WordPressプラグイン「Contact Form 7」をお使いの場合、こんなメッセージが表示されていませんか?

Contact Form 7に表示されるメッセージ

スパム対策として、reCAPTCHAを設定している方も多いと思いますが、無料枠を超過した場合、課金される可能性があるというものです。

Contact Form 7公式にも書いてある通り、Turnstileに切り替えを推奨されています。

というわけで今回は、Contact Form 7のスパム対策を無料の「Turnstile」に切り替える方法を解説します。

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Turnstileとは

Turnstileの公式ページ

Cloudflare(インターネットセキュリティを主とする企業)が提供するボットによる不正送信を防ぐサービスです。無料のスパム対策として使えますし、reCAPTCHAの代わりになります。

設定方法もかんたんなので、次の章で解説していきます。

reCAPTCHAからTurnstileへ切り替える方法

Turnstileの設定と切り替えは、次の3ステップでできます。

  1. Turnstileをセットアップ
  2. reCAPTCHAを解除する
  3. Contact Form 7でセットアップ

1. Turnstileをセットアップ

まずは、Cloudflareのページを開きます。

ダッシュボードの「お問い合わせ > インテグレーション」より下記画面を開いて、右上の「cloudflare.com」をクリックしてください。

TurnstileからCloudflareのページへリンクする箇所

次の画面が表示されるので、「Get started for free」ボタンを押します。

Cloudflareのスタート画面

次の画面でEmailとPasswordを設定して、「Sign up」を押します。

Cloudflareのサインイン画面

設定したメールアドレスに次のメールが届くので、「Verify your email」を押して認証してください。

Cloudflareの認証画面

認証すれば、Cloudflareのダッシュボードが開きます。

Cloudflareのダッシュボード

サイトのドメインを入力したら右の「Continue」で次に進みます。右上から言語を日本語にできますが、他の設定はデフォルトのままでOKです。

次の画面が表示されたら、「続行」を押す必要はありません。

Cloudflareのダッシュボード画面2

左上のロゴからホーム画面に移動します。

Cloudflareのダッシュボード(ホーム画面)

ホーム画面左側の「Turnstile」をクリックして「ウィジェットを追加」を押します。

Turnstileのウィジェット追加画面

上記箇所で、管理用の名前(サイト名など)とドメインを入力して「追加」します。

Turnstileウィジェットに管理名とドメインを入力

他の設定はデフォルトのまま、下部の「作成」を押せばOKです。

Turnstileのキーが表示されている画面

上記画面に以下の2つのキーが表示されますので、メモしておきましょう。

  • サイトキー
  • シークレットキー

ここまでで、Turnstileをセットアップが完了です。

2. reCAPTCHAを解除する

次に、現在有効化中のreCAPTCHAを解除しましょう。

このとき、一時的にフォームが送信できなくなる可能性が高いので注意して行いましょう。
ステップ3で、Turnstileのキーを登録すれば正常に送信できるようになります。

ダッシュボードの「お問い合わせ > インテグレーション」より下記画面から「インテグレーションのセットアップ」を押します。

reCAPTCHA解除画面

下記より「キーを削除」します。

reCAPTCHAのキー削除画面

これで、有効化していたreCAPTCHAが解除されます。

3. Contact Form 7でセットアップ

最後に、ステップ1でコピーした2つのキーを、Contact Form 7に貼り付けたら完了です。

ダッシュボードの「お問い合わせ > インテグレーション」より「Turnstile」の「インテグレーションをセットアップ」を押します。

Turnstileのインテグレーション画面

下記箇所に2つのキーをコピペしたら「変更を保存」します。

Turnstileのキーを登録して保存する箇所

次の画面が表示されたら、無事有効化されています。

Turnstileが有効化された画面

最後にフォーム内に[turnstile]を挿入してください。「送信ボタン」の直前あたりがいいです。

Turnstileのコードをフォーム内に挿入した例

上記コードを挿入し忘れると、エラーが発生して送信できないのでご注意ください。

これにて、サイト上に「Cloudflare」のウィジェットが表示されれば、設定完了です。

Turnstileウィジェットのフロント表示例

TCDのお問い合わせフォームに設置している例

デフォルト状態だと、左寄せに表示されてしまいますので、以下のようなCSSで中央配置に調整するのがおすすめです。

.cf-turnstile {
display: block;
text-align: center;
}

設定後は、必ずフォームが送信できるか確認しましょう。

Turnstileの場合、「このサイトは、reCAPTCHAによって保護されています。」的な文言は表示不要です。上記ウィジェットがその役割を担っています。

まとめ

Contact Form 7のスパム対策を「reCAPTCHA」→「Turnstile」に切り替える方法をご紹介しました。

流れを整理すると、以下のとおりです。

  1. Turnstileをセットアップ(キーを取得)
  2. reCAPTCHAを無効化
  3. Contact Form 7にキーを登録し、フォーム内に[turnstile]を挿入

reCAPTCHAは今後課金される可能性があるため、無料で確実にフォームを保護するならTurnstileへ切り替えておくのが安心です。

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