2018/7/31*記事を更新しました。
サイトを大幅に修正する時や、開設してもまだ公開したくないときにメンテナンス中にしておきたい時はありますよね。そんな時に管理画面にあるボタンを押すだけで簡単にメンテナンス画面にしてくれるプラグインが今回ご紹介する「WP Maintenance Mode」です。
ちなみに、管理者ユーザーでログインしている状態では、自分のWebサイトにアクセスしても、メンテナンス中のメッセージ画面は表示されません。管理者ユーザーの自分自身には、メンテナンス中の画面が表示されないので、リニューアル作業の妨げになることはありません。
「WP Maintenance Mode」のインストール
管理画面から「WP Maintenance Mode」を検索してインストールして下さい。
もしくは、下記からプラグインをダウンロードできます。wp-content/pluginsディレクトリにアップロードして下さい。プラグインの詳細なインストール方法につきましてはこちらのページからご覧頂けます。
インストール後、管理画面の【プラグイン】より【WPMaintenanceMode】を有効化してください。
プラグインの使い方
WordPress管理画面の左メニュー【設定】→【WP Maintenance Mode】ページを開きます。
メンテナンス表示の有効化
プラグインを有効化した状態のままでは、メンテナンス中のメッセージは表示されません。
表示をまずは有効化して利用しましょう。
設定項目は沢山ありますが、基本的に変更の必要はありません。
メンテナンス表示を有効化
【一般】→【状態】→【有効化】
変更したら設定を保存しましょう。
文言を好きな内容に変更
タブを【デザイン】に切り替えます。
- タイトル(HTML タグ):サイトタイトルの変更
- 見出し:ページ上部に大きい太字の文字を表示
- テキスト:見出し下部に文章を表示。HTMLの記述やショートコードも記述可能
また、背景画像の設定なども可能です。
- 背景の種類を選択:カラー変更や背景を変更
変更したら設定を保存しましょう。
カウントダウンやSNSリンクの設定
タブを【モジュール】に切り替えます。
修正完了までのカウントダウンの設定
SNSへのリンク
問い合わせの設定
Google Analyticsの設定など行うことができます。
その他にも、ManageBotやGDPR対応の設定を行えます。
Manage Botの設定
タブを【Manage Bot】に切り替えます。
管理人の代わりに応答してくれるBotの設定を行えます。
使用する場合は【状態】を【有効化】にしましょう。
Bot Name:Botの名前
Upload avatar:Botのアバター画像の設定
Massage:返答メッセージの設定
設定した場合は、変更を保存しましょう。
GDPR対応
EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)へ対応するための設定です。
設定完了したメンテナンス画面はこのように表示されます。
メンテナンスモードの停止
メンテナンスが終了したら、必ず「メンテナンスモードの停止」を行って下さい。終了日時を設定していても、自動的に停止されないので注意しましょう。
WordPressのテーマやデータベース等を修正しているときは、Webサイトを閲覧可能状態にしておくと、一般ユーザーに不完全なサイトを見せてしまうことになります。メンテナンスをしたい時には「WP Maintenance Mode」がかなり役に立ちそうですね!
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