「自社商品（サービス）をもっと知ってもらいたい」
「集客力のある企業サイト（コーポレートサイト）をつくりたい」
スタートアップや自社開発の企業では、企業サイトとして運用しながら、商品（サービス）自体の広告塔として機能すると望ましいですよね。
企業サイトとサービスサイトを用意するよりも制作ハードルが低く、1サイトで運用の幅も広がります。
そこで今回は、自社サービスを前面に訴求できる企業サイト向けWordPressテーマ「Beyond」について、その機能概要をご紹介いたします。集客力のある企業サイトをつくれます。
目次
そもそも企業サイトとは？
企業サイトとは、コーポレートサイトとも呼ばれる企業情報を掲載したWebサイトです。
自社の概要や事業内容、沿革などが掲載されており、取引先のほか、金融機関や求職者に閲覧されることが多いです。インターネット上での名刺代わりの役割を持っており、主な目的は企業の信用や認知度をアップすることといえます。
言い換えれば、直接的に売上に影響する領域が少ないサイトといえ、商品やサービスをセールスすることにはあまり向いていません。一般的には集客を意識したサイトではないということです。
企業（コーポレート）サイトについては、下記記事で詳しく解説しております。
コーポレートサイト（企業サイト ※1）は会社の顔として、重要な役割を持つWebサイトです。 ところが、「ただホームページを立ち上げただけで更新もしていない」という企業がとても多いのが実情です。その理由は、ECサイトなどと違い、直接的に売上に影響しにくいからだと思われます。 本稿では、コー...
WordPressテーマ「Beyond」と他の企業サイトとの違い
一般的な企業サイトは集客や商品の訴求を意識していませんが、Beyondでつくる企業サイトは、自社商品を効果的にアピールできるように開発されています。
本格的な商品紹介ページや導入事例ページをかんたんに作成でき、サイト自体を自社サービスのLPのように運用可能です。企業サイトでありながら、事業やサービスの実績を効果的にアピールし、自社商品への興味・関心へと近づける役割も担っているわけです。
そのため、Beyondは以下のような運用パターンが考えられます。
商品の訴求力が高く、集客も見込める仕様のため、一般的な企業サイトよりもオールマイティーにご活用いただけます。
最初はBeyondでコンパクトに企業サイトを立ち上げ、後から運用方法を拡大してもいいですし、Beyondを旗艦サイトとして長期的に育てていくのもアリです。
WordPressテーマ「Beyond」の機能概要
商品訴求力の高い企業サイト向けテンプレート「Beyond」の機能概要をご紹介いたします。企業の実績を数値化し、チャートや商品ページで説得力のあるアピールが可能です。企業の広告塔として集客にも貢献します。
実績を数値化してアピールできる
Beyondのもっとも特徴的な機能のひとつです。サイトの各所に設置いただけます。任意の文言や数値を入れてご活用ください。
トップページヘッダー
それぞれアニメーションして表示されるため、ユーザーの目を引いて的確にアピールできます。顧客満足度や導入企業数などを設定して説得力を持たせたアピールが可能です。
チャートをかんたんに作成・設置できる
企業サイトが自社の商品を訴求する際、その裏付けや説得力の向上にも活かせるチャート作成機能を実装しています。以下のような専用のページでチャートのタイプを選択して作成する仕様です。
チャートが完成したら、エディター内のチャートボタンからタイトルを選択するだけで、ページ内にショートコードで設置いただけます。
実際の画面には、下記のようにアニメーションしながらチャートが表示されます。
チャートはいくつでも作成可能で、後からでも自由に編集可能です。客観的なデータで説得力を上げるほかに、サービスのメリットなども感覚的に理解しやすくなります。
他のタイプのチャートサンプルは下記記事でご覧ください。
>>チャートやグラフをかんたん作成！数値データを直感的に伝える
後述する商品ページや導入事例内でもご利用いただけますので、サービス導入前後のビフォーアフターなどをチャート化して訴求するのも有効な施策になるはずです。
企業サイト内で自社商品を訴求できる
自社商品やサービスを紹介できる商品ページ制作機能が搭載されています。インパクトあるヘッダーとワンカラム仕様の独自レイアウトで商品の強みを訴求可能です。
作成した商品ページはカルーセルとしてトップページにもかんたんに表示できますし、商品ページ下部から資料請求などへの導線に繋げることもスムーズです。
導入事例で説得力を上げられる
商品やサービスの導入事例を発信するためのページテンプレートもご用意しています。
カテゴリーで整理できるタイプの投稿で、シンプルなワンカラム構成です。企業名をアイキャッチやサムネイルに表示できますので、インタビュー形式の記事などと相性がいいです。
実例などのお客様のお声は、説得力を上げるコンテンツとして非常に有効ですよね。
