オウンドメディアは複数人のユーザーで基本的には運営・管理・編集されることが多いでしょう。例えば、企業が運営するWordPressサイトの場合は、管理者だけでなく編集者や数多くのライターが運営に関わります。

本稿では複数の人間で1つのWEBメディアを運用する時に役立つワードプレスプラグインをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

WordPressプラグイン10選

User Role Editor

User Role Editor
WordPressにはデフォルトで、管理者(administrator)・編集者(editor)・投稿者(author)・寄稿者(contributor)・購読者(subscriber)という5つの権限が用意されています。上記の分類以外で細かく権限を調整したい場合に役立つのがワードプレスプラグイン「User Role Editor」。

ユーザーごとに、公開はできても削除はできないとか特定の投稿カテゴリーだけを表示するといった細かい権限調整ができます。このプラグインは外部ライターに直接管理画面に入ってもらう時に重宝するプラグインです。

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Username Changer

Username Changer
一度決めると変えられないユーザー名を変更できるプラグイン「Username Changer」。寄稿者からユーザー名を変更したいという要望があった際などに使えます。

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Public Post Preview

Public Post Preview
下書き記事を管理画面にログインせずに確認することができるURLを発行できます。TCDでも重宝しているプラグインです。TCDでは、記事を執筆する人、編集する人、アイキャッチ選定する人、最終チェックをする人というふうに分業して記事制作をしているので、こちらのプラグインを確認用URLを連絡、チェック作業に使用しています。

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PublishPress Revisions

PublishPress Revisions: Submit, Moderate, Schedule and Approve Revisions
公開済みの記事を更新予約できるプラグインです。新記事を予約投稿後に、過去記事も更新したい場合、新記事の公開前に過去記事の更新予約ができるので便利です。

このプラグインを入れておくと、あとで過去記事を編集・更新するのを忘れるのを防ぎます。

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WordPress Editorial Calendar

editorial-calendar
カレンダーで投稿管理ができるワードプレスプラグイン「WordPress Editorial Calendar」。

未来に予定されている記事のかきかけや、準備段階にある記事をカレンダー上で確認したり、その場で下書きを書いたり、スケジュール時間をドラッグ&ドロップで変更できるようになります。

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CO-Authors Plus

CO-Authors Plus
複数の投稿者を選択することができるワードプレスプラグイン「CO-Authors Plus」。共著や対談の記事にはこのプラグインは必須です(WordPressのデフォルトではは1ページ1ユーザーしか付与できないため)。

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Simple Author Box

著者プロフィールが表示できるワードプレスプラグイン「Simple Author Box」。記事を書いた著者のプロフィールを記事下に表示できます。

Simple Author Box

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WP Activity Log

WP Activity Log
WordPressの管理画面にログインするユーザーすべての行動履歴を詳細に記録するプラグイン。複数のユーザーがログインするメディアではセキュリティ面を向上させる意味では必須。

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SiteGuard WP Plugin

SiteGuard
あなただけがログインするのではなく、複数の人間がログインするということは相応のセキュリティ対策が必要です。「SiteGuard WP Plugin」は必要なセキュリティ対策が1つに揃ったワードプレスプラグインです。

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Kanban Boards for WordPress

Kanban Boards for WordPress
プロジェクト・タスク管理がWordPressの管理画面内でできるプラグイン「Kanban Boards for WordPress」。編集者や複数のライターがいる場合、ここでスケジュール管理を行うと効率的です。

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まとめ:プラグインを活用し、メディアの強みを活かそう

様々な角度からメディア運営に必要なプラグインをまとめましたが、いかがでしたでしょうか。色々な機能の実装を手軽に行うことができるプラグインが豊富に存在するということもWordPressの大きな魅力のひとつです。ぜひお試しください。

また、メディア運営は1人で作り上げるコンテンツでは到底成しえなかったスケール感、投稿者・寄稿者さんたちの個性、メディアとしての客観性を出すことができる点など、複数著者によるメディア運営のメリットを享受することが可能になります。

1人では10万PVが限界だったのが、3人だったら100万PVを超えたといった事例も数多くあるのがWebメディア。ぜひメディアとしての大きな目標をメンバーと共有し、魅力あふれるオウンドメディアをつくってください。