会社や店舗等の所在地を表示するのにGoogleマップを埋め込んでいるWebサイトって多いですよね。Googleマップは無料かつ少しの作業でサイト上に表示できます。
当記事では、下記のようなGoogleマップをWordPressサイトに埋め込む方法について解説します。
目次
Googleマップを埋め込む手順
通常のGoogleマップをサイト上に表示するだけなら下記の手順で埋め込めます。
Googleマップで住所検索
下記よりGoogleマップを開き、画面左上の検索フォームから表示したいマップの住所を検索してください。今回は大阪駅の住所を例に解説します。
目的地の埋め込みコードを取得
目的地の住所を探せたら共有ボタンを押します。
次に「地図を埋め込む」を選択します。
HTMLコードが生成されるので、「HTMLをコピー」を押して埋め込みコードを取得します。この時、「中」と書かれたボタンを押すとマップのサイズを選択することができます。
埋め込みコードの貼り付け
先程取得したHTMLコードをWordPressの各エディタに貼り付けるとマップが表示されるようになります。
- クラシック
- ブロック
クラシックエディタの場合は、テキストエディタに取得したHTMLコードを入力してください。
ブロックエディタでは、カスタムHTMLブロックを追加してHTMLコードを入力してください。
PCやスマホで綺麗に表示するには？
ただ、貼り付けると幅が600pxで指定されて表示されます。HTMLコードの「width=”600″」の部分です。ここを変更して、任意の幅を指定できますが、PCとスマホで比率が変わってしまうことがあります。TCDテーマをお使いの場合は、HTMLコードまるごとを以下のタグで囲むことで、どのデバイスでも綺麗にレスポンシブ表示できます。ぜひお試しください。
※上記タグは、YouTube動画をレスポンシブ表示させるために実装されているTCDのクイックタグ機能ですが、Googleマップにも応用いただけます。
Googleマップのカスタマイズ
Googleマップをカスタマイズして埋め込む方法をご紹介します。
地図のサイズ変更
HTMLの一部を編集すれば、埋め込んだ地図のサイズを変更可能です。
デフォルトでは「width="600" height="450"」となっているので、任意の数値に置き換えてください。
パーセンテージでの指定も可能です。
Googleマップを埋め込む箇所によってお好みでカスタマイズしてみてください。
ルート（経路）の表示
次のように目的地までのルート（経路）も表示可能です。
Googleマップで目的地を検索した後、「ルート・乗り換え」オプションを選択します。
次に、上部のアイコンから移動手段を選択し、最寄駅などのスタート地点を入力します。今回は徒歩で最寄駅スタートで設定しています。
複数のルートがある場合は、いずれかの「詳細」選択します。
すると次の画面が表示されますので、「共有アイコン」をクリックします。
ポップアップが表示されますので、「地図を埋め込む」からHTMLをコピーすれば、OKです。
店舗や会社までの案内地図に使えそうですね。
ストリートビューの表示
ストリートビューも簡単に埋め込めます。
実際の見え方に近い状態で埋め込めるので、目的地周辺の状況を把握しやすいかもしれません。
まずは目的地を検索後、写真を選択します。
次に下記箇所から「ストリートビューと360°ビュー」を選択します。
対応しているエリアであれば、複数のストリートビューが表示されます。
撮影時期や画角などから、お好みのものを選び、「︙」より「画像を共有または埋め込む」を選択します。
ポップアップが開くので、「地図を埋め込む」を選んでHTMLをコピーして埋め込めばOKです。
ストリートビューに対応しているエリアかつ、最新の情報なら利用してみるのもありですね。
まとめ
Googleマップは下記の手順でページに埋め込み可能です。
目的地の表示だけでなく、サイズ変更やルート（経路）表示もできるので、Googleマップは便利ですね。
店舗や会社までのわかりやすい地図があれば、ユーザーに親切ですし、サイトの実用性も上がります。
地図の配色の変更やマーカーのカスタマイズを行う場合は、Google Maps JavaScript APIの利用が必要になります。TCDテーマには、これらのAPIを使って下記のようなマップを表示できます。TCDユーザーの方はぜひご活用ください。（例：CURE）
なお、これらのAPIを使用するには、Google Maps Platformに登録してAPIキーを取得する必要があります。詳細な設定方法は下記に記載しておりますので、ぜひご覧ください。
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