Macでスクリーンショットを撮ると下記のようにファイル名がとにかく長いんですよね。
スクリーンショット 2020-11-28 14.20.08
さらに全角文字が含まれているため、Webサイト等でそのまま使用すると、文字化けやエラーの原因になってしまいます。そこで今回は、ファイル名を「英字+連番」に変更する方法をご紹介します。
スクリーンショットのファイル名を「英字+連番」にする方法
それでは、ターミナルを使ってスクリーンショットのファイル名を「英語+連番」の形式にしていきましょう。今回は、とにかく短くするために「SS 1」のような形式にしていきます。
また、ファイル名を変更するには、かな部分と日付部分を別々に処理する必要があります。各コマンドを順番に解説していきますので、参考にしてください。(全てコピペで使えます。)
「El Capitan」 以前のバージョンをお使いの方は設定を反映させるため、下記のコマンドの入力が必要です。
$ killall SystemUIServer
「スクリーンショット」部分の名称を変更する
まずは「スクリーンショット」のかな文字部分を変更していきます。今回は「SS」という名称にしていきますので、ターミナルを起動して下記を入力し、Enterを入力してみましょう。
$ defaults write com.apple.screencapture name "SS"
これでかな部分を「スクリーンショット」から「SS」に変更できました。その他の名称を設定したい方は、「SS」の部分をお好きな文字列に置き換えてみてください。
ファイル名の日付部分を連番に変更する
次は日付部分を連番に変更していきます。続けてターミナルに下記を入力してEnterを押しましょう。
$ defaults write com.apple.screencapture include-date -bool false
これで日付部分を連番にすることができたので、一度スクリーンショットを何枚か撮ってみてください。「SS」、「SS 1」、「SS 2」のような形になっているはずです。
また、この連番は撮影した画像ファイルを削除していくと自動でリセットされます。定期的にスクリーンショットを削除すれば、「SS 100」のような大きすぎる数字にならないので安心です。
スクリーンショットのファイル名を元に戻す
ファイル名を元に戻したい場合は、下記のコマンドをそれぞれ実行しましょう。
スクリーンショット(かな文字)に元に戻す
$ defaults write com.apple.screencapture name スクリーンショット
連番から日付に戻す
$ defaults delete com.apple.screencapture include-date
管理しやすいファイル名に変更しよう
これでスクリーンショットのファイル名をかなり短くすることができました。今回は「SS1」のような名称に変更しましたが、「screenshots+日付」や「スクリーンショット+連番」のような形式にもできますので、管理しやすい名称に設定してみてください。
また、デフォルトだと、スクリーンショットの保存先がデスクトップのため、管理しにくいですよね。下記の記事では、スクリーンショットを保存先を変更する方法を紹介していますので、こちらもご覧ください。
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