「今だけ20%OFF」や「初回限定、先着100名様限定」など。ネットショッピングをしているとクーポンをよく見かけますよね。ネットショップのほか、フードデリバリーなどのサービスでも見かけることが多いと思います。クーポンコードを入れて、お得に買い物できるあれです。

ネットショップをつくれるWooCommerceにも、独自のクーポンを発行できる機能が搭載されています。一般的なクーポンから、送料が無料になるものほか、利用制限(期間や数)を指定したり、一定の購入金額以上から使えるようになるクーポンなどもかんたんに発行できます。

当記事で、WooCommerceでクーポンを設定する方法を解説いたします。

クーポンの設定方法

WooCommerceプラグインが有効化されていることが前提ですので、初期設定がお済みで無い場合は、下記記事を参考にご覧ください。

クーポンを設定する際は、はじめにダッシュボード左メニュー【設定】→【一般】で「クーポンコードの使用を有効化」にチェックが入っていることをご確認ください。デフォルトではチェックが入っていますが、ここからチェックが外れている場合、クーポンを設定できません。

クーポン_有効化

クーポンの詳細な設定は、ダッシュボード左メニュー「マーケティング」>「クーポン」から行います。「クーポンを追加」から編集画面を開きます。

クーポンを追加

以下のような画面が開くので、ここでクーポンの詳細な設定を行います。番号順に解説いたします。

クーポンの新規追加

クーポンコード

この部分が、お客様がカートで入力するクーポンコードになります。任意のコードを設定することもできますし、入力欄下の「クーポンコード」をクリックで自動生成も可能です。

詳細説明(オプション)

この部分は、お客様には表示されない管理・確認用のメモとなります。「初回限定1,000円OFF」など、管理者がわかるような説明書きを入れておくといいでしょう。

クーポンデータ

「一般」「利用制限」「使用数制限」でクーポンの内容を設定していきます。

一般

まずは、一般タブ内の項目を上から順に解説いたします。

クーポンデータ_一般

割引の種類、クーポン額

「割引の種類」から内容を選択し、「クーポン額」にパーセンテージや金額など任意の数値を入力します。

「クーポン額」には¥マークや%の記号、カンマは不要です。数値のみを入力してください。

割引の種類 詳細
割引率 カートの総額からパーセンテ―ジ(%)で割引します。
クーポン額に「10」と入力した場合、カートの総額から10%引きとなります。そのため、カートに1,000円のTシャツが5枚入っていた場合、5,000円(1,000円×5)の10%オフで支払いは4,500円となります。
お買い物カゴごとに割引 カートの総額から設定した金額が差し引かれます。
クーポン額に「1000」と入力した場合、カートの総額から1000円引きとなります。そのため、カートに1,000円のTシャツが5枚入っていた場合、5,000円(1,000円×5)から1,000円引きで支払いは4,000円となります。
商品毎に割引 カートに入っている各商品ごとに設定した金額が差し引かれます。
クーポン額に「500」と入力した場合、カートに入っている各商品が500円引きとなります。そのため、1,000円のTシャツが5枚入っていた場合、Tシャツ1枚ごとに500円引きとなるため、(1,000円-500円)×5で支払いは2,500円となります。
送料無料

チェックを入れるとクーポンに送料無料の特典を追加できます。

送料無料特典を追加するには、ダッシュボード左メニュー【WooCommerce】→【設定】→【配送】→「配送地域」で送料無料用の設定を追加する必要がございます。

配送地域_送料無料

「送料無料」を選択し、配送方法を追加してください。

送料無料_編集

送料無料_設定

タイトルにマウスオーバーで表示される「編集」をクリックし、「タイトル」(わかりやすい名前に変更してください)、「送料無料になる必要条件」を設定します。送料無料特典を追加したい場合は、「有効な送料無料クーポン」を選択しておけばOKです。ここで「無料になる最低注文金額」などを選ぶと、一定の金額以上で送料無料になるようにも設定いただけます。

