近年、あらゆる製品・サービスで「サブスクリプションモデル」が当たり前になりつつあります。
- 月額制のWebサイト
- 使い放題のテンプレート
- 解約すると使えなくなるデザイン資産
こうした流れの中で、私たちTCDにも、
「なぜTCDはサブスクにしないのか?」
という質問をいただくことがあります。
今回は、その理由を公式として正直にお話しします。
サブスク化しない理由は「できない」からではない
15年間で120以上のWordPressテーマを開発
まず最初にお伝えしておきたいのは、
TCDは、サブスク化しようと思えばいつでもできる
ということです。
技術的にも、ビジネス的にも、市場的にもサブスクモデルは十分に成立します。
それでも私たちが踏み切らないのは、「TCDの価値と相性が良くない」と判断しているからです。
理由1:Webサイトは「使い続けるもの」だから
サブスクモデルは、本質的にこういう前提があります。
- 使い続けなければ価値が出ない
- 支払いを止めた瞬間に価値が失われる
しかし、Webサイトは違います。
- 一度作ったら、何年も使われる
- 更新頻度が低くても、価値を持ち続ける
- 「完成した状態」で存在し続けることに意味がある
TCDテーマは、「常に触り続けるツール」ではなく「土台」です。
その土台が、支払いを止めたら使えなくなる(表示に制限がかかる)状態は、ユーザーにとって不自然だと考えています。
理由2:「所有できる安心感」を重視している
TCDテーマは、購入した時点で、
- 自分のものとして
- 自分のサイトに
- 自分のペースで
使い続けることができます。これは、意外と大きな価値です。
サブスクモデルでは、いつ仕様が変わるかわからない、将来の価格改定が不安、サービス終了リスクがあるといった 「見えない不安」 がつきまといます。
私たちは、Webサイトは、安心して“置いておける存在”であるべきだと考えています。
理由3:支払いコストが“積み上がっていく”から
サブスクリプションは、毎月の支払いが小さく見える反面、長期的にはコストが積み上がっていきます。
Webサイトは、商いの寿命の長さだけ使われるものです。その期間、使っている・使っていないに関わらず支払いが発生し続ける構造は、多くのユーザーにとって合理的とは言えません。
TCDは、「支払い続けること」ではなく「使い続けられること」に価値を置いています。
将来も、絶対にサブスク化しないのか?
正直に言えば、将来について「絶対」はありません。
TCDがサブスクを導入する可能性は十分にあります。なぜなら、開発費が重たい製品ほど、サブスクでなければ成立しにくい現実があるためです。
ただし、もしTCDがサブスクを導入するとすれば、「既存ユーザーの資産を奪わない」形でなければなりません。
最後に:選ばれ続ける理由でありたい
TCDは、解約されない仕組みや囲い込むモデルよりも、「必要なときに、また選ばれる存在」であることを目指しています。
これらを総合的に考えた結果、今の形が最もユーザーにとって自然だと判断しています。
TCDは、「解約されにくい仕組み」よりも、必要なときに、また選ばれる存在でありたいと考えています。なぜなら、私たちはユーザーを信頼しているからです。







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