WordPressを使って書いた記事をたくさんの方に見てもらうには、SNSの存在は不可欠です。とは言っても、記事を投稿するたびに一つひとつSNS上に投稿設定していてはキリがありませんよね。
そこで今回は、SNSへの投稿をより効率的におこなうためにも、「IFTTT」を使ってSNS操作を自動化させてみましょう。「IFTTT」の基本的な使い方はこちらの記事で解説しています↓
WordPressの機能だけを利用していると、次々にプラグインを入れてしまい、WordPress自体の動作が鈍くなってしまうこともあるかと思います。そんな時は、WordPressに機能を無理に搭載せずに他のWebサービスに頼ってみるのも良いでしょう。 「IFTTT」というWebサービスは、We...
IFTTTを使ってWordPress運用を快適におこなう方法
WordPressで作られたサイトの多くは、他の無料ブログサービスとは異なり、検索エンジンを介して、読者がサイトを訪問します。
とは言ってもWordPressで立てたばかりのWebサイトでは、サイトを見てくれる人が限られているため、サイトへの大きなアクセスは望めません。そのため、より多くの方々に記事を見てもらうためにもSNSを活用していく必要があります。
しかし慣れてくると投稿した記事の報告を逐一手動で行うのは面倒です。そこで今回は、SNSへの投稿作業そのものを自動化させてしまう「IFTTT」を用いたSNSシェアの方法をご紹介していきます。
WordPressのトリガーとアクション
最初にIFTTTを使っていくにあたって、IFTTT内で使える「WordPress」のトリガーとアクションを知らねばなりません。
ちなみにここでいうトリガーとアクションというのは、トリガーが「~をしたら」という引き金になる行動、アクションが「~をする」という実行結果をそれぞれ表します。
「WordPress」で使えるトリガー・アクションは以下の通りです。
■トリガー
Any new post:「WordPressで記事を新たに投稿したら…」/New post with tag or category:「指定したタグまたはカテゴリの記事が新たに投稿されたら…」
■アクション
Create a post:「記事を投稿する」/Create a photo post:「写真を投稿する」
それではこれらをどのように使っていくのか、実際に使い方を見ていきましょう。
WordPressの投稿記事をお知らせする方法
では次にWordPressで投稿された記事をSNS上に発信する方法をご紹介していきます。今回はTwitterを例に使っていきましょう。
まずは、IFTTTの公式サイトを開き、アカウントメニューから「New Applet」をクリックします。
するとアプリ作成画面が表示されるので、「this」と「that」にそれぞれ連携させたいサービスを当てはめていきましょう。今回の場合は、「WordPress上で記事を投稿したら、Twitterで通知する」という「レシピ」を作成していくので、「this」にはWordPressのトリガーを連携させます。
ちなみに「IFTTT」でWordPress連携を使用する際に一つ注意点があります。WordPressのBlog URL欄ですが、こちらはただWordPressのURL欄を入力するだけでなく、レンタルサーバー上で設定したアップロードフォルダを明記したURLを入力する必要があります。設定等は、レンタルサーバーによって異なりますので、詳しくは、契約しているレンタルサーバーの独自ドメイン設定欄をご参照ください。
トリガー選択画面に遷移したら、「Any new post」欄を選択します。
「this」のトリガーを設定できたら「that」にはTwitterのアクションを連携します。ここではただ投稿した記事をお知らせするだけなので、「Post a tweet」を選択しましょう。
次にツイートする内容を記載していきます。デフォルトでは、記事タイトルと個別ページのURLが設定されていますが、「Add ingredient」欄でさらに項目数を増やすことも出来ます。この辺りの設定はお好みで調整してください。
最後に、「レシピ」の説明を書き換えて準備完了です。
これで「アプリ」を起動している間は記事を投稿するたびに、自動的にTwitterのツイート欄に投稿した記事の情報が更新されるようになります。また「IFTTT」は外部のWebサービスなので、WordPress上の操作は特に必要なくお手軽に設定できますし、どれだけ使ってもWordPressのシステム自体には影響が出ないので、もっと作業を効率化させるために「IFTTT」を活用してみてください。