今や使用するのが当たり前になりつつあるミュニケーションツール「LINE」。MMD研究所の発表によると、全世代で85%以上もの人がLINEを使用しているというほどです。

line
http://news.mynavi.jp/news/2015/12/15/224/

実はLINEには、プライベートでの利用を目的とした「LINE」アカウントとは別に、法人・個人問わず、あらゆるユーザーがコミュニケーション・ビジネス用途で活用できる公開型アカウント「LINE@」があり、フォロワーへの一括送信、1:1トーク、ホーム/タイムラインへの情報発信などが可能となっています。
LINEatImage1
LINE公式ページより

特に最近では、PCからの管理画面が整備され、非常に使いやすくなりましたので、本日はLINE@について紹介したいと思います。このLINE@を使用することで企業やフリーランスなどで活動しているみなさんとファンとのコミュニケーションなど様々な用途でLINEを活用できるようになります。

LINE@で出来ること

LINE@とは、個人間のメッセージのやりとりのLINEとは違い、複数の人にメッセージを送信するなどの、オープンな情報発信が可能になる機能があります。LINE@でできることをまとめると、主に以下の6つになります。

  1. 登録してくれている友達全員に一括メッセージ送信
  2. 登録してくれた人と1on1のトーク
  3. 自動登録メッセージの設定
  4. クーポン・PRページなどの配信
  5. ホームへの投稿
  6. 友だち数・ホーム投稿などのインサイトの確認

LINE@の登録

LINE@アプリをインストール

まずは、LINE@アプリをダウンロードしてください。
・App Store:http://nav.cx/efvJWG1
・Google Play:http://nav.cx/4LaWWCn
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アプリにログインします。LINEの登録メールアドレスとパスワードを入力ください。
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アカウントの作成します。アカウント名、写真、業種を設定し、登録します。
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アカウントが下記の用に作成されました。
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アカウントページの作成

続いて基本設定をしていきます。ここからは、PC画面での設定画面で説明してきます。
PC版のLINE@はこちらよりログインできます。
line official account manager

まず、PC画面よりログインを行うと、下記のような設定画面となっています。
ine@09

アカウント情報を設定していきます。左のメニュー画面よりアカウントページをクリックしてください。
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アカウント情報では、カバー画像やロゴの設定から、会社の基本情報や求人情報などを設定する事ができます。各項目を入力ください。
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友達追加時の設定

基本情報を設定出来ましたら、次は自動応答モードを設定します。
まずは、ユーザーの方が友達登録をしてくれたら自動でアナウンスをするメッセージを設定します。初期設定では下記の用なメッセージになっています。
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変更するには、メッセージを選択し、「友だち追加時あいさつ」をクリックしてください。
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そうすると下記の設定画面が表示されます。
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ここで文面を変更すると友達追加時のメッセージをオリジナルの文章にすることができます。
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ここには、テキストだけでなく、クーポンやスタンプ、画像なども設定することが出来ますのでお好みで設定してみてください。

自動応答モードの設定

続いて、相手がトークを返してくれた場合の設定を説明します。初期設定では1:1のトークができるようになっていますので通常のLINEのようにトークができる設定になっていますが、友達の数が多い場合対応できない場合もあります。そんなときには自動応答モードを使用します。

1:1モードのOFF

自動応答メッセージを使用するには1:1トークをOFFにします。この設定はスマートフォンのアプリからしか出来ませんので、LINE@のアプリより「応答モード」を選択し、下記の画面のように1:1トークを設定出来ないようにしてください。

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自動応答メッセージの設定

それでは自動応答メッセージの設定を行いますが、メッセージには2種類の返答の仕方があります。

  • 自動応答メッセージ:事前に準備した文章を自動でランダムに返信します
  • キーワード応答メッセージ:ユーザーから送られたワードに合わせた文章を返信

自動応答メッセージ

自動応答メッセージはどんなメッセージを送ってもらったとしても、事前に準備した文章を自動でランダムに返信する設定です。初期設定では、「basic」というテンプレートが用意されており、この文字をクリックすると、編集することができます。
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新しくメッセージを追加する場合には、追加新規作成を押し、設定画面を開きます。
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内容を入力し、保存すると、自動応答できる内容が追加されます。この中から自動でメッセージが送られることになります。
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実際に「テスト」と送ってみると下記のように先ほど設定したメッセージが返ってきました。
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キーワード応答メッセージ

続いて、キーワード応答メッセージの登録を行います。こちらはある特定のワードによってメッセージを送る機能です。まずはメッセージの画面より「キーワード応答メッセージ」を選択します。
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新規作成画面をクリックし、キーワードと応答するメッセージを追加してください。今回は「bloc」「BLOC」「ブロック」というキーワードを入力し、それに対応するテーマの解説をメッセージにいれてみました。
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下記が設定した後の画面になります。
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実際に「bloc」と入力してみると、キーワードに対応するメッセージが自動で返ってきました。
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まとめ

今回は、LINE@の使い方ガイド 〜登録・基本設定編〜として、基礎的な設定の仕方から、自動トークまでを解説しました。LINE@は非常に便利で、いままでメルマガなどで情報配信されていた方には非常に有益なツールではないかと思います。次回は全体へのメッセージの配信の仕方や、1:1のトーク方法、効果的なLINE@の使い方等解説いたします。