TCD WordPress Themeを使えば、サイト制作の工期を大幅に短縮できます。HTMLやCSSなどの専門知識も必要なく作成できるというのがメリットです。
では、工期を短縮できると言ってもどの程度かかるのか。1日でできる?1ヶ月かかる?
制作期間は、誰がどんなサイトをどういう状況で制作するかによって変わってきます。本稿では弊社の実例を元にTCDテーマを使ったサイトの制作期間を実例を交えて紹介しています。
フルスクラッチの制作期間
Webサイトの制作期間は、フルスクラッチで制作する場合、企画から納品までおおよそで2〜3ヶ月が一般的です。
フルスクラッチとは、既存のテンプレート・雛形などを使わず、ゼロからデザイン・コーディングを興す制作手段のことです。完全なオリジナルを作ることを指します。
工期はページ数にもよります。小規模なサイトなら2-3ヶ月程度で済みますが、中規模なら3-4ヶ月。大規模かつ難易度の高いプログラムを組み込むものなら1年以上の制作期間を要するものもあります。
たとえば、「REHUB」のようなポータルサイトをフルスクラッチでゼロから作ろうとすると少なくとも半年はかかるでしょう。
TCDを使った場合の制作期間
TCDはWordPressテーマなので、いわゆる雛形を使うことになります。それによって制作期間を大幅に短縮できます。
>> TCDを使った制作会社一覧
では、実際にどれくらいの工期で制作できるのか。結論から言いますと、1日で制作できることはほぼありません。おおよそで次の工期が標準的です。
- 新規でサイトを制作する場合:1−3週間程度
- サイトをリニューアルする場合:5日〜10日
もっとも時間を要するのは下層ページを用意することです。固定ページが10ページあれば、それだけで3-5日程度はかかります。よって新しくサイトを立ち上げる場合は、企画からページ制作といったところに時間がとられるため、制作期間も長めになります。
一方で、サイトリニューアルの場合は、下層ページが既に存在するため、雛形に合わせて調整するだけ。制作期間は短くなります。
弊社がサイトリニューアルで制作した際の工期をご紹介します。
採用サイト
使用テーマ | ISSUE |
写真の用意 | 1日 |
文章の用意 | 4時間 |
管理画面の設定 | 5時間 |
チェック期間 | 1日 |
累計 | 4日 |
企業サイト
使用テーマ | GENESIS |
写真の用意 | 2日 |
文章の用意 | 1日 |
管理画面の設定 | 5時間 |
チェック期間 | 1日 |
累計 | 5日 |
TCDを使うと
コンテンツ制作に時間をかけられる。
良いサイトの定義は、良質なコンテンツが豊富にあることです。固定ページやブログなど、下層ページを充実させていくことが、良いサイトへの近道です。
サイトを運営開始してからも、コンテンツ制作は続きます。だから、もっとも時間をかけなければいけないものはコンテンツ制作です。
言い換えれば、TCDを使えば、外側のデザインや見せ方は雛形に任せられるので、あなたはコンテンツ制作に集中できます。
Webサイトは作って終わりではなく、その後いかに価値を上げていくかが重要になります。あなたの持つ知見・知識を優良コンテンツに変換して、資産となるサイトを作ってください。
第1回:トップページでやってはいけないこと
第2回:ヘッダーバーでやってはいけないこと
第3回:フッターでやってはいけないこと
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