もし、めっちゃいい記事を書いているのにブログにアクセスが集まらないとしたら、それは記事タイトルの付け方が原因かもしれません。しかし、適切なタイトルを付けることができるようなると・・

長期的に検索エンジンからのアクセスを集めて、たった1記事だけで57万PVにもなったり、ソーシャルメディアなどで拡散されると記事公開直後でも10000PVといったアクセス(Yahoo!やGunosyなどの有名なポータルサイトで紹介されればアクセスは爆発します)を集める可能性があります

検索エンジンからの長期的なアクセス

記事を公開した直後にSNSで拡散される

自分が運営しているブログにアクセスを集めることができるブロガーは、この「ブログ記事タイトルの重要性」を知っているので、記事を書くのと同じくらいの時間やエネルギーをかけて1つのタイトルを考えたり、今まで培ってきた知識や経験を活かし、センスや感覚をフル動員してタイトルを完成させているので、ここでは・・

人気ブロガーは「どんなことを考えて記事タイトルを付けているのか?」その脳みそを探っていこうと思います。

「ブログ記事タイトル」を付ける際の7つのポイント

ブログへのアクセスには「検索エンジン」だけではなく、「ソーシャルメディア」「被リンク(他のブログからの紹介)」「RSS」「メールマガジン」「広告」など複数の流入経路があり、その中でも代表的な流入経路がGoogleやYahoo!などの「検索エンジン」と、Fecebookやツイッターなどの「ソーシャルメディア(SNS)」ですね。

つまり、アクセスを呼び込むブログ記事タイトルを付けるためには「SEO対策をすれば良い」とかではなく・・

検索者やSNSユーザーが「どのような状況でどのような感情を抱いていているのか?」といった、”人の心にフォーカス“したうえで、記事を読んでもらう”きっかけ”となるタイトルを付けることが重要だということです

1. 検索キーワードを入れて内容とタイトルを一致させる

ブログ記事のタイトルには「この記事は〇〇のことについて書かれています。」ということを”読者“と”検索エンジン“に伝える重要な役割があります。例えば、WordPressをいじっていたら画面が真っ白になってしまい、それを解決したことを記事にしたとします。しかし、せっかく読者に役立つ記事に完成させたとしても【昨日マジで焦った】といったタイトルを付けてしまっては、何んのことが書かれている記事なのか分かりません。

WordPressブログが真っ白になってしまって焦っている検索者は、《WordPress 真っ白》といったキーワードで入力して解決策を探しているので、【WordPressの画面が真っ白になってしまったときの対処法】といったように、実際に検索されているキーワードを入れて、記事の内容とタイトルを一致させるようにしましょう。

2. 読み手目線のタイトルにする

有名人や、すでにブランディングか確立されているブロガーであれば「私がおすすめする本」というタイトルの記事でもファンに読んでもらうことができますが、まだアクセスの無いブログで「私がおすすめする本」といった記事を書いても誰にも読んでもらうことはできません。

基本的にブログ記事のタイトルは「私がおすすめ」ではなく「〇〇におすすめ」といったように読み手目線のタイトルに変換しましょう。【ブログの文章力を付けるためのおすすめの本】といったように、記事を読んでもらいたいターゲットを明確にすることで《文章力 本》と検索している人や「ブログを書くために文章力を付けたいと考えている人」に対して、適切に記事を届けることができるようになります。

検索キーワード入れる」「内容とタイトルを一致させる」「読み手目線のタイトルにする」、これは記事タイトルを付ける際の基本中の基本です。これができていない場合には、どれだけ素晴らしい内容の記事を公開し続けても、検索エンジンの上位に表示されることはほぼありませんし、せっかくの記事を読者に届けることができません

ブログ記事のタイトルには必ず1と2の要素を組み込む。そうすることで、読者と検索エンジンに対して「この記事は〇〇のことについて書いています。」ということを伝えることができ、ようやく検索エンジンにヒットするためのスタートラインに立つことができます。

しかし・・

今この記事を読んでいるあなたは「そんなことは分かってる、そんな当たり前のことを今更言われても・・」と感じていると思いますし、「早くザクザクとアクセスを呼び込むブログ記事タイトルの付け方を教えてっ!」と思っているでしょう。

もちろん、テクニカルな「ブログ記事タイトルの付け方」は存在しますが、「どのようにすれば良いのか?」という方法論だけ身に付けても上手く使うことはできません。でも「なぜそのような意識をする必要があるのか?」を理解していれば、ケースバイケースで適切にテクニックを活用することができるようになるので、ここで今一度、検索者とSNSユーザーの”情報を得る目的”を考えておきましょう。

