WordPressとInstagramを連携したいと考えている方は少なくないでしょう。

  • WordPressからInstagramに投稿
  • InstagramからWordPressに投稿

SNSでの情報発信がデフォルトになった今、メディア運営だけでなくSNSの運用もセットになりました。

本記事では、人気のSNSであるInstagramとWordPressを自動投稿させるプラグインを紹介します。2つのサービスを連携させて、アクセスアップに繋げていきましょう。

WordPressからInstagramに自動投稿できるプラグイン3選

WordPressからInstagramに自動投稿できるおすすめのプラグインは、次の通りです。

  1. Nelio Content
  2. Blog2Social
  3. Intagrate Lite

ちなみに「WordPressからInstagram」と表記していますが「InstagramからWordPress」への自動投稿も可能です。なお、プラグインのインストール方法はこちらの記事に解説があります。

それでは詳しくみていきましょう。

Nelio Content

Nelio Content

「Nelio Content」は、無料でWordPressからInstagramへ自動投稿できるプラグインです。

  • 利用料が無料
  • カレンダー表示でスケジュール管理しやすい
  • Instagramのビジネスアカウントのみ対応

ポイントはInstagramのビジネスアカウントのみ対応しているところです。Instagram以外にも、Facebook、Twitterなど、主要SNSに対応しています。

自動投稿するためには別途、SNS予約投稿サービスのBufferアカウントが必要になります。現状、無料でWordPressからInstagramに自動投稿できるのはNelio Contentのみです。

有料プラグインと比較すると機能は劣りますが、最小限のコストで連携させたい方には最適です。

>> Nelio Contentはこちら

インストールと使い方の解説はこちらです。

Blog2Social

Blog2Social
「Blog2Social」はInstagramをはじめ、主要のSNSを連携できるプラグインです。

  • カレンダーUIから予約投稿ができる
  • ハッシュタグを設定できる
  • 自動投稿は有料版のみ

WordPressからInstagramへの自動投稿機能は、有料版のみとなっています。

Blog2Socialの有料版は以下の3種類です。

プラン SMART PRO BUSINESS
料金/年払い 69ユーロ 99ユーロ 249ユーロ
自動投稿の制限 1日25件まで 1日50件まで 1日100件まで

個人でWordPressを運営している方はSMARTプランで問題ないでしょう。30日間の無料体験が利用できるので、UIや使用感を試してみてはいかがでしょうか。

>> Blog2Socialはこちら

インストールと使い方の解説はこちらです。

Intagrate Lite

Intagrate Lite

「IntagrateLite」は、InstagramをWordPressに自動投稿できるプラグインです。

  • 過去の投稿も連携できる
  • 画像サイズを選べる
  • 画像にリンクを挿入可能

無料で自動投稿できるのもポイント。Intagrate Liteを有効化した後、Instagramのアカウント情報を入力すれば自動投稿できるようになります。投稿するカテゴリーや投稿日時などの細かい設定も可能です。

Instagramで長文を投稿する方は、Intagrate Liteを利用することでWordPressのコンテンツを充実させられるでしょう。

>> Intagrate Liteはこちら

インストールと使い方の解説はこちらです。

Instagramに自動投稿するプラグインを選ぶ基準

プラグインを導入する際は、以下の点をチェックしてみてください。

  • 定期的にアップデートされているか
  • 運営サイトとの相性
  • 有料版にした時にかかるコスト

定期的にアップデートされているか

プラグインを選ぶ際は、定期的にバージョンがアップデートされているか確認しましょう。長い間アップデートされていないプラグインは、突如として利用できなくなるリスクがあります。

WordPressの最新バージョンに対応しているプラグインであれば、インストールしても問題ありません。いつ更新されたかは、プラグインページの「最終更新日」からチェックできます。

WordPress公式ディレクトリ

運営サイトとの相性

プラグインによっては、運営サイトとの相性が悪く自動更新されないケースもあります。

  • ECサイト
  • マルチサイト
  • 使用しているテーマ

上記はプラグインに影響を与えやすい要素です。

好みのプラグインを見つけても、正常に動作しないこともあるでしょう。プラグイン導入の際は、事前にテストを行って問題なく動作するか確認しましょう。

有料版にした時にかかるコスト

有料のプラグインを導入する際は、どれくらいのコストがかかるのか計算することをおすすめします。

WordPressのサイト運営の目的がマネタイズであれば、有料版にした際に「プラグインの導入による費用対効果」を考えるべきです。

  • コスト以上の利益が見込めるか
  • アクセスアップが期待できるか
  • 総合的に見てインストールする価値があるか

上記のような項目は最低限チェックしてみてください。

Instagramを自動投稿できる有料のプラグインはたくさんあります。比較検討しつつ、最適なものを選ぶようにしましょう。

自動投稿プラグインで知っておくべき注意点

自動投稿のプラグインの注意点について見ていきましょう。

  • 自動投稿されないリスクもある
  • APIが仕様変更すると利用できなくなる
  • プラグインによって設定できる範囲が違う

自動投稿されないリスクもある

プラグインを使っても、自動投稿できないケースもあります。Instagram、WordPress、プラグインなどバージョンが変わったり、設定が変わったりすると自動投稿に失敗する可能性があるのです。

プラグインを過信してしまうと、更新が途絶えるトラブルになる危険性もあります。InstagramとWordPressの両方で、正常に自動更新されているかチェックするようにしてましょう。

APIが仕様変更すると利用できなくなる

Instagramをはじめ、各種SNSにはソフトウェアの機能を共有するために「API」を利用しています。WordPressとInstagramを連携する際も、APIを介していることがほとんどです。

そのためInstagramがAPIを仕様変更すると、プラグインとの互換性が取れず利用できなくなるケースがあります。ほとんどの場合、新しいAPIをプラグインに再設定すれば再び自動投稿できるようになるでしょう。

プラグインによって設定できる範囲が違う

自動投稿のプラグインによって、設定できる範囲が異なる点に注意してください。

  • 予約投稿に対応しているか
  • InstagramとWordPressのどちらに自動投稿するのか
  • 画像サイズの変更やハッシュタグの自動変換

プラグイン選びで失敗しないためには「どのように連携したいのか」を具体的に考えることです。「無料だから」や「みんなが使っているから」という理由でプラグインを選ぶと、後々後悔するリスクがあります。

事前に利用する目的を明確にしておくと、損する可能性を最小限にできるでしょう。

まとめ

WordPressとInstagramを連携させるには、プラグインを利用するのが最もおすすめです。

しかし、各プラグインによって思想が異なるため、目的に合わせて最適なものを選ぶ必要があります。

  • どのように連携させたいのか
  • マネタイズは考えているか
  • 有料プラグインを導入するべきか
  • 運営スタイルに合っているか

上記を考慮した上でプラグインを選んだら、まずはテスト運用してみてください。

Instagramを活用すれば、WordPressサイトへの集客アップが見込めます。自動投稿を上手く利用して、効率的なサイト運営を目指しましょう。

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