Googleが提供するフリーのメールサービス「Gmail」。仕事やプライベート問わず、お使いの方は多いですよね。今回は、そんなGmailで使える便利な検索機能(検索コマンド)をまとめてみました。

例えば、送信者や内容別で検索条件を指定したり、添付ファイルの有無や送受信した期間別でメールを探せます。必要なメールを探す際に便利ですので、ぜひご活用ください。

検索条件を絞れる基本的な検索コマンド

検索条件を絞るための検索コマンドをピックアップしました。以下でご紹介している検索コマンドを検索欄に入力して使います。それぞれ見ていきましょう。

送信者を指定

まずは、誰から送られてきたメールかを指定するコマンド。
送信者を指定してメールを探すことは多いですよね。

from:yamada

企業間や個人間かを問わず、複数人でやりとりすることもあると思います。その場合は、以下のように「OR」で区切ることで、複数の送信者を指定可能です。※「OR」は必ず大文字で入力してください。

from:yamada OR from:sasaki

この場合は、yamadaさんかsasakiさんから送受信されたメールのみを表示できます。もちろんメールアドレスでも指定可能です。

件名に含まれるキーワードを指定

内容をもとにメールを検索する際に、件名に含まれるキーワードを指定するのが便利です。

subject:修正依頼

この場合、「修正依頼」というキーワードを指定した例です。

未読メールを指定

未読のメールだけを確認する際はこれで検索します。メールの見逃しを防ぎます。

is:unread

送受信の日付(期間)を指定

指定した日付(期間)に送受信したメールを調べる際に使えるコマンドです。日付はすべてYY/MM/DD形式で指定します。例えば、22/08/31などです。数値が一桁の場合「22/8/31」でも検索可能です。

次のコマンドと日時を組み合わせて使えます。

指定した日付より古いメールを検索

older:22/08/31

指定した日付より新しいメールを検索

newer:22/08/31

また、次のような指定方法もあります。

指定した期間より古いメールを検索

older_than:1m

指定した期間より新しいメールを検索

newer_than:7d

前者の「older_than:1m」は、現在から1ヶ月前より古いメールのみが表示され、後者の「newer_than:7d」は、現在から一週間(7日)前より新しいメールのみが表示されるということです。

※日(d)、月(m)、年(y)で期間を指定できるので、指定した期間のメールをアーカイブするときなどに使えますね。

スター付きメールを指定

メールにスターを付けて管理されている方は、このコマンドが便利です。

is:starred

複数の色のスターを用いて管理されている場合は、下記コマンドで検索可能です。

has:yellow-star

カラー別に色名を変えて使います。入力する文言が分からない場合は、カーソルを合わせると表示されますので、それらを代入して検索してみてください。

代入する文言のサンプル

例えば、上記のような赤いビックリマークの場合は、「has:red-bang」と入力して検索可能です。

重要なメールのみを指定

Gmailでは「重要ラベル」が自動でつくのですが、それらがついているメールのみを検索する場合は次のコマンドを使います。

label:important

重要なラベルつきのメールのみを検索するというコマンドで、省略して「l:important」でも機能します。ちなみに前述の「is:unread」の代わりに「l:unread」で未読メールの検索もできるようです。

完全一致のメールのみ指定

キーワードと完全一致するメールを検索したい場合は、次のコマンドを使います。

+ワードプレス

例えば、通常「ワードプレス」と検索すると「WordPress」も検索結果に含まれてしまいます。一方で完全一致のコマンドを使う場合は、「ワードプレス」と完全一致するもののみが表示されます。

意図した検索結果が表示されない場合に、完全一致のコマンドを使ってみてください。企業名や人名などの検索時に使えそうです。

添付ファイル付きメールのみを指定

添付ファイル付きのメールのみを抽出できるコマンドです。ファイルの有無や種類、ファイル名でそれぞれ検索できます。

ファイル添付の有無

has:attachment

種類に関係なく、何らかのファイルが添付されているメールがすべて抽出されます。

ファイルの種類別

filename:pdf

ファイルの種類別に抽出したい時は上記のコマンドで可能です。上記はpdfファイルが添付されているメールを検索する場合の例ですが、pdfの代わりにdoc, jpg, txtなどももちろん可能です。

ファイルの名前別

filename:請求書

同じコマンドを使って、ファイル名でも検索可能です。上記はファイル名に「請求書」が含まれている場合の例です。

より詳細に検索条件を絞る方法

ここまでの基本的なコマンドを組みわせて、より実用的に使う方法をご紹介いたします。

OR(大文字)

条件を複数組み合わせる時に使いますが、「または」という使い方になります。

From:yamada OR From:sasaki

例えば、冒頭でご紹介したようにyamadaさんかsasakiさんからのいずれかのメールを確認したいときは、上記のように入力して検索します。※「OR」は必ず大文字である必要があります。

空白(半角スペース)

同じく複数の条件を組み合わせる時に使いますが、こちらは「かつ」という使い方です。

例えば、下記のような形です。

from:上司 subject:至急

上司からのメールで、かつ至急というキーワードが件名に含まれているものを検索できます。

「filename:pdf filename:請求書」などとして、pdfファイルでかつ、ファイル名に請求書と入っているメールの検索頻度も高そうですね。

グループ化

対象を半角かっこ「()」で括れば、複数の検索条件をグループ化できます。

例えば、これ。

subject:(緊急 OR 重要)

件名に「緊急または、重要」と含まれているメールを検索します。「subject:緊急 OR subject:重要」と全く同じ検索条件になります。複数の条件を組み合わせる際にコマンドを省略できて便利です。

簡易的な検索オプションも使える

Gmailでは、下記箇所の検索オプションもお使いいただけるので、シンプルな条件であれば、コマンドを使わずともある程度絞れます。

検索オプションの表示箇所

検索フォームの上記箇所をクリックすると入力フィールドが展開されるので、任意の条件を入力すればそのまま検索可能です。

検索オプションの入力フィールド

複雑な条件を指定しない限りは、簡易的な検索オプションも活用できそうです。

まとめ

Gmailで使える便利な検索コマンドをご紹介いたしました。

メールの内容や添付ファイルを再確認したいときなど、メールを探すシーンはきっと多いはずです。

Gmailをお使いの方は、ぜひ当記事でご紹介した検索コマンドを利用してみてください。探しているメールをスムーズに見つけられると思います。

Google検索にも効率的に検索できるコマンドがあるので、ご興味のある方はぜひご覧ください。