2023年6月25日、国内の多数のGoogleアドセンスユーザーに広告制限がかかる事例が発生しました。一体何が起きたのでしょう。

原因や対策について振り返っていきたいと思います。

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広告制限の内容

6月25〜26日にかけて、該当するアドセンスユーザーに対し、一斉にGoogleから下記のメッセージが届いたようです。

お客様の AdSense アカウントで無効なトラフィックが検出されました。Google ではお客様のアカウントでの広告配信を制限いたしました。今後もサイトのトラフィックは継続的にモニタリングされ、配信制限は Google 側で自動的に見直しおよび更新されます。

違反対象となるサイトには広告が表示できなくなります。しかし、アカウントが停止になったわけではないので、これまで得た収益が消えることはありません。基本的には、やれるべき改善・対策を行い、後は解除されるまで寝て待つしかありません。

ツイッターの反応

AdSenseコミュニティの反応

AdSenseヘルプサイトのコミュニティでも広告制限に関する質問が殺到し、運営側がスレッドの整理に入る始末。

>> 「広告配信が制限されました」について – Google AdSense コミュニティ

原因と対策

広告制限が起こった要因は「無効なトラフィック(アクセス)の検出」によるもの。
Google側の定義によると、無効なトラフィックとは下記の通り。

  • サイト運営者様が、ご自身のライブ広告をクリックしてクリック数やインプレッション数を増やすこと
  • 1人以上のユーザーが繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増やすこと
  • サイト運営者様がご自身の広告でのクリックを誘導すること(例: 広告をクリックするようユーザーを誘導するあらゆる言葉、大量の偶発的クリックを誘発する広告掲載など)
  • 自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボット、その他の不正な行為を行うソフトウェア

出典: 無効なトラフィックの定義 – Google AdSense ヘルプ

今回の広告制限騒動を見ると、「自クリックもクリック誘導もしていない」という声が大半でした。そのため、アドセンス狩りが疑われるのもわかります。

ですが、多数のアドセンスユーザーに一斉に制限が入っている状況から、アドセンス狩りの可能性は低いと思われます。Google側で違反の検知方法に何らかの変更が加えられた可能性の方が現実的でしょう。

コミュニティでは下記のガイドを提示されています。

  • ご自身で記事のプレビュー等の際に広告を表示していないか
  • ツイッターやインスタ等で宣伝していないか
  • 家族や友人知人等で閲覧したりクリック等をしていないか
  • 広告を強調したり矢印等で指し示していないか
  • ブログ村やブログランキング等を指してクリックを誘導していないか
  • 他のページを見させるような文言が入っていないか

また、大量の偶発的クリックを誘発する広告掲載が疑われている可能性もなきにしもあらずです。誤ってクリックしかねない位置に広告を掲載している個人ブログは実際問題として少なくありません。

Googleアドセンスは2016年までは広告は1ページあたり3つまでしか表示できませんでした。それ以降、無制限に広告を設置できるよう規約が変更されたため、誌面に占める広告の割合も劇的に増えていきました。

広告制限措置の原因として、よく挙げられるのがトラフィックの質の改善です。しかし、広告の適正な設置数のや誤クリック対策も同時に考えておいた方がいいでしょうね。

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