Googleの検索結果に、商品画像や★評価などのレビューが表示されることがありますよね?

他にも、FAQ(よくある質問)が検索結果に出る場合もあります。これらを「リッチリザルト」と呼びます。クリック率向上やユーザー満足度アップにつながる便利な機能です。

当記事では、このリッチリザルトの仕組みついてご紹介します。

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リッチリザルトとは?

「スニーカー」と検索したときのリッチリザルトの例

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リッチリザルトは、検索結果に追加情報を表示する仕組みです。

たとえば、商品画像、★評価、お店の口コミ、FAQなどが検索結果に表示される場合がこれにあたります。

種類

リッチリザルトにはさまざまな種類があります。代表的なものは次の通りです。
※公式の名称ではありませんが、種類別に分けた例です。

種類 表示される内容 ポイント
商品リッチリザルト 商品画像、価格、レビュー ECサイト向け。レビューがあるとクリック率向上
レシピリッチリザルト 調理時間、カロリー、評価 料理系サイト向け。評価はCTR向上に有効
FAQリッチリザルト よくある質問と回答 検索結果で疑問を即解決できる
動画リッチリザルト サムネイル、再生時間 動画コンテンツ向け。サムネイルが目立つ
イベントリッチリザルト 開催日時、場所、チケット情報など イベント告知向け。情報が正確であることが重要

サイトによって表示されるリッチリザルトは異なります。

メリット

リッチリザルトを表示させると、検索結果の中で目立ちやすくなります。

なにより大きなメリットは、ユーザーがクリックする前に情報を確認できる点です。

たとえば、ECサイトでは商品画像や価格が表示されることで、他サイトと比較しやすくなります。レシピページの★評価やFAQ(よくある質問)も、クリック率の向上やユーザーの疑問解消に大きく貢献します。

仕組み

リッチリザルトは、Googleがページの構造化データを解析することで、検索結果に表示されます。

構造化データとは、検索エンジンに「これは商品名」「これは価格」「これは評価」などと示すための情報です。

なお構造化データがなくても、ページ内容が解析されてリッチリザルトのように表示される場合がありますが、正確性や表示される可能性は低くなります。

PAA(People Also Ask)も、リッチリザルトと同じく検索結果で追加情報を表示する仕組みのひとつです。

リッチリザルトを設定する方法

リッチリザルトを設定するには、ページや投稿に構造化データを追加する必要があります。基本的な流れは以下のとおりです。

  1. ページの種類に応じた構造化データを決める(商品、レシピ、FAQなど)
  2. JSON-LD形式で構造化データをページに追加する
  3. Googleリッチリザルトテストで設定が正しいか確認する

WordPressサイトの場合は、次のようなプラグインを使うと、かんたんに設定可能です。

初心者でもコード不要でリッチリザルトを導入できます。

リッチリザルトを確認する方法

Googleのリッチリザルトテスト

リッチリザルトテスト

自分のサイトでリッチリザルトが正しく表示されるか確認するには、Googleが提供する「リッチリザルトテスト」を使うのが便利です。

テスト方法は、確認したいページのURLを入力して「URLをテスト」するだけです。

正しく構造化データが設定されていれば、商品画像やレビュー、FAQなどの情報が表示され、エラーがあれば具体的に指摘されます。

ポイント
構造化データを設定しても、必ずしもリッチリザルトに表示されるとは限らない
 →ページ品質や検索意図も考慮されるため
・ページがインデックスされていなくてもテストは可能
・エラーや警告は表示されるリッチリザルトに影響するので要チェック
・WordPressの場合は、プラグインで設定した構造化データも同様に確認可能

まとめ

Googleの検索結果に表示されるリッチリザルトについてご紹介しました。

リッチリザルトとは、検索結果に画像や★評価、FAQなどの追加情報を表示する仕組みです。目立つことでクリック率やユーザー満足度の向上につながります。

WordPressサイトでは、プラグインを使って構造化データを設定し、「リッチリザルトテスト」で正しく認識されているか確認しておくと安心です。

検索結果に必ず反映されるわけではありませんが、SEOやユーザー体験の向上に役立つため、設定しておく価値はあります。

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