仕事でメールを使っていると、朝起きれば大量のメールが届いていたりするもの。その中には、要返信なものもあれば、読む必要のないものもあります。

たとえば、以下のようなメール。

  • ECサイトから届く売上発生メールの処理
  • メルマガのタグ付け
  • 日報・定期連絡メールをアーカイブに入れる
  • 迷惑・不要なメールの削除

読む必要がなくても、あとから参照する可能性があって、削除はできないメール。毎日届く迷惑メール。こういったものを手動でやっていては、手間がかかります。

そこで今回はGmailのフィルター機能について解説します。フィルターに登録しておくことで、毎回手動でやっているメール整理全般を自動的に行うことができます。

Gmailのフィルタリング機能

Gmailフィルター設定
Gmailのフィルター設定では以下のことができます。

  • 受信トレイをスキップ (アーカイブする)
  • 既読にする
  • スターを付ける
  • ラベルを付ける:
  • 次のアドレスに転送する:
  • 転送先アドレスを追加
  • 削除する
  • 迷惑メールにしない
  • 常に重要マークを付ける
  • 重要マークを付けない
  • 適用するカテゴリ:
  • 一致するスレッドにもフィルタを適用する。

迷惑メール、不要なメールは「削除する」を選ぶと、メールが届いた瞬間に自動的に削除されます。他にもラベル付けやアーカイブに入れたり、色んなアクションを実行できます。

ちなみに、Gmailのフィルター設定ができるのはブラウザのみで、アプリからはできません。PCやスマホのブラウザからGmailにログインしてください。当記事ではPC版のブラウザで解説しています。

活用例

フィルター設定の一般的な活用法はこちら。

  • 定期連絡メールを「既読してアーカイブに入れる」
  • 不要なメールを「削除する」
  • メルマガを「ラベル付け」
  • 特定の発信者からのメールを「転送する」

あなたの仕事環境によって、いろんな使い道があると思うので、ぜひ自動化を楽しんでみてください。

使い方

フィルターを設定する

検索オプションを開く

ブラウザからGmailにログインし、Gmail内検索の「検索オプションを表示」します。

検索オプションを指定

検索オプションを指定し、「フィルタを作成」をクリックする。

  • From
  • To
  • 件名
  • 含む
  • 含まない
  • サイズ
  • 検索する前後期間
  • 検索(検索範囲)

フィルター設定

適用したいアクションにチェックを入れて、「フィルタを作成」ボタンをクリックすれば、完了です。

作成したフィルタを確認・編集する場合

フィルターを確認する

作成したフィルタは「すべての設定を表示」→「フィルタとブロック中のアドレス」から確認できます。

フィルターを確認

ここからフィルターを編集したり、削除したり出来ます。

メールの自動振り分けで時短しよう

Gmailのフィルター機能は簡単にできるのでいいですね。しかも、結構いろんなアクションが自動化できます。

メール整理は日々の日課。この時間を1日あたり10分短縮できれば、1年間で60時間の節約になる。フィルター設定にかかる時間はたいしたことないので、これで浮いた時間を生産的なことに使えるというわけです。

ぜひ日々のメールを自動化して、時間を有効活用しましょう。

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