TCDテーマは弊社でも自社サイトを制作するのによく利用しています。今ではイチからサイトを制作するのは特別な理由がない限りは考えられません。
TCDテーマで制作すると、構築時間がものすごく短くて済みます。テーマを開発した側だから使い勝手がわかっているということも、もちろんあると思いますが、ロゴや挿入する画像・テキストが用意できていればものの10分程度で初期設定までは完了してしまいます。設問のようにロゴ・写真・テキストの入力項目があるので、アップロードをして保存するだけで完成するという枠組みに従うだけです。ですので、サイトを制作する側はコンテンツを作ることだけに集中することができます。
もう一点はデザインが間違いないウェブサイトに仕上がる点です。いくらロゴや写真がイケてても土台が駄目だったらどうしようもないわけです。本当に台無しです。よく高級宿の所有サイトなどを見て思いませんか。プロが撮影した美しい写真を載せているのに、サイト全体で見るとなんかダサいことがありますよね。土台が駄目だとコンテンツの良さをもかき消してしまうのです。手前味噌がすぎるのもなんですが、そうした点もTCDテーマであればクリアできます。だから、本当に間違いがありません。
では、弊社がどういった自社サイトをTCDテーマで作っているのか。細々としたものもあるのですべては公開できないのですが、ここで一部をご紹介したいと思います。
株式会社デザインプラス(GENESIS)
特筆する点
- カスタマイズなし
- 画像とテキストを変更したのみ
ベンチャーや先進的な企業をイメージしたテンプレート「GENESIS」をTCDの運営元である株式会社デザインプラスの公式サイトに採用しました。設置する画像やテキストを変更し、諸設定を済ますだけで刷新できています。
デザインプラスリクルートメント(VENUS)
特筆する点
- カスタマイズなし(固定ページデザインのみ独自CSS適用)
- コンテンツ量が少ない為、TCDテーマオプションから必要なコンテンツのみ表示
最高級のファッションブランドの企業サイトをイメージしてデザインされています。シンプルにも関わらず美しいマイナスを意識したデザイン、洗練された心地よいロールオーバーモーションは、一般的な企業でも利用可能な汎用性の高いレイアウトです。
QORE(ONE)
特筆する点
- カスタマイズなし
- そのまま使える。構築はロゴアップロード、カラー変更だけ。相当楽でした。
ワンカラムのテーマですが、ただサイドバーを排除しただけではありません。情報量を減らした分、メインコンテンツに最大の注目を集めています。懸念される情報量の減少はヘッダーバーガーメニューや、フッターカルーセルに表示することでカバーしております。
TCD MUSEUM(VIEW)
特筆する点
- カスタマイズなし(2019年7月26日に「VIEW」をマイナーアップデート)
詳しい情報はコチラをご覧ください
ブログをギャラリーのように魅せるデザインが特徴的で、マウスオン時の挙動にも重点を置きデザインされたテンプレートです。ポータルサイトとしても利用できますが、一般的なブログやギャラリーサイトとしても利用することが可能です。
TCD GALLERY(STYLY)
特筆する点
- カスタマイズなし
- 英語化対応
ギャラリーサイトに必要な機能すべてが揃った汎用性の高いテンプレートです。膨大なコンテンツを適切に格納するためのマルチカテゴリーに対応しており、「検索フォーム」も設置することができます。今までとは一味違う専門情報サイトを構築することが可能です。
TCD LABO(NULL)
特筆する点
- ほぼカスタマイズ無し
- トップページを3カラム(列)に変更(※ワンタッチで済みます)
- カテゴリー一覧ページを固定ページで作成
開発者ブログをつくれるテンプレート「NULL」を使って制作。自社開発のTCDテーマのカスタマイズ情報をまとめたサイトです。ほぼカスタマイズ無しで、カテゴリー一覧ページのみHTMLとCSSを使って作成しています。サイトをリニューアルする際、デザインや設計をゼロから考えるのは大変ですが、複数のカテゴリーやタグから検索できるNULLの特徴を有効活用できた例になります。
まとめ
紹介しました自社ウェブサイトは、ほとんどがTCDテーマオプションの設定項目に当てはめて作っているだけです。ですので、あなたも「こんなサイトをつくってみたい」と思ったら実現できるようになっています。基本的にはカスタマイズも不要ですし、コンテンツが少なくても問題ありません。
TCDテーマのデモサイトに関しては、わりとコンテンツ量を多めに入れているので、コンテンツがないと迫力がないと思っている人がおられるのですが、実際はそういうことではありません。弊社の自社サイトも決して全てにおいてコンテンツ量が多いというわけではありませんし、TCDテーマを元に写真とテキスト量のバランスを見ながら作ればクールなサイトが瞬く間に完成するという風に理解いただけると思います。弊社サイトにつきましても、デモサイトとはまた違った使い方として参考にしていただけたらと思います。