Macには、デフォルトで「日本語入力プログラム」が搭載されています。テキスト入力時に自動で変換候補が表示されるアレです。ただし、ヘビーユーザーにとっては変換候補がおかしくなることもしばしばあります。

予測変換候補を削除する方法は上記記事で解説していますが、当記事では予測変換機能(入力ソース)自体を変更する方法を解説いたします。元々搭載されている入力ソースである日本語入力プログラムを使わない場合、変更/削除しておくと便利です。

システム設定から削除/追加が可能

システム設定>キーボード>テキスト入力>「入力ソース」から削除可能です。画面上部のメニューバーから直接設定項目を開くこともできます。

設定箇所

ここから下記画面が開くので、対象の入力ソースにカーソルを合わせて「−」をクリックして削除可能です。

削除画面

逆に、入力ソースを追加する場合は、「+」を押して下記画面から任意の言語をクリックするとOKです。

追加画面

言語によっては、キーボードのレイアウトも選択できます。

入力ソースが削除できない場合は?

設定によっては、デフォルトの入力ソースを削除できない場合があります。

削除できない例

上記は「Google 日本語入力」をインストールしている例で、日本語の入力ソースが2種類ありますが、デフォルトの入力ソースを選択して「−」を押しても削除できないんですよね。

  • 日本語 – ローマ字入力 – (デフォルトの入力ソース)
  • ひらがな(Google)(「Google 日本語入力」の入力ソース)

この理由は、「日本語 – ローマ字入力 -」で英字も入力可能になっているからです(入力モードの「英字」にチェックが入っています)。

削除すると英字用の入力ソースが無くなってしまいますし、Macの仕様上、英字の入力ソースが最低1つは必要なようです。したがって、英字用の入力ソースを別で追加すれば解決できます。

「Google 日本語入力」の場合は、言語から英語を選択し「英数(Google)」を追加すればOKです。

英字ソース追加

これで削除可能になるので、結果的には下記のようになります。

不要な入力ソースを削除した例

これで余分な入力ソースを削除できました。

まとめ

デフォルトの「日本語入力プログラム」を削除しても復旧可能ですし、蓄積された予測変換候補が消えることもありません。

余分な入力ソースは削除して、あなたの用途にあったもののみをセットしておくことで、テキスト入力を効率化できます。日々の作業に影響を与える部分ですので、ぜひチェックしてみてください。

また、キーボードの反応速度を改善したい際は下記記事が参考になります。よろしければご覧ください。