Googleアドセンスと一言でいっても実はいろいろ種類があります。その種類によって収益も大きく変わるのでしっておきたいですよね。

この記事ではGoogleアドセンスの種類と最適な配置について書いていきましょう。

アドセンス広告の種類の6つのパターン解説

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Googleアドセンスの広告の種類は主に6つのパターンがあります。

この6つの広告があるのですが、あなたのブログや使っているテーマによって効果も大きく差がでますね。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告はGoogleも推奨している広告万能型のレスポンシブタイプの広告です。

レスポンシブとは、ページのレイアウトやユーザーのデバイスによって自動的にサイズを調整してくれるものです。固定も選択できますが、ディスプレイ広告の良さは万能性のため、レスポンシブタイプを選んでおきましょう。

ディスプレイ広告には3つのパターンから選ぶことができます。

スクエア

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スクエアタイプは最もよく見る形ですね。四角の広告2つ並ぶタイプで、記事下には最適だといえます。

横長タイプ

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横長タイプはまさにそのまま。横に長細いタイプで、記事のトップなどに向いています。

縦長タイプ

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縦長タイプは、横長とは逆に縦に長いタイプ。記事内というよりは、サイドバーに自然に溶け込む広告と言えますね。

インフィード広告

インフィード広告は記事内に自然に溶け込む形の広告で、収益化が最も出やすいといわれています。Google広告を扱うならば、ディスプレイ広告と並んで絶対に併用をしておきたい広告です。

自動広告だと、記事内に自然に掲載をしてくれますし、手動で自分が好きな場所に貼ることも可能です。インフィード広告には4つのパターンがあります。

上部の広告

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広告のタイプとしては、上に画像が入るタイプです。

画像の下に広告文が入るため、どんな広告かわかりやすい点がメリット。記事数がある場合はカテゴリーのページに貼ったりすると自然に溶け込むでしょう。

横の画像

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横の画像は画像が入っており、横に文字が並ぶタイプです。これも画像と広告文が入りやすいので、ユーザーがイメージしやすい広告です。

上部のタイトル

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上部にタイトルが大きく入り、あとは画像と広告文が入ります。横長のテンプレートの場合に効果を発揮する広告だと言えるでしょう。

テキストのみ

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テキストのみの広告です。広告文が並ぶようなページがある場合には、使える広告です。

記事内広告

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記事内広告とは、段落と段落の間に挿入される広告です。

文字や広告のレイアウト、フォントは自動で調節されます。また、記事のお好みの位置に設置するのにも便利な広告です。長編記事の場合にもっとも効果を発揮する広告ユニットです。

関連コンテンツ

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関連コンテンツはユーザーにおすすめの記事と一緒に広告を掲載する形の広告です。

記事下で利用する広告ユニットで、収益効果は高めです。広告がクリックされるか、あなたのブログの関連記事に進むかのどちらかなので、メリットとしては小さくありません。

自然な形で関連記事を出してくれる点が魅力です。

関連コンテンツは、サイトを閲覧しているユーザーに他のコンテンツを簡単に宣伝できる無料のサービスです。ユーザーにとって関連性が高いコンテンツが増えるため、サイトのページビュー数や滞在時間、ユーザーのリピート率、広告表示回数が向上し、ひいては広告収益の増加につながります。
おすすめの関連コンテンツはトピックの類似性に基づいており、個々のユーザーに合わせてカスタマイズされます。テストの結果によると、平均的なおすすめの関連コンテンツでページビュー数が 9%、滞在時間も 10% 向上します。

出典: 関連コンテンツの概要 – AdSense ヘルプ

ただし、関連コンテンツ広告を利用するには、Googleの許可が必要です。アクセス数と記事数を見て、Googleが判断しているようです。正確な数字は公表されていませんが、著者の場合は月10000pv、140記事あたりで使えるようになったので、目安にしてください。

検索エンジン

Search engine ads
検索エンジン広告のメリットは次の2つです。

  • サイト内検索から収益が上がるようになる。
  • Googleの高機能な検索エンジンをサイト内検索で使用できる

検索エンジン広告を使うには、検索フォームをサイト内に設置し、ユーザーがその検索フォームから検索後に広告がクリックされると収益が発生します。サイト内検索でも収益を上げたい人は設置してみてください。

ただし、サイト内検索に広告を挿入したくない or サイトと異なるデザインのサイト内検索ページを設置したくない、という人は設置しない方が良いです。

自動広告

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ここまでは手動の広告について書いてきましたが、ここからは自動的に掲載をされる自動広告の種類を紹介します。

自動広告の良いところは、ブログにコードを掲載すればあとは、すべて自動で最適化してくれる点です。上記で紹介したインフィード広告やディスプレイ広告も掲載してくれます。

初心者であれば、自動広告に任せるのも吉です。

ページ内広告

ページ内広告は、記事の中に自然に溶け込む広告のこと。自動広告なので自然な形で掲載をしてくれます。

アンカー広告【オーバーレイ広告】

アンカー広告とは別名「オーバレイ広告」とも呼ばれるものです。記事上に常に出てくる広告ことですね。記事をユーザーが読み進めても、追ってくれますので常に目にすることになります。

モバイル全画面広告

モバイル全画面広告は、ページに切り替わりの際に大きく画面内に出てくる広告のことです。ユーザーにとって目立つ広告です。

モバイル全画面とアンカー広告はブログによっては、ユーザーから「うっとおしい」と思われることもあります。そんな時は自動広告の設定で表示されないように調整をしましょう。

アドセンス広告の配置はどこがおすすめ?

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収益が高かったのはディスプレイタイプのレスポンシブ広告と記事内広告がおすすめ。理由はコンテンツに自然に溶け込む形になるからです。

特に、記事内広告はコンテンツ内に自然に溶け込む形で記事内に入ってくれますのでおすすめだといえます。自動広告と併用して、この2つの広告は使ってほしいですね。

著者がブログ運営する中でアドセンス収益が大きいと感じた場所は以下の3つでした。

  • 目次上
  • 記事真ん中
  • コンテンツ下

逆にあまり効果がなかったのはサイドバーに貼る広告ですね。

モバイルユーザーが多いサイトでは、サイドバーまでスクロールするユーザーが少なく、それゆえに収益も上がりにくいです。収益が上がっていない広告はできるだけ外した方が、ユーザビリティも上がりますので、不要な広告は外しましょう。

まとめ

Googleアドセンスの6つの広告の種類について書きました。

広告収入の最適化を考える上で必要な知識なので、アドセンスの広告の種類は押さえておきたいところです。

基本的には自動広告を中心に構成し、足りない部分を手動系の広告で補う方法がベターです。ただし、ブログによって同じ場所に広告を貼ったとしても効果は違うため、トライ&エラーを繰り返して最適化していただければと思います。

この記事でアドセンスの収益がさらに伸びてくれれば嬉しいです。

アドセンス運用に役立つ情報

下記の記事もアドセンスに役立つ内容ですので、よろしければ参照してください。