今回は実際に使い方やslackを使う上で便利な使い方などを解説していきます。登録の仕方や画面の内容を知りたい方はこちらを参考にしてください。
前回はslackを導入する利点と登録の方法を紹介しました。 今回は用語や画面構成などを解説していきます。 Slackの基本用語 チーム 個々のコミュニティーの単位です。 異なるコミュニティー毎にSlackのチームを作成し、 URLを共有することで複数のチームに入る事ができ...
ログイン
ログイン画面が表示されますので、「チーム名」を選んでログインしてください。
メンバー招待
同じチームに属するメンバーをSlackのページに招待するには、左側のバーにある「+Invite People(メンバーを招待)」をクリックします。
メンバータイプの選択肢が現れるので、「フルメンバー(チームページ内の全てのコンテンツにアクセスできる人)」を選びます。無料プランで追加できるのは「フルメンバー」のみで、メンバーごとに権限を設定したい場合は、有料プランへのアップグレードが必要です。
招待したい相手の電子メールアドレスと氏名を入力し、「Invite(招待する)」をクリックします。
招待された相手には電子メールで通知が届くので、前回紹介した手順に従ってSlackに登録してもらいます。
slack<登録編>
招待したメンバーが登録ステップを終えると、チームのページに名前が表示されます。
チャンネルを利用した情報共有
Slackでのコミュニケーション方法は、以下の3通りになります。
- メンバー全体に特定の情報を送信する「チャンネル」
- 個々のメンバーに向けた「ダイレクトメッセージ」
- 特定のメンバーのみが閲覧できる「プライベートグループ」
ここではチャンネルを利用したコミュニケーションを紹介します。
slackでチームを作成すると自動で、「general(一般)」と「random(ランダム)」、2つのチャンネルが設定されています。generalはメンバー全体に告知したい共通掲示板、randomは仕事外の連絡やちょっとした会話の場として推奨されています。
では、新規チャンネルを作成してみます。新規チャンネルは左のバーから「Create a channel(チャンネルを作成)」をクリックして作成します。
お好みのチャンネル名とチャンネルの説明をいれたら、「Create channel」をクリックしてください。
これで新しいチャンネルが作成されます。また、新規チャンネルを作成したら、メンバーの招待を忘れずにしてください。
テキスト共有
チャンネルを作成し、メンバーを招待したら会話をしてみましょう。通常の会話はチャットツールと同様でテキストを入力し、Enterで送ることができます。編集したい場合にはテキストを入力した右側に歯車がでますので、そこから編集「Edit message」もしくは削除「Delete message」してください。
リンク共有
また、名前の右側にある「1:59PM」などの時間のリンクを右クリックして、「Copy Link」をクリックするとタイムスタンプになります。
ファイル共有
ドラッグアンドドロップで、テキスト入力エリアに画像やファイルを持ってくると、アップロードが可能です。gif,jpg,png,pdf,textなどどんなファイルでも送れます(ただし無料だと、全体で5GBまで)。
ソースコード共有
slackにはHTMLや各種プログラミング言語のソースコードを見やすい形で送信できる便利な機能があります。
送信したいコードを貼り付けて、種類(HTMLなど)を選択し、「Create Snippet」をクリックします。
形式を選択し、「Create Snippet」をクリックします。
以下のようにプログラムを貼り付けることが可能です。
slackbotの活用
botとは予め決められたルールによって自動でメッセージを返してくれる機能です。
これを活用するとこんな使い方が可能です。
社内の専用webページがあり、よく使う場合はキーワードを入力するとそのリンクが表示されるようにしておくことで、毎回の入力やブックマークを探す手間が省け効率化を行えます。
設定方法ですが、まずは、左の一覧からslackbotをクリックします。
slackbotのメニューより、Create/edit Slackbot responsesをクリックします。
Add new responseをクリックして、この様な感じで設定し、Saveします。
以上でbotが設定できます。これを活用するとリマインダー機能など様々な応用が出来ます。
別アプリと連携
GoogleDriveと連携
Google DriveとSlackを連携しておくと、 Google DriveのファイルURLをSlackに貼り付けた際にSlack上にファイルとして持つ(検索対象になる) ようになります。スプレッドシートなどを頻繁に触る方は設定しておくと、Slack内から検索できたり直にファイルが開けたりしてとても便利になります。
設定方法
IntegrationのGoogle Driveから以下のリンクを押します。
Slackのチャンネル内にGoogle Drive上のファイルリンクを貼り付けると以下のような形になります。
Slack内からファイルを紐付けた状態になるので管理が楽になり、編集の際には直にスプレッドシート側でファイルが開けます。
slackの便利な使い方
その他にもslackには業務効率を上げる様々な機能がありますのでいくつか紹介したいと思います。
メンション
投稿時に以下のコマンドを入力すると特定のユーザー名を記載したメッセージが送れるようになります。
@username → 特定の個人へのメンションで、@を入れると出る一覧の予測変換より選択出来ます。
@everyone or @group → チャンネル関係なく、全てのメンバーへのメンション
@here → オンラインのメンバーへのメンション
@channel → チャンネルのメンバー全員へのメンション
文字の装飾
>TEST → 頭に|がついてインデントする。引用として使用。
`TEST` → インライン引用。ボーダー囲み、赤文字、背景グレー。
“`TEST“`→ ボーダー付きボックス。背景が薄いグレー。
_TEST_ → イタリック(斜め)
*TEST* → ボールド(太字)
:slack: → slack という名前で登録された絵文字になる。
#ff0000 → カラーコードに対応する色見本。
ショートカットキー
チャンネルの移動:Alt + ↑ (↓)
未読チャンネルの移動:Alt + shift + ↑ (↓)
チャンネル検索:Ctrl(⌘) + K
メンション入力:@ + Tab
右メニューの開閉:Ctrl(⌘) + .
メッセージを既読:Esc
全てのメッセージを既読:Shift + Esc
メッセージを未読:Option(Alt) + クリック
キーボードショートカットを確認: Command + / or Command + ?
以上でslackの操作編の解説を終了します。Slackはこんなコミュニケーションサービスが欲しいを叶えてくれるツールです。slack1つで、迅速で便利なコミュニケーションがストレスなしに楽しめる環境が手に入ります。「リモートワークを取り入れていきたい」「業務効率を図りたい」そんな方はSlackを日々の業務に取り入れてみてはいかがでしょうか。