検索者とSNSユーザーでは情報を得る目的が違う

ブログへのアクセスには「検索エンジン」だけではなく、「ソーシャルメディア」「被リンク(他のブログからの紹介)」「RSS」「メールマガジン」「広告」など複数の流入経路があり、その中でも代表的な流入経路がGoogleやYahoo!などの「検索エンジン」と、Fecebookやツイッターなどの「ソーシャルメディア(SNS)」ですね。

つまり、アクセスを呼び込むブログ記事タイトルを付けるためには「SEO対策をすれば良い」とかではなく・・

検索者やSNSユーザーが「どのような状況でどのような感情を抱いていているのか?」といった、”人の心にフォーカス“したうえで、記事を読んでもらう”きっかけ”となるタイトルを付けることが重要だということです

検索者に対しては【不安 ⇒ 安心】になる解決策を!

検索フォームに特定のキーワードを入力しているユーザーは「自分の悩み」や「自分の知りたいこと」が分かっていて、感情のバロメーターは【不安 ⇒ 安心(不安定→安定)】になるような”解決策”を見つけようとしている傾向にあります。

記事のタイトルやコンテンツも「不安な状況から解決に向かう情報を提示することを心がける」ことがポイント!

SNSユーザーに対しては【平穏 ⇒ 刺激】を与える情報を!

それに対して、SNSを多用しているユーザーは特にコレといった問題を解決したいわけではなく、面白い話を読んで笑ったり、社会的な問題に触れて議論に参加したり、あとあと役に立ちそうなまとめ記事をチェックしたりしながら、感情のバロメーターは【平穏 ⇒ 刺激】となるような、退屈な時間を満たすための”心の引っ掛かり”を探している傾向にあります。

記事のタイトルやコンテンツも「平穏な状況に刺激を与えることを意識する」ことがポイント!

もちろん「なんか面白いことないかな〜」と思って検索エンジンで検索している人もいますし、なにかしらの不安や悩みを抱えていてSNSで解決策を探している人もいますが、あくまでも全体的な傾向を捉えておくことが大切です。

そして・・

人気ブロガーは安定的にアクセスを伸ばすために「検索エンジン」に最適化したタイトルを付け、さらに「SNS」でシェア(レバレッジを掛ける)してもらえるような、興味を引く記事タイトルに仕上げる意識をしているので、そのポイントを解説していきます

3. 数字を使う

「ブログ記事タイトルには数字を入れると効果的!」といったことはよく知られていますが、実際に数字を入れることで反応が大きく変わることがあります。

【ブログのアイキャッチ画像に使える素材サイト】というタイトルよりも【ブログのアイキャッチ画像が映える!無料で使えるめっちゃオシャレな素材サイト10選】のほうが「この1記事を見れば10個の素材サイトを知れる」というお得感を与えることができます。また、単純に「おすすめの本」と言われるよりも「厳選7冊」のほうが、どんな7冊なんだろう?とより強い興味を湧かせることができます。

4. ハードルを下げる

【WordPressの画面が真っ白になってめちゃくちゃ苦戦した】とか【文章力を上げるために必ず読んでおくべき書籍100冊】といったタイトルを見た人は、「やっぱり大変なんだ・・」とか「文章力を上げるにはそのくらい本を読まなければならないのか~」といった気持ちになって記事を読むことすら気が重くなります。そんなときは、「焦らなくても3つの解決方法を試せば大丈夫!」といったニュアンスを伝えたり、100冊読んだ中でも特におすすめの7冊だけ紹介することで、記事を読むこと自体のハードルを下げる工夫をしましょう

5. 意外性で引きをつくる

《文章力をつける本》というキーワードで検索している人は、当然「読めば文章力が付く本」を探しているわけですが、その理由が「ブログでアクセスを集めたいから文章力を付けたい」といった場合には、もしかしたら文章力ではなく、構成力やマーケティングスキル、心理学的な知識を付けるほうが効果的かもしれません。【文章力を付けるためにおすすめの・・】といった似たようなタイトルが並ぶ検索結果の一覧のなかに【文章力は必要ない】といった意外性のあるタイトルが入り込むことで“グンっ”と引きをつくることができます

6. オチはタイトルで言わない

記事の内容とマッチしたタイトルを付けるというのは基本中の基本ですが、必ずしもタイトルでその”オチや答え”を提示しなければならないということではありません。タイトルでは読み手の理想(ベネフィット)だけを想像させて具体的は方法は記事の中でしっかりと伝えるという方法があります

