WordPressサイトのリダイレクトやアクセス制限などが行える「.htaccess」。サーバー上に配置される重要な設定ファイルです。
編集するには、サーバーにFTPでアクセスする必要があります。
ただ、サーバーID・パスワードを入力してログインしたり、ファイルをダウンロードするのは少し手間です。そこで便利なのが、プラグイン「Htaccess File Editor」。
WordPressの管理画面から.htaccessを編集できるようになります。当記事で使い方をご紹介します。
「Htaccess File Editor」機能概要
機能はシンプルですが、痒い所に手が届く機能が魅力的です。
- 管理画面から.htaccessを編集できる
- 保存前にテスト可能
- テスト時にミスがあるとエラーを出してくれる
- 直前の内容(バックアップ)を復元できる
FTPでサーバーにアクセスして、「.htaccess」のバックアップをとって、編集してアップ。エラーが出ればやり直し。この一連の作業をぐっと効率化してくれるプラグインです。
プラグインのインストール
管理画面から「Htaccess File Editor」を検索してインストールするか、下のボタンからもダウンロード可能です。ファイルを wp-content/pluginsディレクトリにアップした後、管理画面から有効化してください。
プラグインのインストールにつきましてはこちらで詳しく解説しています。

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使い方
プラグインを有効化したら、「.htaccessファイルを編集する」というリンクから編集可能です。
次の画面が表示されます。
要は、「要は、編集ミスがあるとサイト復旧にFTPが必要になる場合があるので注意しましょう。」ということです。ちゃんとバックアップを取れば、安全に復旧できるということも書かれています。
ページを下にスクロールすると、.htaccessを編集できる画面が出てきます。
ここから編集可能ですが、用意されているオプション(下のボタン)が便利なのでそれぞれご紹介します。「Save Changes」を押すと編集が保存されるので、まずは以下の2種類のボタンを試してみましょう。
Test Before Saving
このボタンは、編集した内容を保存する前にテストできるボタンです。
試しに適当な文字を入れて「Test Before Saving」を押すと、以下のようなエラーを表示してくれます。
保存前に教えてくれるので、サイトが表示されなくなるトラブルを防いでくれます。
Restore Last Backup
最後に保存したバックアップを復元してくれるボタンです。
上記画面で赤いボタンを押せば、ワンタッチで復元してくれます。
一度も保存したことがないと、バックアップが無いので機能しませんが、何か試した後に元に戻したいときに便利です。
まとめ
管理画面から.htaccessを編集できるプラグイン「Htaccess File Editor」をご紹介しました。
FTP不要で直接編集でき、テストやバックアップ復元機能も使いやすいです。編集ミスによるトラブルを未然に防げるので、.htaccessを扱うときにぜひご活用ください。
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