WordPressにコメントがあると、通常は「管理者メールアドレス」に通知が届く仕組みになっています。

ただ、複数人でサイトを運営している場合は、「コメント対応は管理者以外の担当者に任せたい」といったケースもあるでしょう。

そこで当記事では、コメント通知を特定のメールアドレスに送る方法をご紹介します。

WordPressテーマ「GLUE」
WordPressテーマ「GLUE」
無料で高機能なWordPressテーマが手に入る。

通知を振り分けるメリット

WordPressのコメント通知は、初期設定では「管理者メールアドレス」のみに届く仕様です。これをカスタマイズすることで、次のようなメリットが得られます。

  • 管理者は更新作業に集中できる
  • コメント対応を分担できる
  • 外部サポートとの連携が容易になる

「誰に通知が届くか」をコントロールできれば、コメント返信漏れなども防止でき、スムーズなサイト運営が可能になります。

functions.phpを編集して実現する

WordPressには、コメント通知の送信先をカスタマイズできるフィルターフックが用意されています。

コメント通知を特定のメールアドレスに送りたいだけなら、functions.phpに以下のコードを追加するだけでOKです。

add_filter( 'comment_notification_recipients', 'custom_comment_notification_recipients', 10, 2 );
function custom_comment_notification_recipients( $emails, $comment_id ) {
    return array( 'support@example.com' ); // 通知を送信したいアドレスに変更
}
※初心者の方は、functions.phpではなく、「Code Snippets」などのプラグインを使って追加するのが安心です。

複数の宛先に通知したい場合は?

複数人に通知を送りたい場合は、このような配列形式でメールアドレスを書いておけばOKです。

return array( 'team-a@example.com', 'team-b@example.com' );

コメント通知の設計を見直してみよう

WordPressのコメント通知を特定のメールアドレスに送る方法をご紹介しました。

初期状態では「管理者メールアドレス」宛のみに送られますが、運用体制によっては、通知先を分けるのもありです。数行のコードをfunctions.phpに追加するだけで、業務効率や対応の確実性がアップします。

チーム構成や運用体制に合わせて、最適な通知フローを構築してみてください。

コメントに関連する記事

世界最高品質のデザインの
WordPressテーマ集
WordPressテーマ「ISSUE」
WordPressテーマ「ISSUE」
人材不足を解決する求人採用サイトを。
WordPressテーマ「SEEED」
WordPressテーマ「SEEED」
Webサービスを販売するLP型テーマ。
WordPressテーマ「GENESIS」
WordPressテーマ「GENESIS」
スタイリッシュな企業サイトの決定版。
WordPressテーマ「SOLARIS」
WordPressテーマ「SOLARIS」
一流の企業のための一流の企業サイトを。