サイト内にカレンダーを表示できるWordPressテーマ「GAIA」。イベント情報を管理できるカレンダーを美しいデザインで再現できるのがGAIAの最も大きな特徴です。
高い操作性で、イベント紹介ページとの連携もスムーズになっています。
当記事では、GAIAのイベントカレンダーについて、基本仕様や使い方をFAQを交えてご紹介いたします。
WordPressテーマ「GAIA」のイベントカレンダーとは
イベント情報をカレンダーで管理できるWordPressテーマ「GAIA」独自の機能です。テーマの機能のみで、イベントページとカレンダーUIを紐付けて、「日程から開催イベントを選んで詳細を確認する」というユーザーフローを実現します。
日時や期間が登録されたイベント情報をカレンダーUIに表示するための機能なので、予約機能などは搭載されていません(イベントページにチケット購入や予約ボタン等の設置はもちろん可)。
WordPressテーマ「GAIA」の機能概要については、こちらの記事を参考にご覧ください。
イベント情報を掲示、管理するサイトにはカレンダーがあると便利です。何月何日のどの曜日、どの日程にイベントが開催されるのか直感的に理解できますよね。 ですが、一般的にWordPressサイトとカレンダーの連携にはプラグインが必要になります。使い方が多種多様で、それによって必要な機能が異なるからで...
イベントカレンダーの基本仕様と使い方
WordPressテーマ「GAIA」に搭載されているカスタム投稿タイプ「イベント」で作成するページを、独自のカレンダーUIに紐付けて使います。
基本的な設定方法は以下の通りです。
- イベントページの作成
- カレンダーに追加
- メモや定休日の設定
水族館をイメージしたGAIAのデモページを参考にそれぞれご紹介いたします。
❶イベント記事の作成
カスタム投稿「イベント」でイベントページを作成いたします。イベントを紹介するページですね。
>>デモページを見る
通常の投稿記事と同じ要領で作成可能です。アイキャッチ画像の右には抜粋に入力した内容が表示され、開催時間や場所を設定できるテーブル(表)や、独自のカスタムフィールドも用意されています。
上記のイベントページは、すでにカレンダーに登録済みなので、スケジュールとして日程も一覧表示されています。
❷カレンダーに追加
作成したイベントページは、独自のカレンダーUIにて追加可能です。
カレンダー上で、日付を選択して「予定」を追加していくイメージで作成できます。「カレンダーで日程を決めてからイベントを新規作成する」という使い方ももちろん可能です。
作成済みのイベントページは、イベントタイトルで検索可能です。
❸メモや定休日の追加
カレンダーには、イベントページのほか、手書きのメモや定休日の登録も可能です。
例えば、キャンペーン期間を示す文言や、その日に開催されるイベントの概要を登録します。
デモページ(2023/8/10)のようにイルカ関連のイベントの日には「イルカとの特別な一日『ドルフィンDAY』」などとメモを残しておけるわけです。
以下のようにカレンダー上にメモが表示され、定休日の文言は自由に登録可能です(上記例では「休館日」)。
右上のアイコンは、メモ全文と当日のイベントを一覧で確認するためにあります。
上記のように展開するモーダルウィンドウで確認できます。1日内に複数のイベントを登録することを想定した仕様ですね。
イベントカレンダー機能に関するFAQ
ここからはもう少し実用的な部分で、お客様が気になるであろうご質問をFAQ形式でまとめてみました。機能解説と絡めて回答していますので、参考にご覧ください。
複数日程の予定は登録可能?
はい、可能です。カレンダーUI上でドラッグ&ドロップして複数の日程を一括選択&登録できます。
ご覧のようにイベント以外の選択肢もあるので、メモや定休日も一括登録可能です。
予定の一括削除は可能?
可能です。カレンダー管理画面の右上に「予定の削除モード」があるので、ミスなく正確に一括削除いただけます。
予定の週や月を間違えて登録してしまった際などにご活用ください。
あらかじめ定休日を登録しておくことは可能?
