2016/11/10 記事を更新しました

スマホで撮った写真や動画をPCに送ったり、PC内のデータファイルをスマホで閲覧したい時に、一般的に「Dropbox」や「Googleドライブ」といったオンラインストレージやGmailなどで送信して共有するケースが多いと思います。ただ、ファイル数が多かったりすると、手間がかかります。

そこでおすすめなのが、「Send Anywhere」です。このサービスは会員登録不要(キー入力かQRコード)で、一括でデバイス間のファイルのやり取りができます。

「Send Anywhere」の特徴

send
「Send Anywhere」の特徴は、送信側端末も受信側端末も会員登録やログインなどは必要なく、とにかく手軽に素早くファイル転送ができること。一括のファイル転送が即座に可能なので、ファイル共有のハードルがぐっと下がります。職場の仲間などとアプリを共有しておくと、次回から素早くファイル転送ができるようになるでしょう。

  • 会員登録不要で、即座にファイルの転送が可能
  • PC、タブレット、スマホなどのあらゆるデバイスで共有可能
  • 一括でファイルを選択できる
  • ダウンロード方法はパスワードかQRコード

Send Anywhere

スマホ→PCにファイルを転送する場合

送信側設定

まずはスマホに「Send Anywhere」のアプリケーションをダウンロードしてください。画像はApp STOREの場合になります。

send06

App STOREはこちら
GooglePlayはこちら

アプリケーションを起動すると下記のような画面が表示されます。スマホから送信する場合は送信ボタンを押して下さい。
send07

写真へのアクセスが求められますので、許可してください。
send08

続いて、送信したい画像ファイルを選択してください。
send09

「次へ」を押すと下記のような6桁のキーが表示されます。このキーの有効期限は10分ですのでご注意ください。
send10

受信側設定

つづいて受信側の設定を行います。Send Anywhereのサイトへログインしてください。
send01

6桁のキーというところに先ほどのキーを入力し、「受信」をクリックしてください。
send03

クリックすると、下記のファイル名で画像や動画ファイルがダウンロードされます。
Send Anywhere (ダウンロードの日付).zip

以上で送信が完了します。

大容量のファイル転送する場合、通信制限や通信料がかかる可能性がありますのでWifi環境などに接続の上ご使用下さい。

PC→スマホにファイルを転送する場合

『Send Anywhere』では、パソコンの画像や動画をスマホへ転送することも可能です。

送信側設定

まずは先ほどと同様にPCサイトを開いてください。
send01

ファイルを追加ボタンを押し、送信したい画像を選択します。ファイルは1GBまで送信することが可能です。ファイルを選択すると下記の画面が表示されますので、「送信」ボタンを押して下さい。
send12

6桁のキーが発行されますのでこれを受信側に伝えます。
send13

受信側設定

スマホアプリの受信ボタンを選択してください。
send07

そうすると、6桁のキーを入力できますので、下記のようにキーを入力ください。
send10

ファイルの転送が完了すると下記の画面のように表示され画像が転送されます。
send11

共有リンクの作成

ちなみに、この6桁のキーは10分を経過すると有効期限が切れてしまいます。しかし、共有リンク機能を使用すると48時間までリンクを共有できるようになります。キーを生成した際に、『LINE』『メール』『ショートメッセージ』などのアイコンが表示されると思いますが、それをタップするとファイルをダウンロードするための共有リンクを生成することができます。有効期限内であれば、URLを知っている方なら誰でもファイルを受け取ることができますので、複数の人にファイルを送りたい場合はとても役に立ちます。

まとめ

以上で「Send Anywhere」の紹介を終了します。このアプリを使う事で写真や動画素材を簡単にPCに送る事ができ、サイト作成の作業効率が格段にあがります。非常に便利なアプリケーションですので活用してみてください。また写真素材や動画素材の無料サイトも紹介しておりますので、ご参考ください。

サイトにインパンクトを与えるフリーの動画素材サイト20選

フリーで商用可能なセンスの良い写真素材サイト「フォトマルシェ」

パッと選べて便利なクオリティの高いフリーの写真素材サイトまとめ