クーポンの有効期限

お好みで期限切れとなる日付を入力することで、期間限定のクーポンとして運用いただけます。

利用制限

クーポンの使用に制限をつける場合の設定項目です。最低購入金額や利用上限額、併用不可などの設定を行います。

クーポン_利用制限

  • 最小額:クーポンが使用可能となる最低金額を設定します。
  • 利用上限額:カートの総額がこの設定金額を超えた場合、クーポンを使用できなくなります。
  • 併用不可:チェックを入れると、すでに別のクーポンを利用している場合、このクーポンを併用できなくなります。
  • セール品を除外する:チェックを入れると、セール価格の商品にはクーポンが適用されません。
  • 商品:クーポンが適用される商品を設定します。
  • 商品を除外:クーポンの対象外となる商品を設定します。
  • 商品カテゴリー:クーポンが適用されるカテゴリーを設定します。
  • カテゴリーを除外:クーポンの対象外となるカテゴリーを設定します。
  • 許可されるメール:特定のお客様にのみクーポンの利用を許可したい場合、そのお客様のメールアドレスを入力します。

この設定項目でかなり詳細にクーポンの利用条件を設定いただけます。セール品がさらに安くなってしまうことを防止する等の役割をもつ重要な設定項目ですので、念入りにチェックしておきましょう。

使用数制限

クーポンの使用数を制限したい場合の設定欄です。例えば、「先着100名様限定!」クーポンなどとして運用いただけます。

クーポン_使用数制限

  • クーポン毎の利用制限数:クーポンの利用回数を制限します。例えば「100」とした場合、利用された回数が100回に到達すると、このクーポンを利用できなくなります(すべてのお客様が対象です)。
  • X商品に利用を制限:クーポンが適用される商品数の上限を設定します。「5」とした場合、カートに商品が10個入っていても、クーポンが適用されるのは5個までとなります。
  • ユーザー毎の利用数制限:ユーザー1人に対してクーポンが使用できる上限を設定します。「1」とした場合、このクーポンはお一人様1回限りの利用となります(初回限定ど)。

ここまででクーポンの設定は完了です。

クーポンの動作を確認しよう

クーポンの設定が済んだら、通常の記事と同様に「公開」をクリックします。最後にカート画面でコードを入力して正常に動作するか確認しておきましょう。

クーポンコードのコピー箇所

クーポンの編集画面で、上記赤枠のクーポンコードの箇所をコピーしておきます。

クーポン適用テスト

参照:ネットショップがつくれるWordPressテーマ「Ankle

カートに商品を入れて合計金額を確認した後、クーポンコード部分にペーストして適用します。上記はお買い物カゴごとに適用される1,000円offクーポンのサンプルですが、合計金額が20,000円から19,000円に変わっていることが確認できます。

正常にクーポンが適用されていますので、問題無しというわけです。ここで「商品毎に割引」に設定されていると、上記の例の場合、商品が3点あるので合計金額が17,000円となります。クーポンの動作確認は、クレームや売上にも関係してくるので、必ずチェックしておくのが無難です。

まとめ

WooCommerceでクーポンを設定する方法について解説いたしました。

一般的な割引クーポンのほか、先着限定や期間限定クーポンも設定いただけます。商品ごとに割り引くのか、カートごとに割り引くのか、特定の商品のみに適用できるクーポンもかんたんに作成可能です。

ネットショップを開設したばかりの頃は、ユーザー毎の利用数制限をかけて初回限定のクーポンなどを発行するのもアリですね。クーポンをうまく活用して、ぜひあなたのネットショップを盛り上げてください。

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第1回 :WooCommerceとは?
第2回 :インストール
第3回 :基本設定
第4回 :商品登録
第5回 :クーポンの設定(当記事)
第6回 :おすすめの決済サービス
第7回 :Stripeの導入
第8回 :PayPalの導入