《ぽっこりお腹 トレーニング》というキーワードを入力している検索者に対して「ぽっこりお腹が凹む体幹トレーニングのプランクチャレンジ!」というタイトルを付けてしまうと「あぁ、体感トレーニングのことね。」「プランクってシンドイやつでしょ・・」と記事を読まなくても内容が想像できてしまいます。その場合には《体幹》とか《プランク》といったワードはあえて入れずに「1日たった5分でぽっこりお腹が凹む自宅でできるトレーニング方法」というタイトルにすることで「本当に1日5分なの?自宅でできるってどんなトレーニングだろう?」と興味を沸かせることができます

逆に《プランクチャレンジ 結果》というキーワードで検索している人は「プランクって実際に効果あるのかな?」「効果あるなら挑戦してみようかな?」と考えている傾向にあるので「ぽっこりお腹が凹むというプランクチャレンジを6ヶ月続けてみた結果がヤバイことに・・!?」といったように、オチを隠して結果が知りたくなるようなタイトルを付けるテクニックも効果的です。

7. 個性や独自性を表現する

ブログの記事タイトルは「検索キーワード入れる」「内容とタイトルを一致させる」「読み手目線のタイトルにする」が基本になりますが、この基本だけでタイトルを付けた場合には、【ブログのアイキャッチ画像に使える素材サイト】【ブログに使えるおすすめの無料素材サイト】といったように、どれも同じようなつまらないタイトルになってしまうので、運営者の個性や独自性が感じられる表現を心がけてみましょう

【ブログのアイキャッチ画像が映える!無料で使えるめっちゃオシャレな素材サイト10選】といったように《映える!》といった言葉や《オシャレ》といった形容詞、《めっちゃ》といった感情的な表現を”適切に”タイトルに組み込むことで、ブログ運営者の個性や独自性が生まれて、検索キーワードを意識しただけの他の記事と差別化することができます。ただ、Googleの検索一覧には32文字程度しか表示されないので、前半の32文字以内で記事の内容が分かるようなタイトルを工夫しましょう。

3~7まではテクニカルな内容も含まれますが、タイトルには必ず数字を入れなければならないということではありませんし、嘘や大げさな表現はNGです。せっかく記事を読んでくれた読者の期待を裏切ってしまえば、ブログの信頼も落ちてしまうので、テクニックは適切に活用できるようにしましょう

また、検索者やSNSユーザーの興味を強烈に引くようなタイトルを付けたいのであれば、良い意味で読者の期待を裏切るような充実したコンテンツを作り込む!そんな意識を持っているブロガーは「適切なタイトルを付けるスキル」と同時に「オリジナルのコンテンツ力」を身に付けていくことができます。

「記事タイトル」と「アイキャッチ画像」はワンセット!

ここまで「記事タイトル」と「アイキャッチ画像」をワンセットで解説してきましたが、それには理由があります。というのも、検索エンジンの検索結果はタイトルと抜粋文のテキストオンリーで表示されますが、多くのSNSではタイトルとアイキャッチ画像がセットでフィードを流れるからです

検索エンジンはタイトルと抜粋文

SNSはタイトルとアイキャッチ画像

1枚の画像は文字よりも圧倒的な情報量を伝えることができ、パッと見の一瞬で記事の内容を伝えたり、感情とリンクさせたり、ベネフィット(理想の未来像)を描かせることができるので、「記事タイトル」と「アイキャッチ画像」はワンセットで考えるようにしましょう

最後に、SNSユーザーの興味を引くようなタイトルを付けた際に、さらにその効果を高めるためのアイキャッチ画像の選定のコツを解説します。

検索者の状況だけではなく心理状態とマッチさせる

【WordPressの画面が真っ白になってしまったときの対処法】というタイトルに対して、画面が白いパソコン画像をアイキャッチに選定すれば印象はマッチしますが、いまひとつ訴求力を感じませんよね。

検索者の感情バロメーターを【不安 ⇒ 安心(不安定→安定)】になるような”解決策”を提示するタイトル&コンテンツを作ったのであれば、検索者の”状況”だけではなく「ヤバイっ!早くなんとかしなければっ、、」といった、検索者の”心理状態”とリンクするような画像を選定することで訴求力は倍増します

タイトル要素の組み合わせ

1. 検索キーワードを入れて内容とタイトルを一致させる
2. 読み手目線のタイトルにする
3. 数字を使う
4. ハードルを下げる

具体的なターゲットを想定して理想像を描かせる

文章力を付けて今よりもブログにアクセスを集めたい女性ブロガーに「文章力の上がる本」を教えてあげることができれば”メリット“になるので、パソコンと本の組み合わせの画像はマッチしていると言えます。しかし・・

