会員制サイトは設計が複雑になりがちです。
会員と非会員で閲覧できるコンテンツに差別化が必要な上、いかに会員登録に誘導するか。登録された会員をどのように管理するか。という点においても緻密な設計が必要だからです。
そこで開発されたのが、WordPressテーマ「SHIPS」になります。個人でも会員制サイトを運営できるテンプレートです。当記事でSHIPSの機能概要をご紹介いたします。
目次
WordPressテーマ「SHIPS」の機能概要
WordPressテーマ「SHIPS」は、上記のようなサイドバーをレイアウトしたデザインが特徴的で、会員制サイトに必要な機能がワンパッケージ化されたテーマです。主な機能は次の通りです。
- 会員登録フォーム
- 会員登録時のメール認証
- ユーザーに自動配信するメール設定
- 会員情報のエクスポート機能
- 会員ごとのマイページ
- 会員限定コンテンツ
- 会員登録へとつながる導線
以下でそれぞれ解説いたします。
会員管理システム
まずは、根幹である会員管理システムについて絞ってご紹介いたします。任意の箇所に会員登録フォームを表示したり、スパムや不正な登録を防ぐメール認証を設定できる仕様です。
会員登録フォーム
上記のようにポップアップ表示される会員登録フォームの他、会員限定コンテンツ内に表示されるフォーム、ショートコードで設置できるフォームがあります。
メール認証設定
会員登録時に上記のようなメール認証を実施できます。一旦仮登録されたメールアドレス宛に認証メールを送信し、ユーザー側で操作を求めることで、スパムやいたずらを防止する仕様です。
メール受信/利用規約設定
「このサイトからメールを受け取る」というチェックボックスを設置できます。メールを受信したくないユーザーに無闇に通知を送らずに済みます。逆にチェックが入っているユーザーに対してのみ、メルマガなどでアプローチする運用方法もアリです。
また、同箇所に「利用規約」に同意してもらうためのチェックボックスも表示可能です。チェックを入れない限り、会員登録できない仕様です。テキストは任意に変更可能で、リンクも設置できます。
メールテンプレート
下記の自動配信テンプレートをそれぞれ登録可能です。
- 仮登録完了メール
- 登録完了メール
- パスワードの再発行メール
- 退会メール
デフォルト値が入力されているので、少しの編集ですぐにお使いいただけます。
会員制サイトには必須の仕様です。
会員情報のエクスポート
登録されている会員情報は、ワンタッチでCSV形式でエクスポートできます。アカウント名、メールアドレス、メール受信設定を含んだデータを出力できるので、ユーザーにダイレクトにアプローチをかける際に活用できます。
会員様だけができること
会員登録したユーザーは、会員限定のコンテンツ(ブログ投稿や固定ページで個別設定可)を閲覧可能です。
また、会員ごとに付与されるマイページで次の操作も可能になります。
- 会員限定のお知らせ
- 会員限定記事/固定ページの閲覧
- 記事のブックマーク(お気に入り)
- アカウント情報の変更
会員限定のお知らせ
マイページ内にのみ表示される「会員限定のお知らせ」を閲覧可能です。新しい投稿が更新されると、「メール受信設定」にチェックが入っているユーザーに自動で通知が送信されます。
会員限定記事/固定ページ
マイページ内では、会員限定記事やページをまとめて表示できます。アーカイブページからも閲覧可能ですが、ここから効率的に閲覧可能です。
記事のブックマーク(お気に入り)
あとで読みたい記事などをブックマーク(お気に入り)に追加できます。
記事一覧でハートマークをクリック(タップ)するだけです。
>>デモサイトで試してみる
アカウント情報の変更
アカウント名、メールアドレス、メールの受信設定、パスワードなどをユーザー側で変更可能です。変更したユーザーにはメールで通知されます。
つくれるコンテンツの種類
会員制サイトでは質の良いコンテンツを量産し、ユーザーに的確に届けることが重要です。SHIPSにはユーザーのニーズを満たすためのコンテンツが豊富に用意されており、スムーズな会員登録を促します。
ブログ(投稿)
コンテンツを充実させることが重要ですが、記事ごとに任意で会員限定記事に設定できます。
上記のようにコンテンツの一部を非表示にして、会員登録フォーム(CTA)を設置可能です。
>>デモページを見る
お知らせ
通常の投稿とは異なる性質を持つコンテンツに最適です。アーカイブページでワンタッチでソート表示できる仕様です。こちらに会員限定記事のオプションはありません。
FAQ(よくある質問)
よくある質問をまとめられます。こちらもカテゴリーでソート表示可能です。会員になるメリットや疑問点を一問一答式で解消できます。
会員様の声
ユーザーの感想を掲載するのに最適です。テキストと写真をセットして使える仕様です。ユーザーの声は何よりも信頼度の高いコンテンツです。
会員限定のお知らせ
先述したように、会員のマイページ内にのみ表示されるコンテンツを作成できます。ここで会員限定のコンテンツを配信したり、特別なリンクを設置するようにご活用可能です。
固定ページ
自由度の高い固定ページを作成可能です。2カラムデザインのほか、ワンカラムのLPもつくれます。ヘッダーやフッターを無くしたり、コンテンツ幅も選択可能です。
- デフォルトの固定ページサンプル1(ヘッダー画像無し)
- デフォルトの固定ページサンプル2(ヘッダー画像有り/デザイン済みのアバウトページ)
- LPサンプル1(ヘッダーメッセージ有りのLP)
- LPサンプル2(フッター無しLP)
- LPサンプル3(コンテンツ幅広い/会員限定LP)
また、上記LPサンプル3のように固定ページも会員限定コンテンツに設定可能です。個別ページを会員限定にして運用することも可能なわけです。
サイドバーコンテンツ
常時表示されるサイドバーには、グローバルメニューを表示する仕様ですが、その下部にはWordPressに搭載されている任意のウィジェットを設置可能です。
上記のようにオリジナルのバナーをセットするのもアリですね。
SHIPSに搭載されている高機能な記事一覧ウィジェットもぜひご活用ください。
>>「新着・おすすめ・アクセス数・いいね数順、見せ方を選べる「カスタムできる記事一覧」
ひとつのウィジェットで記事をさまざまな角度から訴求可能です。タブ記事一覧タイプであれば、二種類の記事群も設定可能です。
会員制サイトつくるならWordPressテーマ「SHIPS」
WordPressテーマ「SHIPS」の機能概要をご紹介いたしました。
- 高度な会員管理機能
- 会員/非会員での機能の差別化
- 会員制サイトに最適なコンテンツ
上記それぞれが相互に作用し、優れた会員制サイトに仕上がります。
会員制サイトを一から制作するには複雑な設計が必要ですので、ぜひSHIPSをご活用ください。
会員制システムを搭載したWordPressテーマは他にもあります。いずれも会員登録・マイページ機能を実装しているので、メルマガ読者を増やすのに役立ちます。
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