WordPress5.8よりウィジェットの編集画面の仕様が大幅に変更されています。UIがブロックエディター形式に変更されました。
TCDテーマをお使いの方に限らず、ウィジェットの使い勝手が大幅に変わるので、当記事で基本的な使い方を解説いたします。大きく分けて二通りの使い方があるので、お好みの方法を参考にご覧ください。
従来のウィジェット編集画面に戻して使う方法
従来の編集画面に慣れている方向けに、設定画面を元に戻す方法をご紹介します。以下の2通りの方法がありますので、お好きな方法をお試しください。
プラグインで旧編集画面に戻す方法
WordPress公式のプラグインを使うともっとも簡単です。2021年7月現在は、少なくとも2022年までサポートされているようです。
プラグインを有効化するだけで簡単に旧編集画面に戻るので、すべてのウィジェットを従来通りご利用いただけます。プラグインについては下記記事を参考にご覧ください。
WordPressバージョン5.8以降、ウィジェットがブロックエディタ仕様に変更されました。 大幅に使い方が変わったため、使いにくさを感じている方もいるかもしれません。執筆時点ではテーマやプラグイン側が対応していないケースも多く(TCDテーマも多くのテーマで未対応)、前のウィジェットに戻したい...
ウィジェットブロックエディターを無効にする方法
プラグインを使わずに新しいウィジェット編集画面を無効にするには、下記をfunctions.phpに追記します。
add_filter( 'use_widgets_block_editor', '__return_false' );
この方法はテーマファイルを編集しますので、必ずバックアップを取ってから行ってください。上記をそのままコピペするだけでウィジェットの編集画面が従来のものに戻ります。
ウィジェットブロックエディターのまま使う方法
使い勝手は変わりますが、新しい編集画面(ブロックエディター)でもTCDテーマ内蔵のウィジェットをお使いいただけます。編集画面は下記のようにワンカラムで表示される仕様です。
※一部のテーマでは管理画面の表示が崩れる可能性があるので、基本的には従来のエディターを推奨いたします。ご不便をおかけいたしますが、完全対応まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
ウィジェットを追加したいエリアを選び、「+」をクリックして、「従来のウィジェット」ブロックを選択してください。そこから任意のウィジェットを追加可能です。
※「従来のウィジェット」が見つからない場合は、「すべてを表示」から検索してみてください。
最後に右上の「更新」を押して完了です。
これで下記のようにフロント画面に表示されます。
ウィジェットを複数追加して並び替えたり、削除したい場合は下記箇所で操作していただけます。
まとめ
WordPress5.8にアップデートされた方でも問題なくTCDオリジナルウィジェットをお使いいただけます。新旧それぞれの使い方を解説いたしましたが、どちらで設定してもフロント画面には影響は出ないので、お好きな方法でウィジェットをご活用ください。
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