WEBサイトの多言語化(国外向けコンテンツ制作)を行っているとGoogle Search Consoleに「サイトに hreflang タグがありません。」と警告メッセージが出てることがあります。こちらの警告に対応する大前提として、多言語サイトを運営している場合、該当の警告が出ているようでしたら見過ごさず対応を行いましょう。対応のポイントは以下の別記事でもご紹介していますが、検索エンジンに「このウェブサイトは何の言語で書かれたコンテンツか知らせる」「ほかにどのような対応言語でウェブサイトを展開しているか知らせる」目的があります。

多言語サイトを運営していない場合は、このメッセージは無視したとしても問題ありません。

この記事ではプラグインを使ってhreflangタグ設置の対応をする方法について、紹介をしていきます。

Easy hreflangのインストール

Easy hreflang

管理画面からのインストール

  1. 管理画面 プラグイン > 新規追加
  2. 検索窓に「Easy hreflang」と入力
  3. 今すぐインストールをクリック
  4. 有効化をクリック

検索結果での表示例

インストール後、以下の画面でURLと国、言語を指定することができます。設定が完了したらheadタグ内にHreflangタグが挿入されています。


ここで重要なのは多言語に対応して制作した各国のウェブサイトにおいても同様のhreflangタグを設定しないといけないことです。10各国のウェブサイトを作った場合はすべてのサイトヘッダーにも同様のhreflangタグを設定する必要があります。

もし相互的なhreflangタグを設置しないと「ja」 – リターンリンクがありませんとGoogle Search Consoleから、再度エラーメッセージが表示されます。他言語ページを設けたすべてのコンテンツに同様の言語アノテーションタグを設置していきましょう。それぞれのURLに記述例と同様のhreflangタグを設置することによりエラーメッセージが防げます。

Googleのウェブマスター向け公式ブログにも記載がありますが、こちらのプラグインを使用した場合はBase URLに指定したURLについて「x-default」が指定されます。hreflangの設定がない言語アクセスの場合はBase URLのサイトを表示する。という意味合いです。よって、ウェブサイトを多言語化して運用している場合はBase URLをはじめ全て同じ設定にして運用するということになります。日本語のウェブサイトを軸に多言語対応をしているのでしたら、英語サイトであっても中国語サイトであってもBase URLは同じ日本語サイトのURLを設定しましょう。

x-default hreflang では、このページが特定の言語や地域を対象としておらず、他に適切なページがない場合にデフォルトで表示するページであることを Google のアルゴリズムに知らせることができます。
多言語、多地域向けウェブサイト向けの新しいアノテーションのご紹介

インバウンドメディア向けWordPressテーマ世界の扉を開く「TOKI」

本記事で紹介している言語アノテーションタグの設定に関してもTCDテーマオプション内で完結します。インバウンドメディアの新設、リニューアルも併せてご検討しておられましたら是非一度Wordpressテーマ「TOKI」の販売サイト、デモサイトについてもご覧ください。

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まとめ

多言語サイトにおいて、hreflangタグを適切に設定していないとユーザービリティが下がる上に検索サイトに拾ってもらえないことで、アクセスされる機会をを失う可能性があります。Google Search Consoleのインターナショナルターゲティングでhreflangタグを確認して、各ユーザーの検索結果に表示させたいページを表示させるようにしていきましょう。