プラグインはWordPressサイトの機能をあらゆる面で拡張してくれます。しかし、サイトを長期間運営しているとプラグインが増え過ぎてしまう問題があるんですよね。

特に複数人で運営しているサイトでは、誰が何のために導入したプラグインかわからないことがあります。
無効化や削除がしづらく、未使用なのにインストールされたまま、ということも少なくないです。

実際に当サイトでも不要なプラグインが残っていました。

そこで今回は、プラグイン一覧の管理画面にメモを残せるプラグインをご紹介いたします。地味ですが、管理しやすくなって便利です。

「Plugin Notes Plus」の機能概要

機能はいたってシンプルです。プラグインの管理画面に次のようなメモを残せるカラムが追加されます。

有効化後のイメージ

具体的には次のことができます。

  • 7種のアイコンで使い分けられる
  • メモを残したユーザー名と更新日が記載される
  • メモ内にリンクタグ(aタグ)を設定できる

プラグインのインストール

管理画面から「Plugin Notes Plus」を検索してインストールするか、下記ボタンからもダウンロード可能です。ファイルを wp-content/pluginsディレクトリにアップした後、管理画面から有効化してください。

プラグイン「Plugin Notes Plus」

Plugin Notes Plus

プラグインのインストールにつきましてはこちらで詳しく解説しています。

「Plugin Notes Plus」の使い方

「Plugin Notes Plus」を有効化したら、管理画面にメモ用のカラムが追加されます。

有効化後のイメージ

ここに任意のメモを残しておけるシンプルな機能ですが、7種のアイコンを使えたり、更新日が残るのは便利な点です。

7種類のアイコン

次の7種類を使えて、アイコンによっては色付きのものもあります。

Plugin Notesで使えるアイコンの一覧

各種アイコンを使い分けられるので、用途別のメモを残すのに便利です。

例えば、

  • 通常のメモ書き→「メモ」
  • 重要事項→「警告」
  • プラグインのAPIキーをメモ→「キー」

のような感じですね。

ユーザー名と更新日

メモを残すと、自動的にユーザー名と日付が残る仕様です。

ユーザー名と更新日の表示イメージ

誰がいつ残したメモなのか、すぐわかるので便利です。メモは複数残すことも可能なので、別の管理者がコメントするように使うこともできます。

メモ内に残せるリンク

メモ内にはリンクも設置可能です。次のようなリンクテキスト(aタグ)を残せます。

WooCommerceの初期設定

プラグインの設定に関するページなどにリンクしておくと、ご自身で後日確認した際はもちろん、別の管理者が閲覧した際にも管理しやすくなります。

まとめ:増え過ぎたプラグインの管理に便利

プラグイン一覧の管理画面にメモを残せる「Plugin Notes Plus」をご紹介いたしました。

プラグインが増えすぎると保守・管理も大変です。一時的にだけ必要なプラグインもありますし、途中でプラグインを代替することもあります。プラグインの数はできる限り少ない方がいいですが、都度メモを残しておくと整理しやすくなるので、ぜひご活用ください。