サイトやページにパスワードをかけて閲覧に制限をかけるBASIC認証ですが、設定したにもかかわらず、認証後のページが表示されることがあります。BASIC認証が正しく設定されていないか、cookie(クッキー)が残っていることが原因です。

cookieを削除する(orブラウザを閉じる)か、別のブラウザで開くことでBASIC認証がかかっていることを確認できますが、同じブラウザでサクッと確認できれば便利ですよね。

ということで今回は、もっとも簡単にBASIC認証をテスト(再表示)する方法をご紹介いたします。

URLのホスト名の前に「a@」をつけるだけ

ブラウザを閉じなくていいですし、cookieを削除する必要もありません。ログインしていた他のサイトからログアウトしてしまうこともなければ、たくさん開いていたタブを開き直す必要もないです。

例えば、当サイト(https://tcd-theme.com/)にBASIC認証をかけている場合は、下記のようなURLでアクセスします。

https://a@tcd-theme.com/

当サイトの場合ホスト名(「://」から最初の「/」までの間)にあたる部分は「tcd-theme.com」なので、その前に「a@」とつけてリロードするだけです。これで再度BASIC認証がかかり、ログインを求められます。
※当サイトには実際はBASIC認証はかかっていません。

「a@」というのはサンプルですが、「@」の前は文字列であれば何でもいいようです。

まとめ

サイトの管理者向けにはなりますが、BASIC認証を簡単にテスト(再表示)する方法をご紹介しました。

BASIC認証をかけるページやサイトは、会員登録や課金した一部のユーザーだけが閲覧できるように制限していることも多いと思います。誤ってすべてのユーザーに公開されないように、必ず正常にかかっているか確認しておきましょう。

今回ご紹介した方法が最も手軽にチェックできてお勧めです。