Macにデフォルトで搭載されているテキストエディットや画像編集機能「プレビュー」。

それぞれ簡単なメモや、記事の下書き、簡易的な画像編集などに活用できる機能ですが、後から元のバージョンを復元したい時ってありませんか?

テキストファイルなら、「添削・編集前に戻したい」
画像ファイルなら、「トリミング前や、文字を入れる前の状態に戻したい」ってときがあると思います。

WordPressにはリビジョン機能があるので、記事内容をある程度復元することができますが、当記事ではMacデフォルトの機能「テキストエディット」「プレビュー」において編集、保存後に元のバージョンに復元する方法をご紹介いたします。

テキストエディットの内容を復元する方法

テキストエディットは、MacOSに標準実装されているテキストエディタですが、簡易的なメモから、ブログの下書き、htmlなども作成できます。

テキストエディットで作成していた内容を復元する手順は下記の通りです。

  1. ツールバーの「ファイル」をクリック
  2. 「バージョンを戻す」を選ぶ
  3. 任意で「すべてのバージョンをブラウズ」をクリック

2までの操作で、直近に保存(command+S)したものまで復元できますが、それ以前に遡って復元したい場合は、3ですべてのバージョンをブラウジングしてみてください。

テキストエディットの復元方法

保存した数だけバージョンが表示されますので、右側のタイムラインを遡って、任意のものを復元できます。

すべてのバージョンをブラウズする画面

画像の編集内容を復元する方法

なお、このバージョンを遡って復元する方法は、Macデフォルトのプレビューで編集した画像にも応用できます。どちらかと言えば、こちらの方が実用的でしょうか。テキストエディットと全く同じ要領で、ツールバーの「ファイル」をクリックして任意のバージョンに戻すことが可能です。

画像の復元画面(すべてのバージョンをブラウズ))

画像ファイルは、トリミングしたり、画像内にテキストや図形を入れたりすることも多いです。記事やページ内に設置してから全体のサイズ感やバランス等の悪さに気づくこともあります。

そういった場合に、ピンポイントで復元できると便利ですね。

ピンポイントで復元したい場合の注意点

テキストエディット、プレビューどちらの復元時にも言えることですが、大きな編集を加えた場合、その都度、保存(command+S)をクリックしておくことをおすすめいたします。

バージョンごとに遡って復元するためには、あらかじめ要所要所で保存しておく必要があります。

まとめ

Macデフォルトのテキストエディットやプレビューは、シンプルですがよく使う機能の一つかと思います。今回はさまざまな編集を行った後に、過去のバージョンを遡って復元する方法をご紹介いたしました。

スクリーンショットを編集した場合などは、再度撮り直し&編集する作業も省けるので、ぜひこの方法で復元してみてみてください。

Macでスクリーンショットをスマートに撮る方法は以下の記事でもご覧いただけます。