WordPressには、管理者メールアドレスというものが存在します。最初にWordPress環境をつくった際に、登録するメールアドレスです。
通常、このメールアドレスを変更するには、新しいメールで承認が必要になります。
ただ、クライアントワークやテスト環境などで仮のメールアドレスを登録している場合、次のような問題が発生しがちです。
「クライアント側の承認待ち。」
「承認メールを受信できない。」
そこで便利なのが「Change Admin Email」というプラグイン。承認メールを待たずに管理者メールアドレスを即時変更できます。
Change Admin Emailの機能概要
機能はシンプルで、管理者メールを即時変更できるようになるのみです。
- WordPressの承認メールをスキップして管理者メールを即時変更
- 操作はダッシュボードの「設定 > 一般」から通常通り行える
- 管理者権限があれば特別な設定は不要
承認メールが届かない・クライアント対応を待たなければならないといった手間を省けるプラグインです。
プラグインのインストール

管理画面から「Change Admin Email」を検索してインストールするか、下のボタンからもダウンロード可能です。プラグインファイルを wp-content/pluginsディレクトリにアップした後、管理画面から有効化してください。
プラグインのインストールにつきましてはこちらで詳しく解説しています。
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使い方
プラグインを有効化するとすぐ使えます。設定画面の構成はWordPress標準と変わらないため、特別な操作は不要です。
WordPressのダッシュボードの「設定 > 一般」を開いてください。「管理者メールアドレス」の箇所を確認すると、次のように表示されます。

Change Admin Email有効化後の管理者メールアドレス変更箇所
ここで通常通り、任意のメールアドレスを登録すれば、承認無しで保存できるようになります。
親切に「Test Email」というボタンが用意されているので、そこから送信テストも行えます。
次のようなメールが届けばOKです。

管理者メールアドレス変更後に送信したテストメール
まとめ
至ってシンプルなプラグインですが、クライアントワークやテスト環境設定時など、メール承認を待つ手間を省けて便利です。管理者権限を持つ方なら安全に利用できるので、WordPressのメール承認まわりで困ったときに覚えておくと役立つと思います。
管理者メールアドレスの変更が済んだら、このプラグインは削除して問題ないです。
一時的な操作に便利なプラグイン
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