残念ながら、指定した曜日や条件で定休日を登録しておくことはできません。その月内の複数の日程を一括で定休日にすることは可能ですので、毎月の予定を登録する際に手動で登録してください。
例えば、仮に毎週水曜日を定休日として登録できる仕様でも、祭日や年末年始などは手動調整が必要になるため、当仕様になっています。
作成したイベントの使い回しは可能?
はい、可能です。作成したイベントを何度でも使い回せます。
例えば、「先月行なったイベントを今月も開催したい」場合は、カレンダーUIの別の月に同じイベントを登録するだけでOKです。
複数月を跨いでイベントが登録されている場合は、イベントの編集画面に月毎にソートできるスケジュールが表示されます。
登録月のカレンダーの設定にスムーズに移動して編集も可能です。開催時間や本文の内容が引き継がれるので、内容によっては別記事で作るか、編集が必要なケースもあります。
特定のイベントをピックアップして表示可能?
こちらも可能です。各イベントページを「おすすめ記事1,2,3」に登録できます。
それらに応じて、下記箇所にピックアップして表示可能です。
- カレンダー下部のイベント一覧
- トップページのイベント一覧
- イベントを表示するメガメニュー
- 「イベントカルーセル」ウィジェット
各所に別々の記事を指定して表示できるほか、直近に開催されるイベント順でも表示可能です。
開催済みの過去のイベントはどうなるの?
開催済みのイベントもカレンダー上の過去の日付からご覧いただけます。なお「直近に開催されるイベント」を表示する設定になっている場合、過去のイベントは自動的に非表示になる仕様です。
また、このようにカレンダー上の過去の日付の「イベント一覧ボタン」は自動でグレーアウトします。
(本日が2023年3月5日だった場合の例)
カレンダーの週の始まりは変更可能?
はい、可能です。デフォルトでは日曜始まりのカレンダーで表示されていますが、WordPressの「一般設定」内の「週の始まり」に連動する仕様です。このように「月曜始まり」にも変更いただけます。
1日にイベントを複数登録できる?
はい、複数のイベントを登録可能です。各種イベントに開催時間を設定して複数登録いただけます。
上記は、2023年9月1日に開催されるイベントの一覧の例です。時間ごとに分ければ、タイムテーブルのようにもご利用可能ですね。
1日のイベントの並び替えは可能?
可能です。先ほどのように複数のイベントがある場合、時間ごとに並び替えたいときがありますよね。
イベントが複数登録された日付の右上のアイコンから、その日の予定をドラッグ&ドロップで並び替え可能です。
開催時間ごとに自動で並び替えることは不可ですが、手動で任意の順に並び替えられる仕様です。
1日にメモを複数登録できる?
いいえ、複数のメモを登録することはできません。カレンダー上に登録できる手入力のメモは、1日に1つのみです。日付のマス内に表示されているテキストが手入力のメモです。
単純に表示領域が狭すぎるため、1つのみに限定されています。メモを追加すると既存のメモは上書きされる仕様です。
管理画面では各種メモが黄色で表示されていますが、1日に最大1つのみ登録されているのがわかりますね。
1日に1つだけしかイベントを登録しない場合は?
1日にイベントが1つしかない場合、先述のような「その日のイベント一覧」や、タイムテーブルは不要ですよね。その場合は、メモにイベントのタイトルを記載して、aタグ(テキストリンク)を使って運用いただけます。
表示例はこのような感じです。
カレンダー上のテキストから直接イベント紹介ページへリンクできます。
イベントカレンダーでユーザーに訴求しよう!
WordPressテーマ「GAIA」に実装されているイベントカレンダーについてご紹介しました。
- イベントを企画する
- 日程を決める
- メモや定休日を登録する
ケースバイケースで順番が前後することもありますが、日程と紐づいたイベント情報をそのままGAIAのカレンダーに登録して運用いただける機能です。
複数日程や単日イベント、一日内に複数のイベントがある場合/無い場合、レディースデイやキャンペーン期間など。さまざまなパターンでイベントカレンダーを作成してみてください。
ご質問やご要望は随時FAQに追加していく予定です。お気軽にお問い合わせください。
>>ご購入前のお問い合わせ
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第2回 : イベント会場・レジャー施設に最適なWordPressテーマ「GAIA」の機能概要
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