポイントだと思っています。なので私はTCDさん一択なんです(笑)。

機能が効果的に機能するためのデザインは
世界でもTCDテーマだけ

– 小笠原さんは最初からTCDテーマを使っていたのでしょうか?

はい、昔はアメブロなども少しやっていたことがありましたが、WordPressでブログを運営しようと思ったときに、とにかくデザイン性の高いテーマを探していたのですが、その時に出会ったのがデザインプラスさんのTCDテーマで、当時【Blogpress】を見て直感で「これしかないっ!」と思いました。はい、直感でしたね。その後は、TCDシリーズのいろいいろなテーマを使わせていただいてますが、スリームデザインでは【MAG】を経由して今は【Bloom】を使っています。

– Bloomを選んだ理由は何ですか?

TCDテーマは日本でもダントツでクオリティーの高いデザインですが、私がTCDテーマに惚れているのは「機能が機能として機能しうるマーケティングに裏打ちされたハイクオリティーなデザイン性」になっているからです。
例えば、Bloomであれば記事ごとにview数が表示できて、サイドバーに人気記事のランキングが表示できる機能がありますが、view数が表示できると読者の方にアピールできますし、人気記事を読んでもらうきっかけができる。そのためには読者の視線を自然と誘導するようなレイアウトやデザインが必要になりますし、ネイティブ広告機能もブログのデザインを壊さずにナチュラルに広告を表示することが重要ですが・・
そういった”ブログを運営する目的から逆算”した必要な機能と、その機能が効果的に機能するためのデザインが施されているというのは、今のところ日本だけではなく世界でもTCDテーマしか実現できていないと感じてます。その他にも、メールマガジン登録用のCTAとか、すいません。ちょっといっぱいありすぎるのでこれは「Bloomのページ」を見てもらったほうがよさそうですね。

– Bloomはどんな方におすすめできますか?

Bloomのデモサイトは女性向けのデザインになってますが、男女問わず個人で活動しているブロガーやアクセスの多いメガブログを運営している人に最適ですし、フリーランスデザイナーやクリエイターなどのブランディング用ブログとしても使えますね。
あと、飲食店や料理のレシピを公開するキュレーションサイトとか、スポーツや旅行などの情報メディア、最近なら暗号通貨とかブロックチェーンの技術を公開するブログとかにもおすすめしたいです。とにかくアクセスやPVをアップさせたり、広告収益化するための機能が満載なので、「1つのジャンルに特化したメディア」や「個性的なブログを作りたい人」に使ってもらいたいですね。

– 最後に今後の展望をお聞かせください。

「好きなことをやって生きていく」みたいなフレーズって、まだまだ一般的には受け入れられていない部分もありますし、実際に簡単なことではないですが・・
そういった一般的な常識に縛らない”個性的な人”が増えていったら、今よりももっと楽しい世の中になっていくと思っているので、自分の得意分野を伸ばしながら、それを必要とする人同士が繋がって仕事をするようなコミュニティーを広げていきたいと思っています。

編集後記

2013年にリリースされたBlogpressからMAG、Bloomと長期間に亘ってTCDを使って頂いているだけあって、TCDに対する深い考察が聞けた貴重なインタビューでした。
また、ブログを基盤としながらビジネスを展開している何物にも因われない小笠原さんのシンプルライフの秘訣も聞けて楽しかったです。ブログをしっかり作り込むことで、生き方の選択肢も広がるのだということがわかりました。

スリームデザイン

https://threem-design.com

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