WordPressのパーマリンク設定にある「カテゴリーベース」という機能をご存知でしょうか。

「カテゴリーベース」の設定箇所

実はあまり知られていない機能ですが、「何のための機能なのか」「変更する必要はあるのか」を、当記事で解説します。


WordPressテーマ「GLUE」
WordPressテーマ「GLUE」
無料で高機能なWordPressテーマが手に入る。

カテゴリーベースとは

WordPressのカテゴリーベースとは、カテゴリーページのURL(スラッグ)を変更するための機能です。

以下の表を見るとイメージしやすいでしょう。カテゴリーベースを変更すると、投稿カテゴリーページのURLは次のように変わります。

デフォルト(空欄) https://example.com/category/web-design
カテゴリーベース:blog https://example.com/blog/web-design

投稿カテゴリーページのURLの一部が、変更されていることがわかります。

たとえば、Webデザインに関する記事を発信しているサイトなら、カテゴリーベースを「blog」に変更すると自然なURLに見えますよね。

「あなたのサイト(https://example.com)」の「ブログ(/blog)」にある「Webデザイン(/web-design)」というカテゴリーであることが、URL上でも階層的に整理されているように見えるからです。

ただ、ここまでの情報のみで、カテゴリーベースを変更するのは、やめた方がいいです。

カテゴリーベースを変更する際の注意点

一見、URLが綺麗に見えるので、変更した方がいいような気がしますよね。
ただ、カテゴリーベースを変更する際は、以下の2つの問題に注意が必要です。

  • 公開中のサイトで変更すると、ページが見られなくなる
  • 投稿(ブログ)一覧ページが見られなくなる可能性がある

公開中のサイトでの変更は御法度

長年運営しているサイトで、カテゴリーベースの変更を行うと、すべてのカテゴリーページのURLが変わってしまいます(パーマリンクを変更するのと同義です)。

せっかく今まで閲覧されていたり、シェアされていたページが、突然見られなくなってしまうわけです。

SEOに悪影響が出る可能性がありますので、公開中のサイトでは絶対に変更しないようにしましょう。

もし変更する場合は、旧URLから新URLへリダイレクトを設定しないと、カテゴリーページが404になったり、SEO評価が分散する可能性があります。

「blog」と設定するのは非推奨

前述のように、カテゴリーベースを「blog」に設定すると「category」より自然なURLに見えます。しかし、投稿一覧ページのURLと競合してしまうため、おすすめできません。

多くのWordPressサイトでは、投稿一覧ページのURLは「/blog」となっていますので、次のように解釈がズレてしまいます。

URL 本来の意味 WordPressの解釈
https://example.com/blog 投稿一覧ページ 投稿一覧ページ
https://example.com/blog/page/2 投稿一覧ページ(2ページ目) カテゴリースラッグ「page」

結果的に、投稿一覧ページ(2ページ目以降)が正しく表示されず、404ページになってしまうわけです。

投稿一覧ページのURLを変更すればいいのでは?

それなら、投稿一覧ページのURLを「blog」以外に変更すれば問題ないのでは?と思うかもしれません。
しかし、この方法もあまりおすすめできません。

たとえば、次のようなケースを考えてみましょう。

会社のサイトでコラムを発信しているため、投稿一覧ページのURLを「column」に変更する。そしてカテゴリーベースを「blog」に設定すれば、URLは競合しません。

しかし、この場合は別の問題が発生します。投稿一覧ページと投稿カテゴリーページのURLで整合性が取れなくなるのです。

投稿一覧ページ https://example.com/column
投稿カテゴリーページ https://example.com/blog/web-design

URL構造を見ると「column」と「blog」という別のコンテンツが存在しているように見えてしまい、サイト構造として分かりにくくなる可能性があります。

カテゴリーベースは、空欄のままが無難

カテゴリーベースは変更可能ですが、基本的には空欄のままにしておくのが無難です。

変更してもSEO上のメリットはほとんどなく、URL構造が複雑になったり、他のURLと競合したりするデメリットの方が大きいためです。

また、運営中のサイトでカテゴリーベースを変更すると、すでにインデックスされている場合や、外部サイトからリンクされている場合に、積み上げてきたSEOやアクセスに影響が出る懸念もあります。

以上の理由から、カテゴリーベースはデフォルト(空欄)のまま運用するのがシンプルで安全です。

タグベースについても同様です。タグページのURLに含まれる「/tag」部分を変更する機能ですが、基本的にはカテゴリーベースと同じ理由で変更する必要はありません。

カテゴリーベースを削除したいときは?

URLから「/category」を消したいと考える人もいるかもしれません。

WordPressの機能では、カテゴリーベースを削除することはできませんが、プラグインを使えば実現可能です。代表的なものとしては、次のようなプラグインがあります。

ただし、この方法もURL構造を変更することになるため、すでに運営中のサイトでは注意が必要です。SEOやリダイレクトの設定を考慮した上で導入するようにしましょう。

魅力的なブログがつくれる
WordPressテーマ集
WordPressテーマ「PANDORA」
レイアウト自由自在なブログ・メディアを構築。
WordPressテーマ「NULL」
技術や知見をシェアする開発者ブログを構築。
WordPressテーマ「Muum」
デザイン・SEOともに最高峰のブログに。
WordPressテーマ「Cherie」
華やかなブログで集客できるテンプレート。