WordPressの魅力は、慣れてくるとテーマを選んで目的のプラグインをインストールしていくだけである程度サイトのベースとなる部分が簡単に構築できるところにあります。
その反面、プラグインをインストールしすぎてサイトのパフォーマンスが落ちてしまったり、何のプラグインをインストールしたのか自分でもわからなくなってしまうといったことも少なくありません。
そこで、今回はWordPressサイトを快適に運用するためのTipsとしてプラグインの管理についてお送りいたします。
インストール済みのプラグインにメモが書ける「Plugin Memorandum」
まずは、自分がインストールしたプラグインにメモを書いておける「Plugin Memorandum」からご紹介します。
発想はシンプル。でも忘れやすい人にはとっても心強い味方に!?
本プラグインのインストールが完了したら、管理画面のプラグインから「インストール済みプラグイン」を選び、一覧を表示させましょう。
すると各プラグインの右端に「メモ」と十時のマークが付いたボックスが増えていることがわかると思います。
その十時マークのボックスをクリックするとメモスペースが出ますので、プラグインに関するメモを書いておくといいでしょう。
説明が英文だったり、なんのプラグインだったか忘れてしまったり、あるいはインストールした目的や注意事項などを書いておくことで、いざというときにわざわざ調べ直すといった手間を省くことができます。
どのプラグインがサイトのパフォーマンスに影響を及ぼしているかチェックできる「P3 (Plugin Performance Profiler)」
サイトを表示させるときに読み込まれるプラグイン。それらがパフォーマンスに影響を及ぼしているというのは頭でわかっていてても、実際のところどのプラグインがどの程度影響があるのかはわかりにくい部分があります。
この「P3 (Plugin Performance Profiler)」は、それをわかりやすいグラフで表示させることができます。
プラグインの状況を視覚的にチェック!
インストールが完了したら、管理画面のツールから「P3 Plugin Profiler」を選択します。その中に「Start Scan」と書かれたボタンがありますので、まずはそれを押します。次に「Auto Scan」を選んでスキャンを開始しましょう。
「Scannin is complete.」の文字が出たらスキャンが完了。「View Results」のボタンを押して結果を表示させましょう。
「Plugin Load Time」で、プラグインの読み込みに掛かった時間。その下に各プラグインがどれぐらいの割合を占めているのか、円グラフや棒グラフ、タイムラインなどで表示させることが出来ます。
こうしてプラグインの状況をチェックしてみると、意外なものが読み込みに時間が掛かっていることがわかります。ある程度使用しているプラグインが増えてきたらチェックしてみて、サイトの健全性を保つようにしましょう。
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