膨大なアクセスを呼び込み、ブランディングが確立されたポータルサイトを運営する1番のメリットは、なんといっても安定的なキャッシュフローを生み出す広告収入です。
通常のWEBサイトでもアクセスを集めることができれば、アドセンスやアフィリエイトなどで収益化することは可能ですが、専門的な情報に特化した人気ポータルサイトには、企業やお店などから広告掲載の依頼が来たり、運営者側が設定した掲載料を承諾するスポンサーを獲得することができ、強靭な”広告収益ビジネスモデルを構築“することが可能になります。
実際に、すでにアクセスの集まるブログやWEBサイトを運営している人であれば、1度は「優良なスポンサーが獲得できるような大規模なポータルサイトを運営したい」と考えたことがあると思います。
そのため、ここでは「WordPressでポータルサイトを作る3つの方法」と「広告収益ビジネスモデルを構築するために必ず知っておくべきこと」を解説します。
目次
1.検索機能が追加できるプラグインを活用する
WordPressで検索機能付きのポータルサイトを作るためには、HTML+CSSやJavaScript、jQuery、PHPやRubyなどの総合的な知識や技術が必要になりますが、なかなかこれだけの総合的なスキルを持っている人はいないでしょう。
また、一からすべてのスキルを学んで習得しようとすると、数十万~数百万の学習費用が掛かりますし、数年の期間を要することになるので、最低限のWordPressの知識と経験を持っている人であれば、検索機能だけプラグインを使うという方法があります。
例えば、無料の「Search & Filter」というプラグインを活用することで、記事内やサイドバーなどに ↓ のような検索機能を設置することができます。
しかし、このプラグインは英語なので日本語オンリーの方には少し設定に戸惑うことがあるかもしれません。また、もっと高度な絞り込み検索ができる、日本語で作られたWordPress用プラグインも販売されていますが、その価格は検索機能のみでも「59,800円」とそこそこ高額です。
プラグインを使ってもカスタマイズは必要になる
無料、有料に限らず、検索機能を追加できるプラグインは、自分が好きな(サイドバーや記事内ではなく、プラグインで想定されていない)場所に検索機能を導入したい場合、PHPをカスタマイズする必要は出てきます。それに ↓ のように単純に検索機能を設置しただけでは、とてもポータルサイトだと言える体裁にはなりません。
つまり、検索機能をホームページ全体のデザインにマッチするように設置するために、デザイン的なセンスやCSSの知識・技術も必要になるので、プラグインを活用する場合でも最低限のホームページ制作スキルは身に付けておくようにしましょう。
2.ホームページ制作会社に依頼して作る
ポータルサイトは、コンセプトに沿った情報が格納されており、読者が知りたい情報に瞬時にたどり着けるUI(ユーザーインターフェイス)。つまり、ユーザーの使いやすさや検索のしやすさ、何度も訪れたくなるようなデザイン的な美しさが要求されます。
こちらで参考になる情報ポータルサイトをまとめているので参考にしてください↓
ポータルサイトの「ポータル」とは、入口を意味する言葉です。つまり、本来の意味ではGoogleやyahoo!、@niftyなどの検索エンジンを搭載し「ユーザーがインターネットにアクセスし最初に訪れるWEBサイト」のことを指しますが、Googleをポータルサイトだと認識している人は少ないでしょう...
大手ポータルサイトのようなデザイン性やUIに優れたサイトを構築するためには、やはり専門のホームページ制作会社に依頼して作るという選択肢もあります。しかし、通常のWEBサイトとは違い、検索抽出機能の開発に高度な技術と労力を必要とするため・・
小規模のポータルサイトでも1,000,000円~3,000,000円(機能や制作会社により価格は変わります)の費用が掛かることが多く、中規模で5,000,000円、大規模なポータルサイトを構築する場合には、1千万円の見積もり価格が上がってくることも考えられます。
そのため、ホームページ制作会社に依頼する場合には、前もって「どんな機能が必要なのか?どんなコンセプトでどんなデザインにするのか?」を明確にしてたうで、自身が用意できる製作費用内で、理想のポータルサイトを制作してくれる制作会社をリサーチしておきましょう。
広告収益ビジネスモデルを構築するために必ず知っておくべきこと
広告収益ビジネスモデルを構築するためには、「ポータルサイトを作る」ことと「ポータルサイトを運営する」ということの”違い”を知っておく必要があります。
そして、ポータルサイトを運営するということは、ポータルサイト(デザインや構造)を構築するだけではなく、コンテンツを充実させ、アクセスを集めるためのマーケティングを実施していくということを理解しておきましょう。
例えば、株式会社リクルートホールディングスが運営しているSUUMOや、株式会社LIFULLが運営しているHOME’Sなどの不動産情報サイトは、賃貸の繁忙期になるとテレビで大々的にCMを出して集客をしているように・・
優良なスポンサーを獲得し、毎月安定的なキャッシュフローを生み出すようなポータルサイトを作るためには、不動産投資と同じように、「ポータルサイト構築費用」+「コンテンツ制作費用」+「集客するための広告費用」など、数百万~1千万単位の初期投資が必要になるということです。
つまり、運営当初は大きな損失からスタートし、アクセスを集めながらブランディングしていくことで、徐々に費用を回収しながら、アドセンスやアフィリエイトの広告収入、情報掲載料、スポンサー広告を獲得しながら利益を上げていくビジネスモデルであるということですね。
しかし、数百万単位の制作費用を投資してポータルサイトの体裁を整えたとしても、思うようにアクセスを集めることができず「スポンサーを獲得することができない」というリスクも十分に考えれらます。
そのため、大企業のように資本力のない中小企業や、個人で運営するポータルサイトの場合には、初期投資を極力少なくスタートすることが理想です。そこで提案したいのが、ポータルサイト専用のWordPressテーマを活用する方法です。
3.ポータルサイト専用のWordPressテーマを活用する
WordPressで構築されたポータルサイトであれば、ユーザーに対して常に有益な情報を配信(ブログ記事を公開)することで、ポータルサイトへ集客すると同時にコンテンツを充実させていくことができます。
もちろん、大企業と同じように広告費を投下して一気に認知を獲得することも可能ですが・・
初期投資を抑えることで、損失リスクを減らし「ポータルサイトを構築」+「コンテンツを充実」+「集客するためマーケティングを実施」を同時にスタートすることができるのが、ポータルサイト専用のWordPressテーマを活用する大きなメリットです。
TCDでは、宿・ホテル・観光地などを紹介するポータルサイト、不動産の物件情報検索サイト美容院や脱毛サロンを紹介する大規模なアフィリエイトサイト、ファッションやグルメ情報を提供する情報サイトなどに活用できる、国内初の高性能な検索機能を搭載したポータルサイト専用WordPressテーマ「GENSEN」を開発しました。
低コストで導入可能な「GENSEN」をインストールすれば、専門的な知識も技術も不要でポータルサイトの土台が瞬時に完成します。ぜひ「GENSEN」の9つのすごい機能をご確認ください↓
情報量の多いブログを運営している場合には、適切に情報を届けるために簡易的な「検索フォーム」が備わったWordPressテーマを活用したり、必要に応じてカスタマイズして検索機能を設置している人も多いでしょう。 しかし、単純な検索機能では、タイトルや記事コンテンツのキーワードからすべて拾っ...
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