アフィリエイト歴14年の著者が選んだ、実際に使えるアフィリエイトASPをご紹介します。アフィリエイトプログラムは星の数ほどあるため、あえて厳選してご紹介します。

アフィリエイトASPとは?

ASPとはアプリケーション・サービス・プロバイダ(Application Service Provider)の略で、ネットワークを介してサービスを提供するプロパイダを指します。

アフィリエイトASPには広告主と紹介側(アフィリエイター)を仲介する役割を持ち、アフィリエイターはASPから紹介する広告を探すことになります。

プラットフォーム系

Googleアドセンス

Google Adsense
Googleが運営するアドネットワーク。クリック報酬型、世界トップクラスの広告主の数、ユーザーに合った広告が配信される仕組みとメディア側(アフィリエイター)にとっては安定収入となりやすいのがGoogleアドセンスです。

商品を売り込む必要はない(むしろ広告のクリックを誘発してはいけない)ので、コンテンツ作成に集中しながら収益を得たい方におすすめです。アドセンスを開始するにはメディアの審査を通す必要があります。

アドセンスにはメリット・デメリットがありますが、仮に利用しなくてもメディアを運営するなら利用可能な状態にしておいて損はないです。

おすすめ度 ★★★★★
収益性 ★★★
広告数 ★★★★★
最低支払額 8,000円
サービス開始 2003年12月(日本)
公式サイト Google Adsense

Amazonアソシエイト

Amazon associate

Amazonの商品が紹介できるアフィリエイトサービス。報酬率は2-10%と低いため、アフィリエイターのメインの収入にはなりにくいです。

ただ一方で、商品点数が膨大にあり、紹介できる頻度は高いです。ゆえに副収入として着実に成果を上げるには役に立ちます。利用するか否かを問わず、登録しておいた方がいいASPでしょう。

Amazonアソシエイトの料率は下記の通りです。

・アソシエイト・プログラム紹介料率表
https://affiliate.amazon.co.jp/help/node/topic/GRXPHT8U84RAYDXZ

おすすめ度 ★★★★★
収益性 ★★
広告数 ★★★★★
最低支払額 5,000円
サービス開始 2001年5月(日本)
公式サイト Amazonアソシエイト

楽天アフィリエイト

RAKUTEN Affiliate
楽天市場や楽天トラベルなど楽天グループのの商品・サービスが紹介できるアフィリエイト。Amazonと楽天は商品も被るため、紹介するならどちらかに絞った方が良いでしょう。

では「どちらが良いか」ということですが、答えは難しいです。Amazonアソシエイトの方が売れやすい傾向にはありますが、楽天アフィリエイトの方が若干料率が良いため(ほぼ変わらないが)、難しいところです。なお、料率は定期的に見直されます。

・楽天アフィリエイトの料率制度について
https://affiliate.rakuten.co.jp/guides/rate/
・ジャンル別料率一覧
https://affiliate.rakuten.co.jp/#base_rates

おすすめ度 ★★★★
収益性 ★★
広告数 ★★★★
最低支払額 3,000円
サービス開始 2003年5月
公式サイト RAKUTENアフィリエイト

物販・サービス

A8.net

A8net
アフィリエイトと言えば「A8.net」だと個人的には思っています。安定のASPですね。案件は約20,000ほどあります。

おすすめ度 ★★★★★
収益性 ★★★★★
広告数 ★★★★
最低支払額 1,000円 or 5,000円
サービス開始 2000年6月
公式サイト A8.net

アクセストレード

ACCESS TRADE
株式会社インタースペースが運営する国内最大級のアフィリエイトASP。「A8.netで足りなければアクセストレードから探す」という感じで、2つ以上のASPを併用して使うのがおすすめです。広告数は約26000。

