当記事では、ランディングページ(以下「LP」)として活用できるWordPressテーマと、ペラページと比較した際のメリットについてご紹介いたします。
ランディングページ(LP)とは?
ランディングページとは、訪問者のアクションを誘導することに特化した縦長のレイアウトのページのことを指します。営業トークのような構成で作られたLPは通常の構成のコンテンツに比べて「コンバージョン率が高い」傾向にあります。
詳しくはこちらで解説しています。
ネット集客・オンラインビジネスに欠かせないランディングページですが、ポイントをおさえないと、うまく機能しません。 そこで今回は、 「そもそもランディングページとは?」 「ランディングページの目的は?」 「ランディングページは必要なの?」 「おさえておくべきポイントは?」 といった...
目次
ランディングページ風トップページのワードプレステーマ
TCDでは全テーマにサイドカラムのない1カラムの固定ページが使える機能がありますが、トップページ自体がLPになっているテーマもいくつかリリースしています。
「DROP(ドロップ)
デモをそのまま広告に出稿しても数値が取れるランディングページ(LP)が完成します。高機能なグラフ・チャートでより訴求力の高いメッセージが作成できます。
「Switch(スイッチ)」
ファーストビューの動画で虜にしてしまうテーマ。フッターにあるさりげない動画もユーザーの心を掴みます。スマホやタブレットのデザインにも注目です。サービスを取り巻く空気感を表現することに焦点をあてているので、実店舗やイベントなど実際に足を運んでもらうサービスのPRに最適です。
「OOPS!(ウップス)」
成約率の抜群に高いトップページ型LPを目指して作られたWordPressテーマ。TCDにおいてトップページ型のLPスタイルを確立させたテンプレートとも言えます。クールなパララックス効果はサービスの品を高めてくれますので、サービスのPRに活用するにも最適です。
「SOURCE(ソース)」
TCDテーマの中で、初めてランディングページ型コーポレートサイトを構築することを意識したWordPressテーマ。アプリ開発やソフトウェアの販売など。多くのポートフォリオを並べて実績をPRすることを考えておられるのでしたらオススメです。
「MASSIVE(マッシヴ)」
人材採用サイトとして生まれた「MASSIVE」。求人活動もリクルートやマイナビなどのポータルサイトに広告を打つ時代は終わり、自社サイトで集める時代に入りつつあります。MASSIVEはトップページがランディングページとして機能するため、そのまま広告に出すことができます。
縦長ペラページでは駄目なの?
サイドカラムのない「縦長ペラページ」をLPとして利用することも多いでしょう。本稿で紹介しているのはトップがLPなので、ペラページとは性質が異なります。ここからはペラページのメリット・デメリットについて解説します。
ペラページとは
1枚もしくは数ページしかボリュームがない。(ペラペラの)ウェブサイトを指します。またはペラサイトとも呼ばれています。
ペラページのメリット
- ユーザーの出口を塞ぐことができる
- 瞬間的なコンバージョンに特化している
- 制作が簡単
ペラページのもっとも大きなメリットは、制作が簡単ということでしょう。また、すでに信頼を得ているファンやリピーターに対しては、スムーズにコンバージョンに導くことができる。決して悪いことばかりではありません。
他のページへの導線をなくし、1枚のページですべてを説明しようとしていることです。だから、文章も長くなり、縦長になるのです。
ペラページのデメリット
- サイトパワーが弱い
- 信頼性が低い
- 集客力が皆無
ペラページは、1枚でページ構成されているため、サイトパワーが弱いのです。そのため集客力も弱く、広告にすべてを頼らざるを得ません。自然の集客力が弱いということは、事業の利益率を落とすことに繋がっていきます。
また、ペラページはその瞬間のコンバージョンに特化しているため、ユーザーと接する回数や時間が短く、結果的に売上が伸び悩む時点が必ず訪れます。
長い目で見れば、ユーザーの出口を塞がず、有益な情報を提供しつつ何度もユーザーと接触を図っていくことが、最終的な売上を伸ばしていきます。
つまり、ブログで集客し、何度も有益な情報を提供しながら徐々に信頼を勝ち得つつ、興味のあるユーザーに対して商品やサービスを提供していく姿勢が望ましいということです。
ですから、ペラページでその瞬間に「買わせる」のではなく、上記で紹介したランディングページで気長にお付き合いする方が正しいということになります。
ちなみに、弊社の商品は広告を見た瞬間から購入に至るまでの平均期間は「8日」です。これはどのような商品でも同じだと思いますが、広告とランディングページを見た後に必ず検討期間というのが発生するのです。
もちろん、即買いするユーザーも一定数存在しますが、そこだけを狙っていては最終的な売上は伸びないということですね。
トップページ型LPのメリット
以下、トップページ型LPのメリットを書いておきます。
- 集客機能(自然検索やSNSなど)を活かせる
- Google広告(他PPCなど)の審査が通りやすい
- サービスへの理解・信用を獲得しやすい
まとめ
ペラページは瞬間的なコンバージョンは望める一方、ユーザーとの長期的な付き合いは捨ててしまっているということですね。「今、その瞬間に買わせる」ではなく、サービスを長期的に盛り上げるスタンスでいくなら、上記で紹介したワードプレステンプレートを使って構築すると良いでしょう。