このサイト…ASPのアフィリエイトリンクではなく、独自URLの短縮URLをリンクとして使っているんだけど、あれはどうやっているんだろう?思ったことはありませんか?自前のドメインで短縮URLを発行することができるサービスもあるのですがコストとの相談になってしまいます。当記事では自分のドメインを使って短縮URLを発行することを簡単に可能にするWordPressプラグインをみつけましたのでご紹介します。大量のアクセスがある場合はサーバーの機能次第で負荷が掛かってしまう可能性がありますが、小~中規模のサイト運営の場合は問題なく運用できると思います。

Pretty Linkのインストール

Pretty Link

管理画面からのインストール

  1. 管理画面 プラグイン > 新規追加
  2. 検索窓に「Pretty Link」と入力
  3. 今すぐインストールをクリック
  4. 有効化をクリック

検索結果での表示例

Pretty Linkは、WebサイトのあらゆるURLを短縮し、分かりやすい文字列に変換するだけでなく、クリック数を管理したりできるWordPressのプラグインです。

アフィリエイトリンクを直接貼ると、URLにアフィリエイトのURLになるので、クリック率や成約率が下がるといわれています。「Pretty Link」プラグインを使うことで、あなたのサイトのドメイン内にリンクを作成しリダイレクトすることができるようになりますので、URLの見た目が良くなります。Pretty LinksはWordPress内に短縮URLを作成しリダイレクトを設定できるプラグインです。このプラグインの良いところは設置したWordPress以外の場所であってもその発行したリンクを使うことができるところにあります。つまり、Twitterや外部サイト、メルマガなどでもあなたのドメインで生成した短縮URLを使うことができるのです。


例えば、リンク設定のあるバナーの上にマウスをおくと、通常はaタグに指定したリンク、アフィリエイトリンクであればASPから配布されたリンクが表示されてしまいます。
Pretty Linksを使うことで、遷移先URLは同じなのに、(あなたのドメイン)/xxxx(好みの半角英数字)として表示させることができるようになります。ぜひ、あなたのサイトに取り入れてみてください。

Pretty Links導入のメリット

  • 無料で十分使える機能が用意されている(有料プランあり)
  • あなたのドメインを元に好みのURLを作成することができます
  • クリック解析ができる(クリック日時、IPアドレス、リファラーetc…)
  • リダイレクトの種類(301、302、307)を選択することができる
  • ブックマークレットとしても独自ドメイン短縮URL機能が使えるようになる

WordPressのプラグインとしてはシンプルで高機能ですのでオススメできるプラグインです。

Pretty Links設定方法

管理画面から「Pretty Links」>「Add New Link」を選択して短縮URLを発行してみましょう。

Redirection

リダイレクトの種類を選択します。選択できる項目は下記になります。

  • 307 (Temporary)
  • 302 (Temporary)
  • 301 (Permanent)

こちらはどの項目を選択しても同様な動きになりますが、短縮したURLの転送先を替えた等々支障が出る場合があるので、おすすめは「302 (Temporary)」を選ぶと良いです。リダイレクトの種類についてはコチラの記事を参考にしてください。

Target URL

転送先のURLになります。「http://~、https://~」の形式で入力する必要があります。

Pretty Link

短縮URLの文字列を入力します。こだわりが無ければデフォルトの文字列(ランダム文字列)をそのまま使用しましょう。

Title

管理する上でのタイトルになります。わかりやすいタイトルを付けましょう。

Notes

メモ項目になります。自由に有力が可能です。

Advanced Options

ページ下部にAdvanced Options設定をできる入力欄が設けられています。オプション項目ですが、デフォルトのまま問題ありません。もっと細かい設定をして使いこなしてみたい方は設定の変更をお試しください。

Group

指定することで発行した短縮URLをグルーピングして管理することができます。

No Folloe

リンクのhttpリダイレクトヘッダにnofollowとnoindexを追加します。

Parameter Forwarding

リンクに渡されたパラメータをターゲットURLにも転送します。

Tracking

Pretty Linkで発行した短縮URLのトラッキングを有効にします。(Trackingメニューでデータを確認できるようになります。)

保存をしたら実際にページに貼り付けて動作確認をしてみましょう。

まとめ

外部のサービスを使って短縮URLを作成していると、サービスの終了に伴って大量のリンク切れが発生することはリスク要因となります。しかし、「Pretty Links」を使用することでWordPressに自分が保有するURLをベースに短縮URLをカスタマイズして使用することができる機能を拡張することができます。「Pretty Links」を活用することで外部サービスに依存した短縮URLを使うよりはリスクを軽減できるでしょう。TwitterなどSNSに貼り付けるリンクも自前のドメインだと既存ユーザーへ安心感を表現することもできます。クリック評価についても簡単な管理までできるので、様々リンクのデータを取得したい場合にとても便利です。アフィリエイトの商品リンクに使用する場合はASPの利用規約(アフィリエイトを隠ぺいする意図的な改編を禁止している場合がある)に引っ掛からないかどうか確認したほうが良い場合がありますが、その点にだけ注意をして是非自分のURLで発行した短縮URLを活用してみてください。