ページ下部には、導入した商品ページへとアクセスを促すCTAも表示可能です。自社商品のページと導入事例ページを連結したり、外部リンクとしてもご活用いただけます。
企業情報をスマートにまとめられる
企業サイトの基本情報をまとめたり、アバウトページとして使えるページテンプレートを実装しています。
上記はデモサイトの例ですが、会社情報を1ページにまとめています。本文内でh2見出しを使うと、自動で左サイドに目次が生成される仕様です。
ごあいさつやビジョン、沿革などをh2見出しで区切るだけで上記のようなページが完成します。スマホサイズ時には、h2見出しがヘッダー部分に目次として反映され、任意の項目をスマートに閲覧可能です。
企業情報の他、サイト全体のナビページとしてもご活用いただける汎用性の高いテンプレートです。
タイムリーな情報を更新しやすい
企業サイトは、公式情報のソースとしても閲覧されます。新サービス等の情報のほか、トラブルシューティングなどの掲載も求められます。
また、そのいずれもが迅速かつタイムリーであることが重要です。
Beyondのお知らせページは、カテゴリーやアイキャッチの設定無しでも使えるので、必要な際にサクッと更新可能です。迅速な情報共有は顧客からの信用にもつながります。
デモサイトではカテゴリーもアイキャッチ画像も設定済みですが、カテゴリーを設定しない場合は、下記のように表示されます。
一覧ページの上部からソートボタン（カテゴリー）が無くなりますので、代わりにキャッチフレーズを表示しておくとバランスが整うと思います。
ブログ記事をピックアップしてアピールできる
企業サイトとはいえ、WordPressテーマなのでブログ機能もフル活用できます。商品（サービス）誕生ストーリーや、お客さんの悩みを解決するコンテンツをブログで発信し続ければ集客も可能です。
Beyondのブログ一覧ページでは先頭の2記事を大きく表示するデザインになっています。
投稿一覧の中の任意の記事で「クイック編集」をクリックし、WordPressの機能である「この投稿を先頭に固定表示」を利用して特定の記事を大きいサムネイルで表示可能です。企業ブログの中でも特に見せたいものを設定してご活用ください。
インパクト抜群のLPをつくれる
企業サイトは求職者も閲覧するので、採用ページを作っておくのもおすすめです。Beyondには、ランディングページ（LP）制作機能もご用意していますので、そちらをご活用いただけます。
上記のような特設ページをかんたんに作成できます。トップページに近い体裁で大画面のヘッダー画像と数値データで訴求可能です。ヘッダーバーやフッターを非表示にして、独立したLPとして運用できますし、広告のリンク先としてセットしてもインパクト抜群ですね。
採用ページの他にも、下記のようなページも作成いただけます。
すべて同じテンプレートで作成していますが、ヘッダー画像や数値データ、フッターの有無などはワンタッチで変更可能です。企業サイトの大枠が完成後に、プラスアルファでアピールしたいコンテンツがある場合に便利な機能です。
フッターを柔軟に活用できる
Beyondのフッターには、3つまでコンテンツを表示できますが、目的に合わせて柔軟にご活用いただけます。
連絡先、問い合わせフォーム、資料ダウンロードを表示（デモサイトの例）
資料請求のみのリンク（WordPressのエディターで自由に作成可能）
上記のようにサイトの規模感や目的によって表示するコンテンツも変わるはずですので、それらに柔軟に対応するための仕様となっています。
また、背景には画像か動画を設定してデザイン可能です。フッターはサイト内の全ページに共通して反映されますので、ぜひこだわって制作してみてください。
Webサイトのフッターは軽視されがちですが、重要な役割を担っています。「たかがフッター」ではなく、フッターこそ良質なWebサイトであるか見分けるのに適したパーツはありません。 本稿ではフッターの役割や効果について解説したいと思います。また、こちらの記事でもフッターの重要性について解説しています...
集客力の高い企業サイトを構築するWordPressテーマ「Beyond」
WordPressテーマ「Beyond」の盛り沢山な機能を解説して参りました。
企業サイトとして運用しながら自社の商品（サービス）を効果的に訴求できます。企業サイトとサービスサイトの役割を一挙に担えるので、商品やサービスを自社開発している企業に最適です。
長期運用で各コンテンツが充実してくると、集客力も上がり、本格的な企業サイトとして機能するテーマでもあります。Beyondを起点にサービスサイトや採用サイト、取引企業のサイトや社員の個人ブログなどと相互リンクを構築していくなど、運用方法は幅広いです。
ぜひ、Beyondで事業の強みを訴求して、集客力のある企業サイトを構築してみてください。
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