– 自己紹介をお願いします
大阪で株式会社ARIAを経営している荒井と申します。主要事業として、自習室にコミュニティ要素を加えた「勉強カフェ」を梅田、本町にて運営を行っています。
– 荒井さんはどういう経緯で勉強カフェを始められたのでしょうか
もともと、製薬会社で営業をしており、完全なる文系で薬剤知識がなく、勉強するための場所としてカフェを使っている時期がありました。その時に、周りを見渡すと同じように勉強している人がいる。もしかして、勉強できるカフェを作れば、同じように場所に困っている人を救えるんじゃないか、と思い立ったのがきっかけでした。さらに、そこに通う向上心の高い人同士が知り合うきっかけがあったらより面白いだろうな、と今実際に行っていることを想定して、起業をしようとしました。
色々調べていると、全く同じ想いで既に立ち上げている人がいて、それが現在株式会社ブックマークスの山村さんという人だったんです。たまらず、メンバーに加えさせてください!と飛んで行きました。
そこから、東京で一緒にメンバーとして運営をさせてもらい、経験を積み、2014年には独立して大阪での勉強カフェを行うために会社を立ち上げた。というのがはじまりです。
– 「勉強カフェ」というサービスの特徴を教えてください
従来の自習室は、机と椅子があり、無音という前提がありました。しかし、勉強カフェはあえて音楽を流し、リラックスしたカフェムードで集中して勉強を行うことができます。そこに集うのはほとんどが社会人ですが、その中でのコミュニティづくりを支援しています。定期的な交流会を通じて、勉強仲間と知り合うきっかけがあったり、勉強会を開催するなど、学んだことをアウトプットする機会があります。
快適な勉強環境は大前提で、学びを大切にする大人たちが、たくさんの同じ志を持つ大人と触れ合えるための場所です。