アフィリエイトで成功するには、正しいキーワード選定が必要です。
特に、比較・レビュー系アフィリエイトサイトは、収益につながる重要なキーワードを見極めることが不可欠で、そこを外すと成果を出すことが難しくなります。

キーワード選定はサイト全体の設計図を固めていく上流工程の作業であり、構成案の作成やライティングといった下流工程よりも重要度は高いです。

この記事では、サイトの各ページで対策すべきキーワード例やキーワードリサーチの方法、注意点をご紹介します。記事を書き始める前に、ぜひキーワード選定のために時間を費やしてみてください。アフィリエイトの成功確率が上がるはずです。

比較・レビュー系アフィリエイトサイトの全体構造

最初に、比較・レビュー系アフィリエイトサイトの全体構造をお見せします。

比較・レビュー系アフィリエイトサイトの構造

TOPページ、比較記事(orランキング記事)、商品レビュー記事、コラム記事、という構造です。あくまで一例であり、この構造が絶対というわけではありませんが、比較・レビュー系アフィリエイトサイトに必要なコンテンツを網羅できる構造なのでオススメです。詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください。

ではここからは、各ページで対策するキーワードについて解説していきます。

TOPページで対策するキーワード

TOPページには、キーワードを含んだブランド名(サイト名)を設定します。
キーワードは、ジャンル名キーワード(FXやウォーターサーバー、青汁など)が必須です。ジャンル名キーワードを含んだユニークで簡潔なサイト名にしましょう。

「比較」 「おすすめ」 「ランキング」 といったキーワードを含めるかどうかは意見が分かれるかもしれません。個人的には、比較・ランキングのカテゴリページが別であるなら、TOPページでこれらのキーワードを無理に対策する必要はないと考えます。

TOPページで上位表示しなくても、個別の比較・ランキング記事で上位表示すれば問題ありませんし、TOPページに無理矢理キーワードを含めると、比較・ランキングのカテゴリページや個別ページとのカニバリ※も心配になるからです。

もちろん、サイトの構造によっては、TOPページに比較やおすすめ、ランキングといったキーワードを含めたほうがいいケースもあります。

たとえば、TOPページと商品レビュー記事だけで構成される超小規模サイトの場合、TOPページが比較・ランキング記事としての役割を果たすので、比較・ランキング関連のキーワードを設定するのが理にかなっています。

TOPページと商品レビュー記事だけのサイト構造なので、カニバリの心配もありません。

※カニバリは検索意図(検索ニーズ)がほぼ同じキーワードで、複数のコンテンツを作ってしまっている状況を指す言葉。いわゆる、重複コンテンツです。

比較・ランキング記事で対策するキーワード

比較・ランキング記事の場合、まず、「●●● 比較」「●●● おすすめ」「●●● ランキング」「●●● 人気」といったキーワードをカテゴリページに設定します。

ここは変にひねらず、鉄板のキーワードを対策することが重要です。比較やおすすめ、ランキングなどは、比較・レビュー系アフィリエイトサイトの収益化に必須のキーワードになるので、外すことはできません。

個別の比較・ランキング記事では、「●●● 比較 値段」「●●● ランキング おいしい」といった、カテゴリページに設定したキーワードから派生するロングテールキーワードを対策します。

ロングテールキーワードを対策する理由は、ざっくりとした比較やランキングではなく、比較や順位の軸が明確になった記事のほうが訴求力は高いからです。また、ロングテールキーワードは、強力な競合が拾い切れていないことも多く、それらのキーワードを対策することで真正面からの競争を避けて集客できるメリットもあります。

商品レビュー記事で対策するキーワード

商品レビュー記事の場合、「レビュー」「サービス」といったカテゴリページを設定します。商品名はタグで設定して管理するといいでしょう。

個別の商品レビュー記事では、以下のようなキーワードを対策するのが鉄板です。

「●●● 評判」
「●●● 口コミ」
「●●● 料金」
「●●● クーポン」
「●●● 申し込み方法」
「●●● 体験談」

キーワードごとに細分化して記事を作るのか、それとも、すべて1記事にまとめてしまうのかは、好みが分かれる部分です。

キーワードごとに細分化するメリットは、検索ユーザーのニーズにドンピシャで合致した記事に仕上がりやすいことが挙げられます。たとえば「●●● 料金」と検索したとき、料金に特化してレビューしている記事と、商品全体を広くレビューしている記事とがあった場合、多くの人は料金に特化した記事を読みたいと思うはずです。

