どんなジャンルのサイトでもサイト内検索フォームは必要です。
理由はユーザーが利用するからです。サイト内検索がないと、ユーザーは自分が探したい情報にたどり着くことができません。
コアなインターネットユーザーほどサイト内検索を利用しますので、できれば全ページに設置しておく必要があります。
サイト内検索の役割
サイト内検索の役割は次のようなものです。
- ユーザーとコンテンツを繋ぐ導線
- ユーザービリティ向上
- ページビューとリピート率向上
逆にサイト内検索を設置しないことのデメリットを考えてみましょう。「この情報を探している」と明確に知りたいことがわかっているユーザーからすれば、苛立ちさえ覚えます。サイト内をページネーションで探っていくか、Google検索で「ドメイン名+キーワード」で検索するしかないのですから。
WordPressのサイト内検索を強化する方法
サイト内検索をさらに充実させるためのWordPressプラグインをご紹介します。
特定のページを検索結果から除外
特定のページをサイト内検索から除外するWordPressプラグイン「Search Exclude」。WordPressのサイト内検索は投稿・固定・カスタム投稿タイプなどあらゆるページが同じ検索結果に表示されるため、色んなタイプのページがヒットすると、ユーザーが見づらくなってしまいます。
そのため、「Search Exclude」は検索結果の精度を上げるのに役立つかもしれません。

運営しているサイトのコンテンツが多くなってくると、訪れたユーザーはサイト内検索を活用して、目的のページへとアクセスするようになります。 ただそういう時って、運営者側が意図していないページまで表示されてしまうことがあるんです。 例えば、一時的に制作したキャンペーンページや、商品やサービス購...
検索されたキーワードと検索数を記録
WordPressプラグイン「Search Meter」をインストールすると、サイト内検索されたキーワードとその検索数を記録し、管理画面で閲覧できるようになります。あなたのサイトに訪問するユーザーの需要分析に役立ちます。

2020/07/19 追記:解説を最新版にアップデートしました。 WordPressのサイトで訪問者がサイト内検索を使ってどういうキーワードで検索したかを知ることができるプラグイン「Search Meter」をご紹介します。 検索されたキーワードを知ることで、どういう内容の記事に需要があ...
検索候補を表示する
サイト検索で検索候補を表示するインスタント検索ができるWordPressプラグイン「WP Search with Algolia」。Google検索のようなことができます。

デフォルトのWordPressのサイト内検索機能は、正確な文字入力をしないと検索結果が表示されません。 たとえば、「WordPress」と英単語で検索すると、カタカナの「ワードプレス」が出てこなかったり、関連するキーワードまで正確に入力する必要がある為、ページ量が膨大だと目的のページを探すのも...
Google検索
これはWordPressプラグインではありませんが、WordPressのデフォルトのサイト検索をGoogle検索に変更することも可能です。Googleアドセンスのアカウントを所有していれば利用可能です。
Googleの高度な検索技術がそのままサイト内検索に利用できることと、検索結果に出た広告がクリックされるとアドセンスの報酬にもなるというメリットがあります。
デメリットは、検索結果が上のスクショのような体裁になることです。TCDテーマにGoogle検索を導入する方法は下記記事を参考にご覧ください。

TCDテーマは、管理画面からGoogleカスタム検索IDを設定するだけで、サイト内検索にGoogleカスタム検索エンジンを利用できます。(一部対応していないテーマもあります。) 当記事では、Googleカスタム検索の特徴とIDの取得〜設定方法を解説していきます。 Googleカスタム検索とは...
まとめ
サイト内検索は、開発者やクリエイター側の目線でいくと、「邪魔なもの」という認識でいる人が少なくないです。しかし、マーケティング的に言えば「必須のもの」です。
もし、あなたのサイトにサイト内検索がなければ設置するようにしましょう。
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