Google広告(旧Adwords)では広告のインプレッションからクリック、コンバージョンまで詳細に計測できますが、Googleのアクセス解析ツールであるGoogleAnalyticsをリンクするとより多くの情報をGoogle広告側に提供でき、広告の最適化に繋がります。
それでは連携方法を順を追って解説します。
GoogleAnalytics側の設定
Google広告とGoogleAnalyticsが同じアカウントで運用されている場合はAnalytics側の操作は不要です。Google広告側の設定に進んでください。
ここで解説するのは、別アカウントで運用している場合の設定方法です。別アカウントの場合は、Analyticsと広告の両方で設定が必要なのです。
GoogleAnalyticsにログインし、リンクさせたい解析を選択した状態で、左下の歯車アイコン(管理)→「アカウントユーザーの管理」に進みます。
「+」アイコンをクリックし、「ユーザーを追加」
メールアドレスと権限を設定し「追加」ボタンをクリックします。
これでAnalytics側の設定は完了です。次にGoogle広告側の設定に移動します。
Google広告側の設定
Google広告にログインし、右上の「ツールと設定」→「リンクアカウント」をクリック。
Googleアナリティクスの「詳細」をクリック。
連携させたいアクセス解析の「リンク」をクリック。
データのインポートをオンにして、「保存」する。
以上ですべての設定が完了です。両サービスが連携するのを待ちましょう。こちらのヘルプもヒントになります。
・Google アナリティクスと Google 広告アカウントをリンクする – Google 広告 ヘルプ
https://support.google.com/google-ads/answer/1704341?hl=ja
連携後、自動的に広告の最適化が始まる
2つのサービスを連携すると、Google広告では取得できない情報を集めることができ、それが広告の最適化に使われます。例えば、検索エンジンやSNS、その他外部サイト経由のアクセス情報を広告側で運用できます。また、広告を出しているサイトだけでなく、他の運営サイトのアクセス解析情報もリンクさせることが可能です。
リンクすれば後は自動的に最適化が始まるため、特に何かする必要はありません。Google様、神ですね。
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