おすすめ度 ★★★★★
収益性 ★★★★★
広告数 ★★★★★
最低支払額 1,000円
サービス開始 2001年3月
公式サイト アクセストレード

JANet

JANet
JANet(ジャネット)は東証一部上場の株式会社アドウェイズが運営する老舗ASPです。広告数は約11,400。

おすすめ度 ★★★★
収益性 ★★★★
広告数 ★★★★
最低支払額 ,000円
サービス開始 年月
公式サイト JANet

afb

afb
アフィリエイターに人気のASP。広告数は12,200。

おすすめ度 ★★★
収益性 ★★★★
広告数 ★★★★
最低支払額 777円
サービス開始 2006年11月
公式サイト afb

バリューコマース

VALU COMMERCE
恐らく日本最古のアフィリエイトASP。大手企業の広告が中心だった印象ですが、最近は他のASPと案件もあまり変わらない模様。

おすすめ度 ★★★
収益性 ★★★
広告数 ★★★
最低支払額 1,000円
サービス開始 1999年11月
公式サイト バリューコマース

もしもアフィリエイト

Moshimo Affiliate
一世風靡した「もしもドロップシッピング」を運営していた株式会社もしもが運営するアフィリエイトASP。

おすすめ度 ★★★★
収益性 ★★★★
広告数 ★★★
最低支払額 1,000円
サービス開始 2010年5月
公式サイト もしもアフィリエイト

Link-A

Link-A
後発のアフィリエイトASPですが、VODや出会い系アプリなど報酬単価の高い案件に力を入れていて、こちらもアフィリエイターから人気があります。

おすすめ度 ★★★★
収益性 ★★★★
広告数 ★★★
最低支払額 5,000円
サービス開始 2011年11月
公式サイト Link−A

GAMEFEAT

GAME FEAT
上場企業「株式会社レントラックス」が運営するゲームに特化したアフィリエイトASP。ただ、実際には非ゲーム案件もあり、アプリ系が多いです。案件は2021年4月現在で15件しかなく、寂れていますね。

おすすめ度
収益性
広告数
最低支払額 5,000円
サービス開始 2012年12月
公式サイト GAME FEAT

情報商材系

インフォトップ

Infotop
JASDAQ上場の株式会社アエリア傘下の株式会社ファーストペンギンが運営するアフィリエイトASP。情報商材・ダウンロードコンテンツ系のASPとしては国内最大手です。

情報商材やダウンロードコンテンツのアフィリエイトの特徴は、料率が高く1件あたりの収益性が高いこと。40-60%の案件はザラで、MAXで88%の案件もあります。

おすすめ度 ★★
収益性 ★★★★★
広告数 ★★★
最低支払額 5,000円
サービス開始 2006年月11月
公式サイト infotop

インフォカート

Infocart
情報商材ASPとしては恐らく日本初であろう老舗。案件の数はインフォトップに劣るものの、現在も活発に動いているASPです。

おすすめ度 ★★
収益性 ★★★★
広告数 ★★
最低支払額 5,000円
サービス開始 2005年8月
公式サイト インフォカート

独自プログラム

どこのアフィリエイトASPにも登録されてないけど、紹介できる案件は実は結構あります。企業独自でアフィリエイトプログラムをやってたりするからです。

身近に使っているサービスも有名所は密かに紹介プログラムが用意されていたりするんです。例えば、Apple製品iTuneストアの商品もアフィリエイトできたりする。

一部を紹介しておきます。他にも探してみるとおもしろいですよ。

Adobe

なんとAdobe製品もアフィリエイトできます。料率は商品にもよりますが、例えば「Creative Cloud」のコンプリートプラン(月額5,680円)成約の場合、料率が初月月額金額の85%なので4,828円入ります。

Adobe Affiliate Program

Shutterstock

写真素材大手のShutterstock(シャッターストック)のアフィリエイトプログラム。料率は20%です。

Shutterstock

TCD

手前味噌ですが紹介せずにはおれません。特に強くお勧めしなくても大丈夫です。売れますので。

TCDアフィリエイト

選択基準

本稿で紹介しているアフィリエイトASPの選択基準です。

  1. プログラムが豊富にある
  2. 稼げる
  3. 長期実績がある

特に3つ目の「ASPの実績」は意外と重要なことです。なぜかというと、あまり実績のないASPを取り扱うと、「報酬が振り込まれない」「ASPが倒産した」といったことも起こり得るからです。もちろん滅多にはないことですが、事実著者は上記の理由で2度ほど報酬が振り込まれなかった経験をしています。

まとめ

本稿では数多くのアフィリエイトASPを紹介してきましたが、すべて利用するのではなく、ある程度絞って利用することをおすすめします。

ちなみに筆者がよく利用しているのは、「Google Adsense」「Amazonアソシエイト」「A8.net」です。

それでは楽しいアフィリエイトライフを。