オリジナルのタグを登録しておける人気のプラグイン「AddQuicktag」ですが、2022年5月現在の最新バージョン(v2.6.1)でjsonファイルが正常にインポートできない不具合が発生しているようです。
弊社で販売しているテーマの中には、「AddQuicktag」のセットアップが必要なものもあります。
ブログ記事をより伝わりやすいものに、記事作成をより簡単にするTCDテーマの機能「クイックタグ」を使う方法をご紹介いたします。 この記事では、現在販売終了しているTCD030~TCD013テーマに搭載されている、AddQuicktagプラグイン利用型のクイックタグについて解説しています。 ...
というわけで応急処置的にはなりますが、AddQuicktagでjsonファイルを正常に読み込めるようにする対処方法をシェアいたします。
対処方法:「AddQuicktag」をダウングレードする
現状もっともかんたんな対処方法は、プラグイン「AddQuicktag」をダウングレードする方法です。v2.6よりも前のバージョン(v2.5.3)にダウングレードすると正常にjsonファイルをインポートできるようになります。
- 現状有効化されている「AddQuicktag」を削除
- プラグイン公式ページ下部から古いバージョン(v2.5.3)をダウンロード
- 再度有効化してjsonファイルをインポート
という手順を踏んでもいいのですが、以下のプラグインを使うともっと早く完了します。
WordPressには数多くのプラグインがあり、様々な機能を自由に追加できます。こんな機能があればなぁと思って調べるとぴったりなプラグインが結構見つかります。しかも無料のものがほとんどです。 ただ、常に改善を目指してアップデートを繰り返しているので、特定のバージョンでうまく動作しないことも起こ...
上記プラグインを有効化して、ダウングレードしたいプラグイン(今回は「AddQuicktag」)を選択してRollbackボタンをクリックするだけです。詳しい操作方法は上記記事にて解説していますが、スピーディに対応できてオススメです。
一般的な不具合対策:プラグインの自動更新は無効化しよう
プラグインの自動更新は初期設定では無効になっていますが、プラグインの一覧画面で念のため確認しておきましょう。ダッシュボードの外観>プラグインから一覧画面を表示すれば、プラグイン別に確認可能です。
「自動更新を有効化」をクリックすると常に最新版に自動で更新されますが、今回のようにプラグインのアップデートが原因で不具合が起きる可能性もあります。検証用のテスト環境を除いて、プラグインの自動更新は基本的にoffにしておく方がベターです。
まとめ
「AddQuicktag」でjsonファイルが正常にインポートできなくなった時の対処方法を解説いたしました。プラグインがうまく機能しなくなった場合は、旧バージョンに戻して検証してみるのも一つの手です。
プラグインの自動更新(アップデート)機能は便利ですが、管理者の知らぬ間に不具合を発生させる原因にもなり得ます。自身のサイトをこまめに手動でメンテナンスする意味も含めて、自動更新は無効化にしておく方が安心ですね。
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