《ブログ 文章力 本》といったキーワードで検索している女性ブロガーは、もしかしたら本を読むことだけが目的なのではなく、「カフェなどでスラスラとブログが書けるようになりたい」と思っているかもしれません。つまり、本を読んだ先の自分の理想像(ベネフィット)が描けるような画像を選定することで、無意識レベルの欲求にアプローチすることができます

タイトル要素の組み合わせ

1. 検索キーワードを入れて内容とタイトルを一致させる
2. 読み手目線のタイトルにする
3. 数字を使う
4. ハードルを下げる
5. 意外性で引きをつくる

得られる情報の質と量のイメージを拡張させる

風景 素材サイト》というキーワードで検索している人に対してであれば、1つの美しい風景素材をアイキャッチ画像に設定すれば「参考にしてみよう」と記事を読んでもらえるかもしれませんが、無料 素材サイト》と検索しているユーザーは、風景に限らず、人物やその他の画像を探している可能性があり、1枚の風景素材だけを見せてしまうと「こんな素材かぁ~」とイメージを限定させてしまいます

【ブログのアイキャッチ画像が映える!無料で使えるめっちゃオシャレな素材サイト10選】といったタイトル&コンテンツの記事であれば、複数の素材サイトから選りすぐった10選であることを伝えるために・・

アイキャッチ画像を見ただけで、いろいろな種類の素材があるということや、オシャレ感が伝わるような組み合わせをして、この記事を読むことで得られる情報の質と量のイメージを拡張させるようにしましょう

タイトル要素の組み合わせ

1. 検索キーワードを入れて内容とタイトルを一致させる
2. 読み手目線のタイトルにする
3. 数字を使う
4. ハードルを下げる
7. 個性や独自性を表現する

答えを隠しつつベネフィットにフォーカスして興味を掻き立てる

ぽっこりお腹を凹ませたい人に対して【1日たった5分で~自宅でできる~】といった答え(オチ)が知りたくなるタイトルを付けているのに、体感トレーニングの体勢を見せるアイキャッチ画像を選定してしまうと”答えを提示”してしまうことになり、結局「あぁ、プランクね。」と、続きを読もうとは思えなくなってしまいます

そのため、タイトルと同様に「ぽっこりお腹を凹ませて理想的な体系をイメージさせる画像」を採用し、答え(実際のトレーニング方法)を隠して興味を掻き立てるようにしましょう。

この時に「1日たった5分で~自宅でできる~」は嘘ではないことが大前提になりますが、5分間体制を維持することは結構ハードで、それを数ヶ月間継続する必要性を伝えたり、他の腹筋運動などを組み合わせることで腹筋をバッキバキにするような男性向けのトレーニング方法を紹介するのであれば、やはり男性の画像が適しているということです。

男性向けのコンテンツなのに女性のアクセスを集めてしまうと、役に立たない記事を読ませてしまうことになるので、しっかりと「読んでもらいたい相手」に届けて、記事内容とマッチしていないユーザーが間違ってアクセスしてこないように、適切なタイトルとアイキャッチ画像を設定するように心がけましょう

タイトル要素の組み合わせ

1. 検索キーワードを入れて内容とタイトルを一致させる
2. 読み手目線のタイトルにする
3. 数字を使う
4. ハードルを下げる
5. 意外性で引きをつくる
6. オチはタイトルで言わない
7. 個性や独自性を表現する

まとめ

この記事では「ブログ記事タイトル」を付けるときに人気ブロガーが意識している7つのポイントについて解説しましたが、ブログにザクザクとアクセスを呼び込むためには、1と2のように必ず意識しておかなければいけないことがあります。また、価値あるコンテンツを作ったのであれば、3~7の要素を組み込みながら、検索者やSNSユーザーが興味を引くようなタイトルに仕上げることが重要です

1. 検索キーワードを入れて内容とタイトルを一致させる
2. 読み手目線のタイトルにする
3. 数字を使う
4. ハードルを下げる
5. 意外性で引きをつくる
6. オチはタイトルで言わない
7. 個性や独自性を表現する

ただ、ザクザクとアクセスを呼び込むと言っても、本来のターゲットではない人のアクセスを呼び込んでしまうと、滞在時間が短くなり離脱率も高まり、読者や検索エンジンからの評価を得ることはできません。

つまり、テクニックを駆使して誰でも呼び込むということではなく「記事を読んでもらいたい相手」を明確にして、しっかりと価値を届けようとする姿勢が大切です

その結果、検索エンジンから継続的なアクセスを集め、SNSで多くの人にシェアされるような信頼されるブログになりますので、ぜひここで紹介した「ブログ記事タイトルの付ける際の7つのポイント」を読み返しながら、テクニックを”正しく使える”ように実践していきましょう!