ただ、同じ検索ニーズを持つキーワードを整理・分類しないと、カニバリのリスクが大きくなるというデメリットがあるので、注意が必要です。例として、「●●● 評判」と「●●●口コミ」は同じ検索ニーズを持つので、1記事で同時に対策する必要があります。別々に分けて記事を作成してはいけません(評価が分散してしまう)。

一方、1記事にまとめるメリットは、以下のようなものがあります。

  • 複数の記事を作る工数をカットできる
  • カニバリのリスクが小さくなる
  • 商品名単体で上位表示を狙いやすい

デメリットは、まとめて対策するキーワードをちゃんと精査しないと、記事のテーマが不明瞭になり、Googleから評価されづらくなる点です。検索ニーズが異なるキーワードを同時に対策するのは非推奨なので、同じ検索ニーズを持つキーワードだけを厳選する必要があります。

このように、同じ検索ニーズをもつキーワードをグルーピングし、1つのコンテンツで同時に対策することが重要です。

集客コラム記事で対策するキーワード

集客コラム記事では、以下のようなハウツー系のキーワードを対策します。

「●●● とは」
「●●● メリット」
「●●● 効果」
「●●● 選び方」
「●●● 活用方法」
「●●●する方法」

集客コラム記事で対策するのは、以下の図のうち、認知段階と検討段階にいる人たちが検索するキーワードです。

コンバージョンからは遠いキーワードですが、集客の最大化を図り、サイトを長期的に成長させていくためには、これらのキーワードの対策が欠かせません。

キーワードリストのサンプル【ダウンロード可】

サンプルとして、架空の比較・レビュー系アフィリエイトサイトのキーワードリストを作ってみました。

キャプション:記事の管理シートとしても使えるキーワードリスト。対策キーワード、検索数、記事タイトル、記事URL(パーマリンク)、検索順位、UU・PV数を記入するといい

キーワードリストのサンプルは以下からダウンロードできます。

キーワードリスト

ツールを活用した効率的なキーワードリサーチ方法

キーワードを探すときは、ツールを活用すると効率的です。

キーワードリサーチツールはいくつか選択肢がありますが、オススメは『Ahrefs』というツールです。検索ボリュームやキーワード難易度など、キーワードに関するさまざまな指標をチェックできるうえに、競合サイトの対策キーワードの取得もできる優れものです。

以下では、Ahrefsのキーワード・エクスプローラーとサイト・エクスプローラーを活用したキーワードリサーチの手順を簡単にご紹介します。なお、GoogleキーワードプランナーKeyword Toolなど、他のキーワードツールでも実践できる内容なので、Ahrefsを導入していない・する予定がない場合でも参考になるはずです。

ロングテールキーワードの発掘方法

コンバージョンに近い有望なロングテールキーワードを発掘する方法を解説します。
Ahrefsのキーワード・エクスプローラーで、ロングテールキーワードを探したい大元のキーワードを入力してください。

ここでは試しに、「レンタルサーバー 比較」と入力してみます。

キーワード・エクスプローラーの入力画面

キーワードを入力して検索ボタンをクリックするとダッシュボードに移行するので、左側メニューの「フレーズ一致」の項目をクリックします。

キーワード・エクスプローラーのフレーズ一致

すると、「レンタルサーバー 比較」の単語を含んだロングテールキーワードが抽出されます。検索数(ボリューム)やキーワード難易度(KD)も一目でわかります。
アフィリエイトの場合、成約につながるキーワードを対策することが何より重要なので、CPC(PPC広告における1クリックあたりのコスト)もチェックするといいでしょう。

キーワードのCPC

CPCは絶対の指標というわけではありませんが、コンバージョンに近いキーワードかどうかを見極めるための一つの材料になるはずです。

競合サイトのキーワードを取得する方法

キーワードのアイデアが浮かばない・・・
そんなときは、競合サイトが対策しているキーワードをリサーチするのもオススメです。

アフィリエイトのキーワード選定に慣れない間は特に、参考となる指針がないと、まったく的外れなキーワードを選んでしまいがちです。成果を挙げている競合サイトのキーワードを調査して、成果につながるキーワードがどんなものか把握しておくことは必ず役立ちます。

