あなたは「Googleが掲げる10の事実」をご存知でしょうか。Google社設立から数年後に策定されたものですが、今でも人類最先端の叡智を感じさせる10か条になっています。今を生き抜く上でも参考になることが多いので、本記事では当社のフィルターを通してご紹介していきます。

Googleが掲げる10の事実

Google公式サイトより原文を確認できます。

Googleが掲げる10の事実

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

現状実現できるベストな提案をユーザーにすることが利益に繋がっていきます。利益も大事ですが、後からついてくるものです。

1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

流行り物は誰もが手を出します。しかし、表面だけを触った程度の品質ではバブルがはじけたと同時にすぐ廃れます。1つのことを極めることに意味があるのです。

遅いより速いほうがいい。

自社サイトのユーザー滞在時間までも短くすることを目標にするほど、スピードを重視する考え方は突き抜けています。

ウェブ上の民主主義は機能します。

Googleは民主主義が働くよう、ページ評価のアルゴリズムをアップデートし続けています。すでに現在でもお手軽にSEOハックができるような時代ではなくなっています。

情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

誰もがインターネットが身近になった今、オフラインとオンラインの統合が加速度的に進んでいます。

悪事を働かなくてもお金は稼げる。

社会の役に立たないサービスや商品でも容易にお金を稼げる時代が長く続きました。ただそれは、ここ数十年で起きていた金余りの時代に限ります。今のように経済の収縮が起こっている場合、中長期的には社会に本当に必要とされるものしか生き残りにくいでしょう。

世の中にはまだまだ情報があふれている。

世界にあるすべての情報が統合・運用された時、人類はどのような知見を得られるのでしょうか。それが楽しみです。

情報のニーズはすべての国境を越える。

これまでの人類の歴史を見ると、世界は分離と融合を繰り返しながらも一つになろうとしています。情報だけでなく、モノや人も国境を越える日がいつかは訪れる。どんな状況であっても常に世界を見ていくことが求められているのかもしれません。

スーツがなくても真剣に仕事はできる。

世の中には意味のない仕事が溢れています。スーツを着たからといって、新しい価値を生み出すわけではありません。ポーズに意味はないのです。

「すばらしい」では足りない。

他者の評価だけでなく、求められるのは実用性です。本当に社会や人々の役に立っているか。実際に人々の生活をより良く変えるものをつくっていきたいですね。

総括

Googleが掲げる事実は、世界で今起こっていることの事実とも言えるかもしれません。そして、どれも否定し難い事実でしょう。これらの事実を否定するのではなく、肯定し、自分の中に取り入れていくことで時代の変化に適応できるようにしたいものですね。

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