2015年11月21日からTwitterのツイートボタンの仕様が変更され、ツイート数の取得が不可能になりました。これに伴ってデザインの変更を余儀なくされた方も多いのではないでしょうか。弊社でも現状では、Twitterのカウント数を表示しない設定としていました。
ツイート数を取得するAPI「count.json」提供終了のお知らせ
今までSNSボタンで使われてきた「count.json」は元から公式が提供しているものでは無かったため、あきらめていた方も多いのではないでしょうか。しかし今回紹介するAPIをもちいると、Twitterのシェア数を表示することができます。
「count.jsoon」の登録
こちらのAPIはdigitiminimiという会社がリリースしたAPIです。このAPIを利用するにはサイトとメールアドレスを登録する必要があります。
http://jsoon.digitiminimi.com/
しばらくすると「登録完了メール」送られてくるので、記載されているURLにアクセスしてください。
※弊社の場合は5時間程で連絡がきました。
Twitterアカウントを連携するリンクが表示されるので、「連携する」をクリックすれば完了です。
連携を行うと、過去のシェア数を含め、10秒~3分ごとに100ツイートでシェアされます。
また、提携で利用する機能は、以下の2つだけなので、提携しても安心です。
- タイムラインのツイートを見る
- フォローしている人を見る
ツイート数を表示させる方法
簡単にツイートボタンを表示する場合には、以下のコードをツイートボタンを表示させたい箇所に貼付けしてください。
<script type="text/javascript" src="http://jsoon.digitiminimi.com/js/widgetoon.js"></script> <a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-buttoon" data-url="<?php the_permalink(); ?>" data-text="<?php the_title(); ?>" data-count="vertical" data-lang="ja">ツイート</a> <script> widgetoon_main(); </script>
TCDテンプレートで設置するには、下記の用に設置してください。
編集ファイル:bookmark.php
編集箇所:
<li> <script type="text/javascript" src="http://jsoon.digitiminimi.com/js/widgetoon.js"></script> <a href="http://twitter.com/share" class="twitter-share-buttoon" data-url="<?php the_permalink(); ?>" data-text="<?php the_title(); ?>" data-count="vertical" data-lang="ja">ツイート</a> <script> widgetoon_main(); </script> </li> <li class="facebook_button"> <div class="fb-like" data-href="<?php echo "http://" . $_SERVER['HTTP_HOST'] . $_SERVER['REQUEST_URI']; ?>" data-send="false" data-layout="box_count" data-width="60" data-show-faces="false"></div> </li>
SNS Count Cacheでツイート数を表示させる方法
先日公開した記事で、SNSシェアカウントをキャッシュするプラグイン「SNS Count Cache」を紹介しました。こちらを用いるとシェア数を簡単に表示することができますが、Twitterは上記の理由で表示されませんでした。
導入するだけ!?シェア数の表示速度をアップするプラグイン「SNS Count Cache」
今回のAPIを利用して、twitterのシェア数を復活させる方法を紹介いたします。
修正するファイルはSNS Count Cacheのclass-share-crawler.phpというファイルです。以下のディレクトリに格納されています。
includes/class-share-crawler.php
ファイルを開き、下記の用に変更して下さい。
修正前
if ( isset( $target_sns[SNS_Count_Cache::REF_SHARE_TWITTER] ) && $target_sns[SNS_Count_Cache::REF_SHARE_TWITTER] ) { $query_urls[SNS_Count_Cache::REF_SHARE_TWITTER] = 'http://urls.api.twitter.com/1/urls/count.json?url=' . $url; }
↓
修正後
if ( isset( $target_sns[SNS_Count_Cache::REF_SHARE_TWITTER] ) && $target_sns[SNS_Count_Cache::REF_SHARE_TWITTER] ) { $query_urls[SNS_Count_Cache::REF_SHARE_TWITTER] = 'http://jsoon.digitiminimi.com/twitter/count.json?url=' . $url; }
もともとN/Aで表示されていた画面が、
こちらのように表示されるようになりました。※キャッシュが蓄積するまでに記事の量によりますが、1時間程かかります。
TCDの新しく実装されましたSNSの新機能にはシェア数を表示する仕様となっていますので。「SNS Count Cache」のプラグインを導入するだけで、シェア数の表示が可能となっております。
TCDテーマに新機能!ソーシャルボタン&クイックタグのご紹介
まとめ
以上で解説を終わります。「count.jsoon」の利用には、登録が必要なのと、少しシェア数を取得するのに時間はかかりますが、twitterのシェア数を復活させたいという場合にはこの方法で行う事ができます。手軽にtwitterのシェア数を復活させたいという場合にはこちらの方法をお試し下さい。