​​まず、Ahrefsのサイト・エクスプローラーに、キーワードを取得したいURLを入力します。

サイト・エクスプローラーの入力画面

検索ボタンをクリックすると、ダッシュボードに移行するので、左側メニューの「オーガニックキーワード」の項目をクリックします。

サイト・エクスプローラーのオーガニックキーワード

すると、競合サイトが獲得しているSEOキーワードの一覧が抽出されます。検索順位や獲得しているトラフィック数などもチェックできるので、「どのキーワードで成果を挙げているのか?」の予測が立てられ、自分のサイトのキーワード選定の参考にすることができます。

キーワード選定で注意したいポイント

最後に、比較・レビュー系アフィリエイトサイトのキーワード選定で注意したいポイントをお伝えします。

キーワードのカニバリに注意する

キーワードリサーチツールで抽出したサジェストキーワードで、片っ端から記事を作るのはオススメできません、効率が悪いですし、キーワードカニバリのリスクも大きくなるからです。

カニバリを防ぐには、同じ検索ニーズを持つキーワードは一緒に対策する必要があります。そうすることで、キーワードカニバリを防ぐことができますし、複数のキーワードで検索に露出することで、検索トラフィックの最大化も期待できます。

検索ボリュームだけを基準にしない

アフィリエイトのキーワード選定は、検索ボリュームだけを基準にしてはいけません。
成約するキーワードで検索に露出することが何より重要なので、検索ボリューム以外の指標も考慮してキーワードを選ぶ必要があります。

ポイントは、3〜4語の複合キーワードを見つけて対策することです。複合キーワードになると検索数が一気に少なくなるので、「対策しても意味がないのでは?」と思われがちですが、アフィリエイトで重要なのは大量のアクセスではなく、成約する質の高いアクセスです。

複合キーワードは検索ユーザーの行動ニーズが極めて明確なので、1語や2語のキーワードよりも購入につながりやすくなります。

たとえば、「青汁 おすすめ」よりも「青汁 おすすめ 妊婦 無添加」のほうがコンバージョンに近いのはなんとなく想像できると思います。検索数が少ないとはいえ、実際には複数の細かいキーワードが一緒に上位表示することで、想定以上の流入を稼げることも多いです。

ロングテールキーワードを拾っていく

上の説明と少し被りますが、ロングテールキーワードを対策して、検索ユーザーの細かいニーズに応える記事を用意していくことが重要です(集客コラム記事は特に)。

アフィリエイトサイトは集客や売上が不安定になりやすいですが、その大きな原因は、少数のビッグ・ミドルキーワードでの上位表示に依存しているからです。

収益につながるビッグ・ミドルキーワードに絞るのはたしかに効率的ですし、上位表示したときの爆発力も相当なものです。ただ、ずっと安定して上位表示できる保証はどこにもありません。Googleのアップデートのたびに検索結果の顔ぶれも変化し、最悪、自サイトが一気に圏外に飛ばされるリスクもあります。

だからこそ、ロングテールキーワードを幅広く対策して、リスクを分散させる必要があるのです。

長期的には、集客コラム記事でロングテールキーワードを多く押さえているサイトのほうが集客や売上は安定します。ロングテール戦略はWeb集客の王道です。特定キーワードに依存するギャンブル的なアフィリエイトサイト運営から脱却するためにも、ぜひ、ロングテールキーワードでの集客を意識してみてください。

まとめ

ここまで、比較・レビュー系アフィリエイトサイトのキーワード選定のポイントを解説してきました。簡単にポイントをおさらいしましょう。

  • TOP:ジャンル名キーワードを含んだユニークで簡潔なサイト名を設定する
  • 比較・ランキング:「●●● 比較」「●●● おすすめ」「●●● ランキング」「●●● 人気」
  • 商品レビュー:「●●● 評判」「●●●口コミ」「●●● 料金」「●●● キャンペーン」
  • 集客コラム:「●●● とは」「●●● メリット」「●●● 効果」「●●● 選び方」

比較・レビュー系アフィリエイトサイトは、収益につながる重要なキーワードを見極めることが欠かせません。キーワード選定はサイト全体の設計図を固めていくものであり、アフィリエイトで成果を挙げるための重要な工程です。サイトの全体構造に関する以下の記事も併せてご覧いただければ、正しいキーワード選定がおこなえるので、ぜひチェックしてみてください。

キーワード選定が完了したら、次はサイトの記事を作成していきましょう。比較・レビュー系アフィリエイトサイトに必要な記事の書き方について、以下の記事で解説しています。

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