「ブックマークをバックアップしたい」
「ブックマークを別のブラウザに移行したい」

こういったシーンってたまにありますよね。ブックマークが大量で、普段から活用している方にとっては大事な作業です。何らかのトラブルですべてのブックマークが消えてしまうとかなりショックですよね。

というわけで、今回はChromeのブックマークをエクスポート(バックアップ)する方法をご紹介いたします。

Chromeのブックマークをエクスポート(バックアップ)する方法

Chromeの標準機能「ブックマークマネージャ」を使ってかんたんにブックマークをエクスポート可能です。ブックマークのデータを丸ごとファイル化して出力するので、バックアップとしてもご活用いただけます。

画面右上の「⁝」をクリックして、ブックマーク内にある「ブックマークマネージャ」を起動します。

ブックマークマネージャ

ブックマークマネージャを開くと下記のような画面が開き、あなたのブックマークが一覧で表示されます。

ブックマークマネージャ開いた例

ここでブックマークの名前の変更・削除も可能ですが、丸ごとエクスポートする場合は上記画面の右上の「⁝」をクリックします。

ブックマークのエクスポート箇所

「ブックマークをエクスポート」をクリックすれば、html形式で任意の場所に出力されます。ここまででブックマークのエクスポートは完了です。

エクスポートが済んだら、いつでも復元できるので、すべてのブックマークを削除して動作検証を行うなどといったことも可能になります(Chromeの動作が重たい場合など)。

Chromeのブックマークをインポート(復元)する方法

先ほどエクスポートしたブックマークのファイルをインポート(復元)する方法をご紹介いたします。もちろん外部のハードディスクに保存しておいてもいいですし、対応していれば他のブラウザに適用することも可能です。

エクスポート時と同じく、Chromeの画面右上の「⁝」をクリックして、「ブックマークと設定をインポート」をクリックします。

ブックマークのインポート箇所

デフォルトでは下記のように「Mozilla Firefox」からインポートするようになっています。

デフォルトのインポート設定

今回は、先ほどエクスポートしたhtml形式のファイルをインポートするため、選択肢から「HTMLファイルをブックマークに登録」をクリックします。

HTMLファイルをインポートする設定

上記のように「ファイルを選択する」ボタンが出てくるので、ここからhtmlファイルを選択すればインポート完了です。

インポート完了画面

筆者の場合、ブックマークが大量で複数のフォルダに分けておりましたが、上記のようにブックマークバーも瞬時に復元されました。

まとめ

Chromeの標準機能のみでかんたんにブックマークのエクスポート、インポートが可能です。

増えすぎたブックマークは、Chromeの動作を重たくする原因になることもあるので、定期的に見直すのがオススメです。今回ご紹介したブックマークマネージャで管理したり、バックアップとして念のためエクスポートしておくのもアリですね。