WordPressのサイト内の特定のキーワードやタグを一括置換するプラグイン「Search Regex」のご紹介です。

サイト内にあるワードを一つ一つ手作業で置換するのは大変ですよね。今からご紹介するプラグインは、サイト内のワードを一括で検索&置換できるので、手作業での置換作業をしなくてよくなります。

2020年9月現在、パーマリンクの設定を「基本」にしていると、最新バージョンの「Search Regex」で検索・置換できないエラーが発生します。代替プラグインはこちらが便利です。

Search Regexの特徴

  • キーワードを一括置換
  • キーワードは記事やコメント、ユーザー、メタデータなどあらゆるところから検索
  • 一括ではなく、1つずつ編集していくことも可能

ダウンロード

下記からプラグインをダウンロードできます。wp-content/pluginsディレクトリにアップして有効化して下さい。プラグインの詳細なインストール方法につきましてはこちらのページからご覧頂けます。

Search Regex

Search Regexの使い方

キーワードを設定して一斉置換する

ダッシュボードの【ツール】→【Search Regex】を選択し、下記箇所で「検索と置換」をクリックします。あとは、以下のように検索窓に置き換えたいテキストを入力するだけです。

設定画面

検索がヒットした箇所の置換で間違いない場合は、そのまま「置換」の入力欄にテキストを入力しましょう。入力するとリアルタイムで下記箇所にプレビューされます。そこで改めて確認してから「全て置換する」をクリックして完了です。

※確認画面なしで実行されるのでご注意ください。元に戻すことはできませんので、再度置換するか、バックアップからの復元が必要です。

一斉置換

また、下記箇所でソースを設定すると、任意の箇所(投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプなど)からキーワードを抽出できます。

ソースの変更箇所

特定の箇所のみを置換する場合

特定の箇所を1つずつ変更したい場合は、下記箇所で個々に編集できます。上部の置換欄には何も入れない状態で検索して確認してみましょう。

個別置換の箇所

一括置換プラグインの用途

一括置換プラグインの用途は色々想定できます。

  1. 装飾などのHTMLタグの一括置換
  2. 勘違いしていた表現の書き換え
  3. 商品名・サービスが変わった時
  4. URLが変更された時
  5. アフィリエイトリンクの一括置換
  6. 特定のキーワードを同一ページへ内部リンクに一括置換

1-4が一括置換プラグインが元々想定していた使われ方になります。ただ、5と6は若干イレギュラーな使われ方だと思います。5はアフィリエイトの収益アップに、6はSEOの内的施策につながります。このように用途はアイデア次第で広がるわけですね。

記事数が増えてくると置換作業だけでも膨大になるので、こういったプラグインを活用すると大幅に時短できますね。

WordPressサイト内の画像を一斉置換したい場合は、こんなプラグインもあります。